長島です。

もしかすると、阿部さん、この手の論理の組み立てが苦手なのかな?
と思ったりしなくもなく…

以前「法学の混乱」ってスレッドのときも、佐々木さんに
「まず言葉の定義、概念をはっきりさせたほうがいい」
と指摘されていましたよね。

In article <koabe-9A8B32.00051406062005@news01.sakura.ne.jp>,
ABE Keisuke <koabe@mars.sakura.ne.jp> wrote:

>で、既に指摘しましたが、これからどのような分野・
>局面における議論をするのかはっきりさせるのが先で、
>それが分かって初めて精密な定義が可能になるのだと
>思っていたし、だからこそ順序が逆だと考えたのですが、
>あまり一般的な考え方ではないのでしょうか?

A、Bという分野で同じ言葉が使われて、
現在どちらの意味なのか争われている(かどうかはっきりさせたい)ときは

(1) 「Aという分野ではこういう意味」「Bという分野ではこういう意味」
(2) 「今はこういう状況なので、Aが適用されるべき」
(3) 「じゃ、Aにおける意味だね」

が(少なくとも論理的な議論をするときは)一般的な手順だと思います。

阿部さんの主張は(2)→(3)→(1)で行くべきって読み取れるわけです。
しかもまず(1)をという指摘に「順序が逆」とまで言ったので、
「これじゃ議論の前提が違いすぎる」と思われても仕方ないんじゃないかと。

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Yasuyuki Nagashima
yasu-n@horae.dti.ne.jp
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