中川@つくば です

fj.sci.physicsは復活させました。

yam wrote:
> 
> "Ishikawa" <ishikawa@yk.rim.or.jp> wrote in message
> news:3F35D094.B9D29380@yk.rim.or.jp...
> > もともとは fj.soc.politics からの議論のようですが、
> 
>  というか
> 
> >  - science の研究に税金を注ぎ込むこと

scienceというか自然科学が重要であることには、
「重要」の程度を別にすれば、yamさんも異議はないでしょうけれども
どの程度に重要かについて、つまりどの程度の税金が適当かについて
野村さんたちと大きく食い違っているようです。

私としては、若干yamさんの肩も持ちたくなります。

例えば、

「基礎科学は科学技術の発展に欠かせない」

これはある意味真実でしょう。

「GPS等にも、一般相対性論の知識は使われている」

これも正しい。でも

「一般相対性論が知られていなければGPSは実用化できなかった」

と主張すれば、ほぼ100%間違っています。
実際には、一般相対論が知られていなくても、
GPS実用化には全くと言ってよいほどの障害にしかなりません。

この主張は、量子力学が鉄鋼産業での黒体輻射の問題と
密接に絡んでいるからと言って、
量子力学が完成しなければ、鉄鋼産業の発展はあり得なかった
というのと同じです。

基礎科学が重要であり、
基礎科学と技術は密接に絡んでいるからと言って、
技術の発展に基礎科学が必須なわけとは限らない、
そういう複雑な関係なのだと思います。

それなのに、あまりにもナイーブな基礎科学重要論が
宣伝されすぎている気もします。

そのゆり戻しは、近い将来必ず起きて、
逆の意味で住みにくい日本になると思うのですが。