河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <060601180906.M0127833@cs2.kit.ac.jp>, chiaki@kit.ac.jp writes
> 貴方がそうしたいなら, fjニュースグループ管理委員会
> 委員の信任投票の呼び掛け記事をきちんと EMP であると
> 判定できる program を書いて(これはできているかな),

僕はそれは重要だとは思ってません。技術的な問題じゃなくて、
政治的な問題だから。

>  1. 配送責任論は破棄する.
>  2. content-based な第三者 cancel は行わない.

これが、世間的にもはや通らないってのが現状の問題なんだよ。も
し、fj で誹謀中傷があって、fj 委員会がそれを放置したことで訴
訟が起きたら、逃げられない。そして、委員会が何もしないなら、
プロバイダはfjの配送を止めるってこと。

塚本さんは、そんなことはないとかいう論調のようだが、fjがなく
なることのリスクをそんな簡単に背負っていいのか? まぁ、なくな
っても良いってことなんだろうけど。

>  3. usenet の標準的な spam に対する cancel なら結構.
>  4. cancel は bot で行い, 一切例外を認めない.
>  5. 以上の方針を投票にかけ, fj参加者大多数の賛同を得た上で
>     実行に移す.

頭の悪い解決策だね。解決しているものが違う。そもそもbot で解
決するとか考えているあたりが楽観的すぎ。そんな一見客観的な解
決策は存在しません。

bot のアルゴリズムがわかれば、それを抜けるものをspammerを
書くのは簡単だし。人間が bot をad-hocに書き直すことを容認する
なら、それは恣意的なキャンセルと同じ。

結局、恣意的なキャンセルを受け入れるしかないんだよ。

第三者キャンセルに関して、誰が責任を負って、それが公的に認め
られるかどうかが重要。個人的なキャンセルあるいは、自動的なキ
ャンセルを行っても、それは解決ではないです。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科