ここでは、NGMPの想定しているモデルに従って議論しています。
本当は、合意の成立/不成立や、その確認方法がアプリオリに決まってるわけ
じゃないってのは河野さんの指摘通りですが、「〜と見倣す」ってのを全部に
つけるとうざいので、大部分は省略してます。

! "<CmIug.49$513.11@news3.dion.ne.jp>" という記事で
!     Mon, 17 Jul 2006 18:02:25 +0900 頃に wacky  さん は言ったとさ:

> KGK == Keiji KOSAKAさんの<e9do9d$t2$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>> ・(1)は、CFAにおける「合意の成立」およびCFV/CFSにおける肯定的な結果に
>>   よる「合意の成立」
>> ・(2)は、CFRにおける「合意の成立」およびCFV/CFSにおける否定的な結果に
>>   よる「合意の成立」
>> です。

> これは、具体的な対象を曖昧化する事による詭弁でしょう。

いいえ。

>  CFA: 肯定的な合意の成立・不成立
>  CFR: 否定的な合意の成立・不成立
>  CFV: 肯定・否定的な合意の成立
> です。

その視点でちゃんというと、

CFA: 肯定的な合意の成立の確認
CFR: 否定的な合意の成立の確認
CFV/CFS: 肯定・否定的な合意の成立

ですね。CFA/CFRの不成立は、「確認できなかった」ということを示します。
まあ、NGMPではそれを「合意の不成立」と見倣してるわけですが。

> #で、CFA/CFRの場合、「成立・不成立」は「肯定・否定」と読み替えること
> #ができる。

まあ、「合意の成立/不成立」を「合意の肯定/否定」と読み換えてもかまいま
せんが、分かりにくくなるだけでは?
どっちにしても「提案の肯定/否定」ではないわけです。

> ##それを誤魔化す為の【CFVの導入】でしょう。

意味不明。

>>> それを、「一時に3状態を取りうる」かのように装うことは
>> 
>> 「一時に」取り得るわけないじゃん。排他的な選択肢なんだから。
>> 一時に取り得るのは、3つのうちどれか一つです。

> #「一時」を(無理矢理?)読み間違えてんのか…

普通に読んだらそう読めるでしょ?

> 上記より、CFA/CFR/CFV が取り得る選択肢(?)は*それぞれ2つ*であって、「3
> つのうちどれか一つ」ではありません。

「状態」と「状態の確認」をごっちゃにしてるわけですね。
CFXは「状態の確認」であって状態そのものを表してるわけじゃありません。
状態は3つあって、CFXはその中の1つか2つを(一時に)確認するわけです。

>> もう少しちゃんと、判断のレベルを合わせていうと。
>> 
>> A. 合意が成立していない。
>> B. 合意が成立した。
>> 
>> の2状態があって、Bの場合に、

> それで充分でしょ。
> この時点で、合意の成立・不成立という客観的事実が確定しているわけ。

意味不明。

>> 正確には、CFAが「(1)の状態か?」という問いに対して、CFAの異議は、「(1)
>> の状態だとは確認できない」ですね。

> 違うね。^^;
>    現時点で「(1)→Bの状態じゃない」ことが確認された。
> です。

いいえ。(1)の状態だと確認できなかっただけです。
で、合意の成立を確認できなかったら、とりあえず不成立と見倣して議論を続
けるわけ。

>> 何に対する「判断基準」かをすっとばして「客観的」か否かに注目しても無意
>> 味です。
>> ここでの「客観的判断基準」ってのは、どのような合意が成立してるかに対す
>> る「客観的判断基準」なわけ。
>> つまり、上記のB1, B2のどっちなのって話。

これは、「提案を承認/却下するため」の「客観的判断基準」と言った方がい
いかな。

> #そりゃ、「判断基準」ではなく、NGMPにより「決定」された*事実*だろ。

「判断基準」です。

> #それは、既に動かしがたい結論であって、誰かが下す判断の拠り所とする
> #「材料」ではない。

管理人が判断する材料ですね。

> 身勝手なことを言うものではありません。。
> 「CFAによる合意が成立しなかった」という客観的事実が「客観的判断基準」
> に成り得ないと主張するのであれば、

そんなことは、誰も主張してませんね。
「合意の不成立」というのは、「肯定的な合意の成立」でも「否定的な合意の
成立」でもないってだけの話。

というわけで、

<e91cti$dfh$5@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>:
> CFAで異議が出ようと、CFVで反対が上回ろうと同じことです。
> それは「否定」という「客観的判断」であることに変わりはありません。

というのは、前者が「合意の成立の否定」であるのに対して「否定的な合意の
成立」であって、全然「同じこと」じゃないですね。

<e91cti$dfh$5@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>:
> それを管理人の「主観的判断」で捻じ曲げているわけですね。

というのは、全くの間違いです。
「合意の不成立」というのは、「肯定的な合意の成立」でも「否定的な合意の
成立」でもないのだから、客観的にはその両者から等距離にあるわけです。
# 少なくともCFXによる判断基準という意味では。
それは、提案を承認する客観的判断材料も、提案を却下する客観的判断材料も、
ないってこと。

もし、

・最後のCFAに異議がでた状態で管理人裁定でCFAを選んではならない。

ってのなら、

・最後のCFRに異議がでた状態で管理人裁定でCFRを選んではならない。

ってのも言えそうですね。
そうなってたら、提案者がCFR出しといて自分で異議だしといて、あとはCFXし
ないって戦術が有効になってしまいそうです。
そういうのがいいという主張ですか?

> <余談>

>> 「否定」という言葉さえ出れば何に対する否定でもかまわないってあたりが、
>> grepなwacky氏らしい話ですね。
>> 「合意の成立の否定」と「否定的な合意の成立」の区別がついてないんでしょ
>> う。

> どうも、返答に詰まって難癖を付けだしたようですね。

いいえ。

>> だから、Aだと見倣して、管理人の裁定に任せるわけ。

> だ〜か〜ら〜、^^;
> 管理人が「CFA/CFRが行われたにもかかわらず不成立であった」という客観的
> 事実を無視した裁定を行うのはオカシイだろ。って言ってるわけですよ。

合意が成立しなかったってことは、提案を承認する客観的判断材料も、提案を
却下する客観的判断材料も、ないってことだから、承認/却下のどっちを選ん
でもおかしくないでしょ?

> </余談>
-- 
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK