Re: 【中心極限定理】のパラドック ス
工繊大の塚本です.
In article <sDH2c.789$8h.52189@news1.rdc1.ky.home.ne.jp>
"Takahashi Makoto" <takahashi-m@jcom.home.ne.jp> writes:
> 確かにそのとおりでした。極限後の規格化と、規格化後の極限では結果が異なるので
> した。
ええ.
> わたしは極限化と積分の順序に問題があると勘違いしていました。
いや, それはそれで良いのです.
> 言い訳になりますが、元の出題者が(記法はTsukamoto式)
> Pr{Z_n≦β} = Pr{Y_n≦μ+β(σ/sqrt(n))}
> と書き換えたので、大数の強法則が頭にあって、
> Y_nがμ一点分布に収束する、即 Z_n も同じと早とちりしました。
> ”パラドクス”のトリックはこの書き換えにあったのでしょうか?
論狸家のはつまらない間違いでどうしようもありませんが,
Pr[α ≦ Z_n ≦ β]
= Pr[μ + α(σ/sqrt(n)) ≦ Y_n ≦ μ + β(σ/sqrt(n))]
を「極限移行」すると
→ Pr[μ ≦ Y ≦ μ] = 1
となってアラフシギ, とでもしてあれば, 多少は「教育的」であった
かも知れません.
# 旅に出ます.
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塚本千秋@応用数学.高分子学科.繊維学部.京都工芸繊維大学
Tsukamoto, C. : chiaki@ipc.kit.ac.jp
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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