In article <chelkf$80j$1@news511.nifty.com>, 青龍 <shou77@hotmail.com> wrote:
:> あくまでも
:> http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_heiwa.html
:> に書いてある条文を参照すべきでしょう。
: それは間違い、過去の侵略についての反省という条文が、かなり抽象的な表現で
:ある以上、 具体的な行為がその反省と矛盾するかは、具体的にいかなる行為をす
:るとその反省と矛盾するのかという、解釈が必要となります。

多分、参照先を確認せずに返事を書いているのだと思いますが、

日中共同声明なら、
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_heiwa.html (日中平和条約)
ではなく、1972年の
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_seimei.html (日中共同声明)です。

日中平和条約で中国(大陸)として大事だったのは、ポツダム宣言第8項、つまり
『カイロ宣言は履行されるべく』
であって、
『滿洲、臺灣及澎湖島ノ如キ日本國カ清國人ヨリ盗取シタル一切ノ地域ヲ中華民國ニ返還スル』
ですから、中国(大陸)が旧領土を継承することを認めさせることにあったのだと思います。
だから、復交三原則(唯一の大陸政府、台湾が中国の一部、台湾との断交)が大事だったの
だと思います。

みれば分かりますが、カイロ宣言によれば、日本は満州を台湾にかえさないといけない
わけです。もちろん、中国(大陸)が『侵略』して満州を中国東北部と呼ぶことにする
わけですが、スコラな議論をする人はどうするんでしょうか(笑)?

もちろん、日本側としては、中国(大陸)の賠償放棄(共同声明5)が大事です。

:# 例えば、首相が「侵略の何が悪い」と言い放っても、それを禁じる具体的な条項が
: ないから、日中共同宣言に反しないと、主張したいわけではないでしょう?

そういう発言の是非はともかく、共同声明に具体的に書いていない以上、同声明に反す
るわけではないと思います。そもそも、原則しか書いていない抽象的な『共同声明に違
反する』と主張するのは難しくて、『南沙群島への侵略は、覇権行為ではないのか?』
とか、『教科書への干渉は内政不干渉原則に反するのではないのか?』とか、そもそも
『中国の主張は平等互恵に違反するのではないのか?』とかいかようにでも主張できる
けれど、だから何?という話になりますね。

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松田@NY