阿部@佐倉です。

In article <d7vvv7$9om$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>,
 Yasuyuki Nagashima <yasu-n@horae.dti.ne.jp> wrote:

> A、Bという分野で同じ言葉が使われて、
> 現在どちらの意味なのか争われている(かどうかはっきりさせたい)ときは
> 
> (1) 「Aという分野ではこういう意味」「Bという分野ではこういう意味」
> (2) 「今はこういう状況なので、Aが適用されるべき」
> (3) 「じゃ、Aにおける意味だね」
> 
> が(少なくとも論理的な議論をするときは)一般的な手順だと思います。
> 
> 阿部さんの主張は(2)→(3)→(1)で行くべきって読み取れるわけです。
> しかもまず(1)をという指摘に「順序が逆」とまで言ったので、
> 「これじゃ議論の前提が違いすぎる」と思われても仕方ないんじゃないかと。

そういう意図だったのですか。うーん、分からなかったです。
私は、ある状況におけるある言葉の意味を確定させるという
のは、
(a) これから何について議論するのか、現在の状況を
明らかにする。
(b) 議論の核となる、その言葉について「Aという分野
ではこういう使い方をしている」「Bという分野ではこう
いう使い方をしている」などと関係諸概念を提示する。
(c) (a)と(b)を比較したりして考察する。
ということを考えていたので、確かに違いますね。

長島さんは、(2)に
「今はこういう状況」ということと「なので、Aが適用
されるべき」を含めていますが、私は分けて考えていました。
要するに、
(2)の前半部→(1)→(2)の後半部→(3)
と考えていたのですが、どの辺りで、「(2)→(3)→(1)で
行くべき」と読み取りましたか?

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阿部圭介(ABE Keisuke)
koabe@mars.sakura.ne.jp
関心 ・専門分野 :
 新聞学(ジャーナリズム、メディア、コミュニケーション)