>   相手が使っている言葉(「裁判官裁量判決国家」など)の意味の確認もせずに、
> しかも、理由も述べずに、「間違い」と述べられたことは適切ではない、とい
> うのが私の考えです。
>   とはいっても、いまとなっては、そのような主張をする必要もなかったかな、
> と思うようになりました。「間違い」と指摘されたら、指摘されたほうが「な
> ぜ?」と問えばよいだけですから。

>   「裁量」も「法治」も近代法律学以前からある言葉ですよね。「法治」の意
> 味は、法家の法治ですので、かなり意味は違いますが。
>   もともと専門用語でないものを、専門用語として流用している言葉について
> は、批判の対象にされても迷惑だなあ、とも思います。
>   すくなくとも、知識のない人が一見すると専門用語には思えないような言葉
> については、専門家に対する配慮なしで自由に使っても(時代とともに意味が
> 変わったりする。)、それを否定的に考えるという発想は私は全然ありません。


「法治国家」を「いくつかの法律辞書で調べても載っていません」。
また、法にもいくつかの意味があります。固定したものではありません。

次のような本もあります。

「法治国家」幻想   佐藤友之著 学文社

内容
裁きは法の外で
強い行政は日本を滅ぼす(裁量のこと)

著者は、日本は法治性の弱い国と言っている。

まつむら