Re: 絶対収束する級数は収束する
F.K. wrote:
...
> もっと簡単に.
> y=1/xが減少であることと,その積分がlogxであることを用いれば,
>
> 0<-f(n)<1/(k-1))-(1/k)
>
> が成り立ちます.
# -f(k) ですね。
> k=2,3,...,nの和をとって
>
> 1-S_n<1-(1/n)<1
>
> 左辺は正項増加列であり,上に有界なので収束する.
>
> (グラフが下に凸であることも用いれば,更にこの1/2で評価でき,
> 1-S_n<(1/2)
> となります.これらの結果は,f(n)を用いなくとも,y=1/xのグラフを見るだけ
> で得られます.)
積分を使う方法を「標準解」として、積分を使わないことをもって
「別解」としたのですよ。
もっとも微分(やテーラー展開)を使えば同工異曲か?
# 1/(k-1) - 1/k の形は、
# Σ(1/k^2) < Σ{1/k(k-1)} = Σ{1/(k-1) - 1/k}
# として左辺の収束証明でも使いますね。
(平賀)
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