工繊大の塚本です.

河野さんは破綻した議論を蒸し返すのか.

In article <3992881news.pl@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp>
Shinji KONO <kono@ie.u-ryukyu.ac.jp> writes:
> In article <060601180906.M0127833@cs2.kit.ac.jp>
> Tsukamoto Chiaki <chiaki@kit.ac.jp> writes:
> >  1. 配送責任論は破棄する.
> >  2. content-based な第三者 cancel は行わない.
> 
> これが、世間的にもはや通らないってのが現状の問題なんだよ。も
> し、fj で誹謀中傷があって、fj 委員会がそれを放置したことで訴
> 訟が起きたら、逃げられない。そして、委員会が何もしないなら、
> プロバイダはfjの配送を止めるってこと。

2ch やニフティの裁判に相当するのは, 投稿先 site についての
責任追及. 誹 *謗* 中傷における投稿者の責任を共有することに
なるのは, その投稿者の投稿を排除できる投稿先 site 以外には
考えられません. fjニュースグループ管理委員会が無関係である
のは当たり前だし, 河野さんとその委員会が何をしようと, それ
は, 実質的に投稿者の投稿を排除することが出来ない只のお勧め
でしかないのだから, 投稿先 site の責任を免除しない.

> 塚本さんは、そんなことはないとかいう論調のようだが、fjがなく
> なることのリスクをそんな簡単に背負っていいのか? まぁ、なくな
> っても良いってことなんだろうけど。

きちんと上に反論できてから憎まれ口はたたいて下さい.

> >  3. usenet の標準的な spam に対する cancel なら結構.
> >  4. cancel は bot で行い, 一切例外を認めない.
> >  5. 以上の方針を投票にかけ, fj参加者大多数の賛同を得た上で
> >     実行に移す.
> 
> 頭の悪い解決策だね。

その通り. (私は推奨しません.)

> 解決しているものが違う。

それも, その通り. (それ以外のものを解決しようとは思わない.)

> そもそもbotで解決するとか考えているあたりが楽観的すぎ。

それは違う. 解決できるものがあるとすれば, それは bot で
解決するものを越えない, というのが私の判断.

> bot のアルゴリズムがわかれば、それを抜けるものをspammerを
> 書くのは簡単だし。人間が bot をad-hocに書き直すことを容認する
> なら、それは恣意的なキャンセルと同じ。

上の手順では, bot を書き直すたびにそれを周知して投票に掛け
直すことになります. ということで, 恣意的な cancel とは違い
ます.

> 結局、恣意的なキャンセルを受け入れるしかないんだよ。

結局, 気に入らないものを全て排除することは諦めるしかない,
ということが認識できるかどうかですね.

> 第三者キャンセルに関して、誰が責任を負って、それが公的に認め
> られるかどうかが重要。個人的なキャンセルあるいは、自動的なキ
> ャンセルを行っても、それは解決ではないです。

その「責任」はね, 法的な意味での「責任」にはなりません.
私の 1. 〜 6. にしても, local rule にしかならない. それ
を認めた上で, それによって解決できるものがあるとすれば
それで満足する他, 道がないことを認識すべきです.

河野さんとその委員会がどうがんばっても, 「解決ではない」
ことを認めている「個人的なキャンセル」以上のものには
ならないのです.

# それが local rule になるのも嫌だけどね.
-- 
塚本千秋@応用数学.基盤科学部門.京都工芸繊維大学
Tsukamoto, C. : chiaki@kit.ac.jp