"Kiyohide Nomura" <knomura@maya.phys.kyushu-u.ac.jp> wrote in message news:5f1xvoz6ld.fsf@maya.phys.kyushu-u.ac.jp...
> それから、大学の研究者も金銭感覚0ですが、国家の役人も金銭感覚0ですの
> で、「役に立つ研究」に税金を直接投入するのは2重の浪費。

まあそうですね。

> 間接的に
> 「応用研究」
> をやりやすくする環境を税金で整えるなら意味ありますがね。
> その一つは人材(研究者、技術者)養成。企業単位で研究者養成しても、他の
> 会社に移るリスクありますからね。

それは良い。

何か産業に必要な人材を育成する機関を作ったら良いんじゃないでしょうか。
例えば、大学院を出ても就職できない人が結構いますよね。彼らの能力から
すれば企業でも十分やっていけると思うんですが、専門が違うとかいう理由で
即戦略にはならないわけです。それらのギャップを埋めるような機関を作れば
各企業が必要としている人材へ変貌させることも可能ですし、企業にとっても
大学の学部出よりは広いバックグラウンドを持った人が入ってくるほうが役立つ
と思います。

で、こういった機関はやる気のない奴はバシバシ辞めさすぐらいの厳しいところに
すべきです。モナトリアムのバカ人間も結構いますからそういう人間を排除するため
にも厳しい関門を作って基準に満たない人間はどんどん辞めさすようなシステムに
して、そこを卒業できた人間は即戦力として企業で仕事ができるようになるというもの
です。学費も企業や国が補助して日本のためになる人材を多く輩出できるように
すべきです。

これは企業のニーズに応えた機関であってしかも就職に不安のある院生にとっても
自分を変える良い機会になるわけですから、大学と企業の間にあるクッションのような
役割は果たせるのではと思います。

別に院生に限らず、一定のテストを受けて合格すれば一般の人でも入れるような機関
であれば、失業対策にも資すると思います。合格したら次のテストまで学費はただで
企業教育を受けられるといった機関です。