>>>>> In <20040705210241cal@nn.iij4u.or.jp> 
>>>>>    cal@nn.iij4u.or.jp (SASAKI Masato) wrote:
SASAKI> なぜ間違いと断言できるかというと
SASAKI> 「法治国家」とか「裁量」とかいう
SASAKI> 法律学ではテクニカルタームとして定義を与えたり
SASAKI> 厳密な使用法をしている語について
SASAKI> それらに気を配ることなく漠然と使用しているからなんです。

  なるほど。

  Subject: Active Newsgroups List of fj (2004/06/15)
  Newsgroups: fj.news.lists, fj.news.group, fj.archives.documents
  Message-ID: <active-newsgroups.part1.20040615@fj-news.org>

によると、

「+fj.soc.law            Topics on Law and right.
    権利や法律に関する議論。」

なので、fj.soc.lawは、法律学という切口限定のニュースグループではありま
せん。
  よって、法律学を学んだことのない人が、法律学を学んだ人なら当然配慮す
るであろう配慮をせずに、義務教育や日常生活で得た権利や法律に関する漠然
とした知識を元に意見を述べても、その意見が誤りだとは思いません。
  「法治国家」や「裁量」は、国語辞書の意味で使っても良いと思います。
  意味不明なら質問すればすむことだと思います。

  であるとしても、以下はもっともだと思います。(法律学の知識がなくても、
法治国家とは何かについて考えをめぐらす際に、下の内容と同等のことを考え
ることはありえることだと思います。)

SASAKI> 後者については
SASAKI> 法治主義の「法」を市民の自由や権利を守るものと限定するから
SASAKI> 形式的法治主義の国の中でも実質的法治主義じゃない国はあり得るけど……。

SASAKI> 日本の法が「市民の自由や権利を守るもの」になってないという主張は
SASAKI> そりゃあさすがに採用することができません。

  報道などで得られる、被告・弁護側が冤罪だと主張している刑事事件の事例
を理由として、「実質的法治主義じゃない」という主張は、ありだと思います
が(*1)、まつむら さんの考えは あまり わかりません。

(*1)   たとえば、以下のような観点。(弁護士等が色々提案しているでしょう。)
       「疑わしきは被告人の利益に」が徹底していない。
       代用監獄の問題。(http://www.toben.or.jp/consultation/daikan/)
       被告が犯人かどうかの判断は、法律学の専門家である裁判官
     ではなく、犯人かどうかを判断する専門家にさせるべき。(科学的に実証
     するという教育や訓練を受けた人が、被告が犯人かどうか判断すべき。)

... 略 ...

SASAKI> 全く別次元の話を「AではなくB」などと主張するから
SASAKI> 理由も示さず「間違い」の一言で切り捨てるもの。

  「そのことを「裁量」というなら」を認めるなら、まつむら さんの主張が
正しいか誤りかは、「ルールではない」の定義の問題なので、間違いとはいえ
ないと思います。
  もちろん、「ストライクかボールかの判断が審判の裁量によってしまう、野
球の試合にはルールはないの?」という疑問はありますが。

> >From:Sin'ya <ksinya@quartz.ocn.ne.jp>
> >Date:2004/07/03 14:04:41 JST
> >Message-ID:<cc5epg$hsm$1@news-est.ocn.ad.jp>
> >
> >  裁判官の裁量に判決が左右されることはないのでしょうか?

SASAKI> それはあります。

  解説ありがとうございます。
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兼松真哉