"Kiyohide Nomura" <knomura@maya.phys.kyushu-u.ac.jp> wrote in message
news:5f1xvexqkn.fsf@maya.phys.kyushu-u.ac.jp...
> >  特許にはならないでしょう。公知の技術、およびその組み合わせで
> >  容易に実現できる(コストを無視すれば)ものでしかありませんから。
>
> 公知の技術の組み合わせで新しい応用を開発したなら、特許に値するでしょう。

 単なる組み合わせでは、特許にはなりません。
 そこに新規性や進歩性がなければダメです。

> 問題は、
> 「容易に実現できる」
> ということを特許庁の役人に納得させることです。そのためには技術的検討の
> 資料がいるでしょう。

 「容易に実現できる」事は特許の必要条件ではありません。
 実現できなければペケですが。

> # 特許庁の役人には物理を勉強した人々もいますから。
> # fj.* で書き散らすのとはわけが違います。
> 高速で移動する多数の衛星同士の精密な時刻合わせを、それも軌道の誤差測定
> (月、太陽風などによる摂動あり)と並行して限られた時間内でやらなくては
> なりません。

 それが出来なければ、GPSでもダメですね。
 軌道の誤差を求めて、制御局側から信号を送っている以上、
 同程度の位置測定と信号制御の精密さが要求されます。

> >  また、GPSで実現できている以上、他の手段で実現できるようにした
> >  からといって、よほどのメリットがない限り、特許とは認められないでしょ
う。
>
> 特許庁はすでに他の特許と重なってないか、また技術的実現性を確認するので
> あって、経済性に関しては議論する必要はないでしょう。実際、特許をとって
> も大多数は経済的に実現されずに終っています。

 特許明細書を書いた事がない人にはわからないでしょうが、
 その発明によって得られる経済的効果等はきっちり書かないと
 まず特許にはなりません。

> ところで、yam さんの
> 「うちの原子時計以外はバッタもんだ」
> という書き込みの解説まだいただいてませんが?

 それがなにか?