Takahasi Makoto wrote:
> この問題、SHIRAISHIさんがはじめに提起した、
> ------------------
> 【定理】:α,βを任意の実数とするとき、
> n→∞ では Pr{α≦(<X>n−μ)/(σ/√n)≦β}
> は ∫[α,β]exp{-(t^2)/2}dt に収束する.
> 
> ------------------
> がすでに間違っているのではないか。

うんにゃ。これは正しいですよ。
もっともご本人からも訂正があったように、
正規化係数 1/√(2π) を掛ける必要がありますけど。
 # ところで「正規」(normal, normalize) というのは、「正規直交基底」
 # とかの場合のように大きさ等を規格化するという用語だから、
 # N(0,1) (μ=0, σ=1) は「正規正規分布」と呼んでもよさそうな
 # ものだけど、さすがにみっともないので「標準正規分布」ですね。
 # もっともこれは英語等からそのまま来ている(Standard Normal Dist.)。
 # 統計学と数学本流との用語の違いがこの原因らしい。

>  常識的に考えても、nが大きくなるほど平均値<X>_nのバラつきは小さくなる。

そうなんですけど、σ/√n で割っている点に注意。
これもどんどん小さくなりますから、バラつきの小さくなり加減と
バランスがとれてしまうんです。

> #上のことはさておいても、
>  極限と確率(積分)の順序を変えて、
>     lim_(n→∞)Pr{ E_n }  (確率の値の極限)と、
>     Pr{ lim_(n→∞)E_n } (極限事象の確率の値)が、
>  一致すると決めてかかってよいものか?

これはまあその通り。

(平賀@筑波大)