Re: Quiz_06iv2004(解答)
In article <c7teao$r1d$1@nr1.vectant.ne.jp>
"Y.N." <yoshiro@mail.wind.ne.jp> writes:
> 高階の微分まできちんと定式化できますよね。
本当に?
> 二階の微分(同時に二階の導関数)の定義は,細かく書くと,
>
> 「y=f(x)のとき,
>
> Δ(Δy)= B・(Δx)^2 + ξ・(Δx)^2 ………(1)
> (B は Δx に無関係。Δx→0のとき,ξ→0。)
> が成り立つとき
>
> B:=f''(x),d^2 y:=f''(x)・(Δx)^2(=f''(x)・dx^2)」
>
> となると思います。
そもそも Δ(Δy) なんてものを定義も与えずに使うのがエムシラ
だけど, Δy = f(x + Δx) - f(x) だから, Δx は差し当たって
定数ということにでもするなら,
Δ(Δy) = (f((x + Δx) + Δx) - f(x + Δx)) - (f(x + Δx) - f(x))
= f(x + 2 Δx) - 2 f(x + Δx) + f(x)
のつもりだろうか. # どこかで見たかな.
> f''(x)={f'(x)}' は,まず,一階の微分の定義より
>
> Δ(Δy)=Δ(f'(x)・Δx+ε・Δx)
> ={f'(x+Δx)・Δx+ε・Δx}−{f'(x)・Δx+ε・Δx}
> ={f'(x+Δx)−f'(x)}・Δx
> =Δ(f'(x))・Δx
ε は x と Δx とで決まるものだから, ちゃんと書けば ε(x, Δx)
であり,
Δ(Δy) = {f'(x + Δx) Δx + ε(x + Δx, Δx) Δx}
- {f'(x) Δx + ε(x, Δx) Δx}
とするものでしょう. つまり ε の所は簡単には消えない.
# という状況もどこかであったな.
ま, お考えあれ.
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千
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