てつたろです。
分割していないので(1/2)はとります。

"MARUYAMA Masayuki" <toy@ops.dti.ne.jp> wrote in message
news:cbi470$26m$1@newsl.dti.ne.jp...
>
> iizuka wrote:
> >  丸山さんが、ついに投げてしまいましたけどね。
>
>   (汗)

申し訳ないけど、私も飯塚さんとの議論(?)
は、前回で投げました。

# 端的に書けばこちらの意図とはまったく
# 異なる解釈をされ、誤解のないように
# 細かく書けば無視されてしまうのでは、
# 私の文書力ではこれ以上の展開は望め
# そうにないもので。

>   で、真に興味があったのは
>
> > 丸山さん指摘の実装面での無理も原因にあります。
>
> こっちです。どっちが良い悪いではなく、またどっちが自然
> 不自然ではなく、表現方法の幅を追求するのは良いと思うん
> ですね。

「主人公視点が悪い」なんて書いた積りは
ないんですがね。
(欠点はありますよ。他者視点にもあるように)

先日ようやく「秋桜の空に」を1巡しました。
このソフトもPC視点のゲームです。
このゲームの主人公はとても愉快な性格をして
おり、その突拍子もない言動によって個性が
際立っています。
(「わははは、こいつバカでぇ」と思いながらも
感情移入=共感していきます)
声に関しては全員無声だったから、別に違和感
はありませんでした。
ただし、顔に関しては違和感を感じました。

主人公はある理由から写真をコレクションして
います。
幼い頃の彼は表情豊かに描かれていますが、
近年の彼は例によって「髪の毛で目隠し」を
して顔の個性を隠しています。
あれだけ個性的な性格に描いておきながら顔だけ
隠して何の意味があるのかなぁ、と感じてしまう
のです。

(こういうのも、実装面での要望となるので
しょうか)

>   で、
>  ・プレイヤーが内容に関与できる
>  ・プレイヤーキャラクターが第三者として表現
> されるシステムとは、一体どのようなものか。これに興味が
> ありました。

選択分岐は「線路のポイント切り替え」
みたいなものなので、列車に乗っていなく
ても行える、という見方もできます。
(こっちへ切り替えたらこの列車はどこへ
走っていくのだろう、という楽しみ方も
あるでしょう)

>   てつたろさんのおっしゃるような特徴を実現するシステムって
> 実はまだ「これだ」って手法が確立してない、と私は考えてい
> ます。そういった部分を実装するのは、かなりの冒険でしょうし
> メーカー側としては、確立した手法の中で、細かい部分にこだわ
> った方が安全なのですよね。

「PCの顔や声が出たら混乱する」という点は
「MARUYAMAさんや飯塚さんのようにそう感じる
人がいる」と了解していますが、私自身は
まったく実感できないので、その感覚がどう
にも理解できないのです。
(理屈としては判っても感覚的に納得できない
というやつです)

>   ただ、そういった実装が無理だとは、私は思っていません。
> で、もうちょっと分かりよい最近の例でいくつか例示を受けつつ、
> てつたろさんの願望をシステム的な点から掘り下げていって、
> 「ほう」と思わせて欲しかったのですが、残念でした。

ごめんなさい。
「MARUYAMAさんや飯塚さんが混乱する」感覚
が理解できないので、「どうすれば混乱しない
が」は判断できません。

> >  また丸山さんも指摘しているとおり、操作しているのはプレ
> > イヤーですから、自動的に主人公=プレイヤーとなります。
> >  そこで画面に主人公が出たら、ウィンドウの視点とズレが
> > 起きてプレイヤーが混乱します。
>
>   もし、この矛盾をプレイヤーが無視しうるなら、恐らくは
> 「主人公に顔がない」とか「主人公に声がない」とかいう程度の
> 話は、実に些末な問題じゃないかなと私は考えてます。

少なくとも私というプレイヤーは混乱しません。
断定的に「混乱する」とか「矛盾」と言われ
ても、自身がそう感じていないので同意でき
ませんし、皆さんが納得できる答は提供でき
ません。

ただ、「私はそうは思わない」と繰り返す
ことしかできないのです。
(思わない理由をいくら述べても思っている
人の意見は変えられないし、私としては自分
が「そう思う」ことをご理解さえ頂ければ、
問題ないのですが…)

>   で、6/25は実に31本ものえろげーが発売されたわけですが、
> その中の1本、「そらのいろ、みずのいろ」がまさにそれで、
> 弌(はじめ)というキャラが一応プレイヤーキャラクターなのです
> が、初めから普通にバストショットが画面に映っていて、一体
> 俺(=プレイヤー)は誰なんだ??? と、かなり混乱しました。
> 段々慣れてくると、その辺は気にならなくなりましたが、主人公
> とプレイヤーの意識の乖離度がかなり大きい割に、プレイヤーの
> 行動を選べるので、一体自分は何をやってるのかが、わかりづら
> いです。
> #  ストーリーは結構好きなんですけどね。

どんなゲームだ?と検索してみました。
あれ、このデモCD、確か秋葉で貰ったぞ。
(うむー貰ったきりで眠っていたけど…)
せっかくなので探してプレイしてみました
が、ボイスデモとデモムービーだけで、
ゲームシステムは経験できませんでした。
残念。

宣伝文句によると主人公は2人いるよう
ですね。
なるほど、それぞれが個性的な顔で描かれて
いるようです。
主人公が何人もいるというゲームでは
「フォークソング」を思い出しました。
おなじアボガドパワーズの「終末の過ごし方」
でもいいですが。
(「Ever7」も主人公は2人ですが、こちらは
PC視点です。
尤もこのゲームのPC視点の目的はモロに情報
制限でしたが)

「Better Sweet Fools」などもさぞかし
混乱することでしょう。
(尤も、あのゲームでは私も混乱しました。
ただし、PCの顔や声が出ることではなく、
一人称が何の前触れもなく切り替わる為で
「今の『私』は誰だろう」と混乱した訳です。
これは地の文の色をキャラによって変えれば
解消できると思います。地の文に声をあて
ても良いでしょう。それだけしてくれれば
私的には混乱は防げるのですが)

>   これが不自然でないとするなら、「何処へ行くの、あの日」
> なんかはもっと自然だなぁ…と思ったり。

このゲームも寡聞にして知りません。

ちょっとgoogleで検索してみました。
…なるほど、主人公は例によって「目隠し」
ですか。
こういう個性のボカシ方を私は「不自然」と
感じます。
「Girl Doll Toy」や「Eve」シリーズでも
使われた手法ですがね。
こういうのを見ると私は、「ちゃんと顔を
描いてくれよぉ」と悶える訳です。

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