shuji matsuda wrote:
> In article <2rf10oF1a3oicU1@uni-berlin.de>, 
> kaz hagiwara <kazhagiwaranospam@yahoo.co.jp> wrote:
> :(ヒトラーの著書「我が闘争」は今でもドイツでは発禁)
> 
> 不思議なんですね。米国はもちろん反ヒトラーが普通ですし、ナチは悪魔の代名
> 詞なんですが、我が闘争はもちろん売っています。ちょっと大きめの本屋に行け
> ば、どこにでもあります。

アメリカ人にとっちゃ所詮他人事だからでしょう。だから読み物として読んじゃう。

ドイツ人にとっては、それはパンドラの箱だから、こわくてとても開けられたも
んじゃない。パンドラの箱というより浦島の玉手箱と言ったほうがいいのかも知
れませんが、開ければ長年封印していた本当の自分が現れてしまうかもしれな
い、ヒトラーの出現をまた待ち焦がれてしまうかも知れない……。

日本にはそんな書物、ないよなあ。教育勅語読んだからと言って別段心の中に何
が起こるわけでもないし。

萩原@グリフィス大学