! "<hg6vg.53$513.45@news3.dion.ne.jp>" という記事で
!     Tue, 18 Jul 2006 23:30:37 +0900 頃に wacky  さん は言ったとさ:

> まあ、問題は「成立と不成立の間にグレイゾーンが存在するか否か」だけなん
> で、

そんなとこは、枝葉末節に過ぎません。
その辺は、「より正確にいうと」という程度の話で、結局は、

> KGK == Keiji KOSAKAさんの<e9g76q$h8c$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から

>> まあ、NGMPではそれを「合意の不成立」と見倣してるわけですが。

ということで、効果としては同じなわけ。

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で、問題がどこにあるかを説明するのに、少し整理しとくと、

NGMPでは、CFDされた提案に対して、CFD終了時にその提案を承認するか却下す
るかを決めます。
# 管理人裁定でCFV/CFSを選べんだ場合は直にではないが、そういうタイムラ
# グは、この議論では関係ない。

決め方としては2種類あって、

(1) CFXによる合意の成立を受けて決める。
(2) 期間内にCFXによる合意が成立しなかったことを受けて管理人が判断する。

ということになっています。

で、問題となっているのは、(2)における「合意不成立」の意味です。
NGMP的には、これは、「承認の合意も却下の合意もともに不成立」なわけです
が、wacky氏は何故か、「承認の合意のみ不成立」と捉えて、しかもそれを
「却下の合意の成立」と同一視してるようです。

その辺の根拠を説明しない限り、wacky氏の主張が説得力を持つことはありま
せん。

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で、wacky氏は、何を主張したいのでしょうか?

A. 今回の管理人裁定はNGMPに従っていない。
B. そうではないが、今回の管理人裁定のような選択が可能なNGMPはおかしい。
C. その他。

もし、Aなら、NGMPの文面を持ち出して、管理人を説得するのがよいでしょう。
説得が失敗するようなら、リコールを選択することもできます。

もし、Bなら、NGMPの改定案を提出するのがよいでしょう。妥当な改定案を提
出したのにNGMCが動かないようなら、NGMP担当委員のリコールを選択すること
もできます。

もし、Cなら、それが何かをはっきりさせるのがよいでしょう。

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以下は落ち穂拾い。

>> 管理人が判断する材料ですね。

> ほう?
> じゃ、CFAによって合意が成立したとしても、管理人が判断する材料たる「判
> 断基準」に過ぎないのかね?

はい。
非常に強力な材料なので、事実上決定事項と見てよいわけですが、それを「判
断材料でない」とする根拠はありません。

何故かwacky氏は、「取り得る選択肢が2つ以上残らないと判断材料とは言わな
い」と思い込んですようですが、選択肢が事実上1つに絞り込めるようなもの
も判断材料と呼んでいいんですよ。
-- 
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK