佐々木将人@函館 です。

若干補足

>Date:2005/06/05 22:27:45 JST
>Message-ID:<20050605222745cal@nn.iij4u.or.jp>
>
>でもこれで行くなら議論はやはり無理な訳。
>なぜかというとこれは定義じゃなく
>行動目標もしくはスローガンの類のものだから。
>そして憲法における「表現の自由」にとりこまれることが将来あるにしても
>その際には「評価基準」としての機能を果たすように変容されるはずなんで
>相変わらず「表現の自由」という文字列は同じでも
>中身は全然違うんです。
>……立木さんの表現じゃないけど
> 「そんなもん、知らん」で終わり。
>  最高裁判決風に言うと
> 「独自の見解によって論難するもので採用できない」です。
>※こういう言い方も可能
> 私などは「法学における現状はこうだ」ということを記述し、
> さらに、法学における現状でもないのに
> あたかも法学における現状であるかのように
> そうでないものを語ることを批判している訳なんだけど
> 阿部さんは「(法学に限定せず現状にかかわらず)こうあるべきだ」
> というのを語っているんで議論にならない。
> でもそれは結局言葉を曖昧に使っている訳で
> 議論になる訳がないことを理解してもらいたい……。

まず「一般的な・無限定の」というのが「曖昧」だということをおさえるのは
必須。

次に他分野の成果を法学に反映させたいのであれば
その動きによって「行動目標」「スローガン」と評される訳です。
反映させる気がなければそれは「別々のもの」で
それを無限定に使う時点で「曖昧」です。

厳格にやろうと言っているのに
曖昧なままでは議論になりません。

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cal@nn.iij4u.or.jp  佐々木将人
(This address is for NetNews.)
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ルフィミア「函館で桜の開花宣言だそうですよ。(5/1)」
まさと「あんなに雪多かったのにね〜。」