早朝、旅行で出た衣類を洗うと、今日着る肌着・上着がありません(汗)。肌着はすぐ乾くから、裾や襟元が微妙に湿っているけど我慢。上着は、半袖を出しましょう。今日は比較的気温が高いからなんとかなる筈(夜が気になるけど)。
会社帰りにイトーヨーカドーへ寄って、肌着×2と上着(長袖)×1を購入。これで来週同じ羽目に陥ることを防げます。
太平山に登ろう!(Referrerより)……第三セクターの太平山観光開発による、太平山リゾート公園の案内サイトのうち太平山登山のコーナーなのですが……「仁別森林鉄道について」で私の旅行記(仁別林鉄廃線探訪 〜旭川の橋〜)が、平沼さんのミニレポート <第87回> 太平山旭又のインクラインと並んで紹介されてる(汗)。今となってはかなり恥ずかしい記事ですが、公式と言っても良いところから筆頭で参照されるのは光栄の極みです。
なお、平沼さんの記事が私の記事の次に紹介されている訳ですけど、実際には平沼さんの記事の方が2年以上早く書かれていて、私が記事を書く際に思いっきり参考にしています。なんで私の方が先になったのかな……貯木場跡から書いているからかな。
私と平沼さんの、仁別林鉄関連記事を以下に列挙しておきます。
昼休みに、乗車券+特急券、乗車券、乗車券を購入(謎)。
昨日買い忘れていた洗剤をイトーヨーカドーで購入。更に文教堂にて、
以上を購入。店内に居た時、旅行会社の方から電話が架かってきて、ちょっと指示内容を確認されたのですが……出先では書類が手元にないので、帰宅してから折り返すことにしました。
で、帰宅した際、まず駐輪場でそのまま自転車のチェーン清掃。2週続けての旅行でかなり汚れてましたから(枝が挟まったりもしたし)。後輪外すのは厭いましたが、チェーンもチェーンリングもスプロケットもプーリーもかなりきっちり汚れ落としました。注油も当然します……けど、これ本当は洗浄剤が乾いてからの方が良いんだよね……
amazon.co.jpから、
以上到着。
……で、ここまでやって、ようやく帰宅して書類確認して折り返し電話。やあ、何かと大変ですね!
今週も会社を午後半休し、三鷹駅へ……行こうとした時点で雨降ってる(汗)。先週輪行作業時ほどの土砂降りではないけど、先週会社を出た時よりは強い、という微妙な雨です。今朝嫌な予感がして合羽持って来ていたんですけど、正解でした。駅までの僅かな距離ですが、合羽を羽織って走ります(その代わり手袋は着けない)。
三鷹から中央本線平日快速(E233系0番台)で東京、東北新幹線やまびこ・つばさ141号(E2系1000番台・E3系2000番台)で福島。今回は新幹線直通特急に乗っていないので、解結の様子を初めて見ることができました(201系やE531系なら見たことあるけど)。
で、やっぱり福島でそのまま終わらず、東北本線普通(701系1000番台)に乗ります……0番台と100番台以外の701系に乗るの初めてですよ。E721系だったらもっと貴重な体験だったかも(いや、当地でE721系は全然珍しくないですけど)。
東福島・伊達と停車して、最終的な到達地点は、桑折駅。3年ぶりに来たよ桑折宿! やっぱり雨が降っているので、駅舎入口脇のほんの僅かなスペースで輪行再構築します。駅の方とちょっとお話しする機会があったりしました(この駅、朝はそれなりに利用客が多いこと、前来た時に見ているんだよね……)。
さて、弱いながらも雨が止まない中、17:45に出発します。まずは駅から1分もしない場所、桑折追分に行きますよ! 3年ぶりの羽州街道起点です。そのために桑折を下車地に選んだんですから。そして、今回はこのまま羽州街道を進んだりはできませんが、やはりここまで来たならちょっとだけでも走ってみましょう。東北本線とぶつかるまでの、ほんとにちょっとだけ……あれ? その直前に「羽州街道」の標柱があって別の細道を指しているように見える。んんん、こんなの3年前にあったっけ???
改めて、羽州街道を戻って奥州街道(仙台道)に入り、南下します。そうすると最初に見えてくるのは、桑折郵便局……は措いといて、旧伊達郡役所。三島建築物で、今は美術館です。なんか「しばらくの間休館」だそうですが、地震の後遺症だったりするんでしょうか。
仮屋からR4となり、更に南下します。真夏にここを走れば、周囲が果樹園で主に桃が実っていることが良く見えるんですけど(← だから何故強調?)、今はまだ季節が早いし、雨で周囲に目を向ける余裕があまりありません。トラックが撥ねる水を浴びながら進みます(いや、R4現道なのに妙に交通量少なかったですが……)。
そして宿泊地……3年前にも利用した、伊達市の東日本健康ランド カッパ王国に到達しましたが、やはりオフシーズンなのか、とっても空いてますねえ。これなら自転車も楽々置ける……と言いたいところですけど、雨を避けられる場所はまったくありませんでした。仕方が無いので買ったばかりのレインカバーを使いますが、これだって完全防水ではなく、本来雨曝しにするようなものではないのです。さてどうなることやら。……空間を確保するために隣の自転車を寄せようとしたら、長期放置自転車だったようで、ママチャリなのにフロントフォークから前輪が外れた(汗)
Cycle Aid Japan 2012 北行STAGE3の1日目、ですが、今日は二重の意味でちょっとやってみたいことがありました。それは「先週・先々週の記念品として貰っているCycle Aid Japan 2012 Tシャツで参加する」=「半袖で走る」こと。折角貰った記念品なんですから、同じイベントにその衣装で参加したいと思うのですよ。ただ、半袖ですので、陽灼けで大ダメージを受けてしまう私にとっては自殺行為なのですが……陽灼け止めを腕全体に塗ったとしたら? それで耐えられるのかどうか実験するというのがもう1つの目的です。
昨日短時間とはいえ雨の中を走っており、レインカバーを掛けたとはいえ一晩雨曝しになっていたホ○○○。……やっぱり雨が浸透していますねえ。4年前の小千谷よりはマシですが。雨が上がって、比較的地面が乾いている場所でレインカバーを畳み、荷物をまとめるなど出発の準備をします。その脇で別にロードバイクの人も準備していたりして……目の前の民家でもロードバイクの人が準備していたりして!? ちょっとお話したところ、お二人ともCAJ2012参加者だそうです。うわ、事前に出会ったの初めてですよ。私はこれから寄り道しながらスタート地点に向かうので、多分ご一緒はできないんですけどね(^^;;;
寄り道、それは駅巡り。スタート地点まで少し距離がありますから、寄り道のしがいがあるのです(おい)。福島駅付近には東北本線、奥羽本線、阿武隈急行、福島交通飯坂線と色々な路線がありますしね。いずれも全駅とはいきませんが、途中で朝食を摂りつつ、ちょろちょろと辿っていきました。あ、R13もちょっとだけ走りました(福島西道路を含めるとそれなりの距離)。
と、そんな寄り道のため、今日は08:00の開会式には間に合いませんでした。それでも08:10入場、手続きをして……想像以上にTシャツに反応する方がいらっしゃいましたですよ。なんかTシャツ以上の話をしてくる方も居ましたが(謎)……ワタシトウキョウカラキタデスヨ(大謎)?
改めて出発すると、まずは奥羽本線に並行して西へ行きます。笹木野駅はさっき行きましたから、狙うは庭坂駅。コースを外れて1kmくらいですから、自転車ならすぐです。庭坂って奥羽山脈越えの補機付け替えという大きな役割を担っていた駅ですからね、今は小さくなっていても見たかったのです。何しろ、隣駅はあの赤岩駅……!
フルーツラインの途中で大規模な道路工事とトンネルが見えましたので、反射的に撮影。後で(というか、執筆時の今)調べたところ、東北中央自動車道の大笹生(おおざそう)インターチェンジ(仮)と大笹生トンネル(仮)なんですね。トンネルは既に竣工済みですが、供用開始は2016年予定だそうです。
途中で福島交通飯坂線と交叉しますが、ここで当然、駅巡りを開始します。前に後にコースアウトして、医王寺前・花水坂・飯坂温泉の3駅を訪問。コースは300mほど飯坂線と並行するクランク状なので、2箇所の交差点の両方に誘導スタッフが居るんですけど、そのどちらの誘導をも無視するという変な参加者でした(勿論、ちゃんと一声掛けていますよ)。
昨日の下車地点である桑折町を、今日もちょっとだけ通ります。3年前及び昨日は縦断、今日は横断。はい、1箇所で交叉した以外はまったく経路が被りません。その1箇所というのは、旧伊達郡役所前でして……うーむむむ感慨深い。しかもここ、桑折町道路元標があったことに3度目にして気付いた!
R4を走るのはまた300m程度で、再び県道で東進しますが、すぐAid Station #1の桑折町ふれあい公園に到ります。いつものバナナとウイダーinゼリー、そして今回の御当地モノは……萩の月って、ここまだ福島県ですけど(^^;;; 桑折町谷地は日本最古の「自転車」と呼ぶべき車両「三元車」の開発者である鈴木三元の生誕地だそうで、復元三元車が実演展示されていると共に、桑折サイクルフェスティバル2012の案内が配布されていました(風で飛ばされまくってました(^^;;; )。……何っ、羽州街道を滑津まで往復!? こ、これは滅茶苦茶参加したい!?
桑折、伊達崎、梁川と走って都市部を抜け、阿武隈川に達します。梁川大橋を渡った直後は一旦サイクリングロードですが、その後は阿武隈渓谷を通る国道349号の隘路を走ります(1車線道なのに何故か「車線減少」の標識を3つばかり発見)。
国道は阿武隈川の左岸を下りますが、阿武隈急行は右岸を通っています。なので橋を渡らないと駅に行けないのです……橋があれば行けるのです。と言う訳で、兜橋(RCラーメン橋?)を渡って兜駅。お、この道路、40高中の標識が!
兜駅から国道(コース)へ戻って、すぐに県境・宮城県丸森町となります。そして4kmほど先に、この補給可能地点の少ない渓谷で唯一の安らぎ「いなか道の駅 やしまや」が小休止としてありました。先週と違って水すら配布されませんが、このお店自体がCAJ2012の協賛で、普通に買物できるので問題ありません。実際、ポカリスエットを買いました。
そして、またまた駅巡り、兜駅は兜橋でコースを外れて500m程度の場所にありましたが、今度は羽出庭大橋自体がコースから分岐した所にある上(でもそっちから戻って来る参加者とすれ違った(^^;;; )、橋を渡ってから1.5kmほどの距離があり、しかも途中結構長い区間が工事中で未舗装になっていました。起伏も非常に激しく、ちょっとした峠越えになっていました。MOTO(e)R MAN風に「あぶっ あぶっ あぶっ あぶっ」とか言うレベルではなく、「あぶぶぶぶぶぶぶ」ですハイ。
そんな無用の苦労をして辿り着いたのは……あぶくま駅! 横見さんが南東北スペシャルとして挙げた駅の1つです。これは外せないでしょう。駅前に滝があったりと立地自体が観光名所です。
法面の所々に「○○年○月○日洪水位」という標識があるのですが、その悉くが頭の上(汗)。一部でトンネルを避けて旧道をコースに選んだ箇所があるんですけど、このトンネル群……冠水しない道を作るために掘りましたね!? このうち、山田トンネルだけは、旧道が通行止であるためトンネルを通りました。
やがて阿武隈渓谷を抜け、館山の平野に出ると、国道113号に合流します。そのR113が阿武隈川を渡って来るのが、丸森橋。2連曲弦プラットトラス橋という味のある形状です(雄物新橋とか思い出す?)。大姥石・小姥石という自然石を橋脚の基礎に使っているそうなのですが……写真見ても良く判りませんね。残念。
この写真は振り返り撮影なのですが、順方向で1kmほど離れたところにバイパスの丸森大橋があり、3径間ブレースドリブタイドアーチ橋という更に目立つ形状です。合流前はその2つが並んだように見えて凄く映えました……が、中間に色々挟まってしまうので良いアングルを探しながら進んでいたら、結局丸森大橋を撮影できる場所が無かったと言うオチに(泣)。丸森駅も行き損ねたし……。
自然堤防? 脇の、広々としているけど路肩は狭い道をずーっと北上すると、角田市に入ります……何故Aも大文字?
Aid Station #2、角田市台山公園に入ります。……本日の宿泊地はゴールから非常に遠く離れているため、ゴール地点からジャンボタクシーで送迎されることになっています。その予定時刻は13:30……って早くありませんか!? 私が寄り道しまくっていることもあるでしょうけど、そもそもランドナ(自転車、空を飛ばないものだけを指す)ですからロードバイクとは比較にならないペースでしか走れないんですけど。現時点で既に12:55、まずいと思って担当の方に電話しましたが、こういう時に限って繋がらない(大汗)。つまり急いでゴールを目指すしかないということですね!? 最後に本格的な山越えがあるけどっ。
それはそれとして、コースから150mしか離れていない角田駅には寄ります。これが本日最後の駅巡り。
高倉川の氾濫原が一面の水田になっています。走っていて気持ちの良いところです。でも、そう離れていない正面は左から右まで完全に山で塞がれております……。
愛知県にやって来ました(違)
さっきの高倉から、約25分で峠に到達。それほどキツい坂ではないけど、ほぼ登りっぱなしで余裕が少ないという感じですね。増して今は気がせいているから……いや、ハンガーノックとか注意が必要ですから、無理はしていませんよ。
峠からまた20分で、ゴールの白石市文化体育活動センター(ホワイトキューブ)に到着! うーんやっぱり、体力気力の問題ではなく時間の問題で写真が取れないというのは精神的に落ち着きません。駅巡りも、白石駅・白石蔵王駅がすぐ傍にあるのに。……というのを措いといたとしても、既に14時過ぎてるし。取り敢えず、食事もしないというのは絶対駄目なので、白石温麺戴きます。
時刻 | 場所 | 総走行距離 | 最高速度 | 平均速度 | 走行距離 | 走行時間 |
---|---|---|---|---|---|---|
06:00 | カッパ王国 出発 | 398.79km | 0.0km/h | 0.0km/h | 0.0km | 0.00.00 |
08:10 | 起点 荒川桜づつみ河川公園 → 08:38 | 422.99km | 39.6km/h(PR310?) | 19.3km/h | 24.19km | 1.15.07 |
10:21 | Aid Station #1 桑折町ふれあい公園 → 10:42 | 453.11km | 43.1km/h(花水坂) | 20.5km/h | 54.37km | 2.38.33 |
11:43 | 小休止 いなか道の駅やしまや → 11:50 | 474.15km | 45.9km/h(桑折) | 21.4km/h | 75.35km | 3.31.14 |
12:55 | Aid Station #2 角田市台山公園 → 13:05 | 496.24km | 〃 | 21.6km/h | 97.45km | 4.29.48 |
13:58 | 終点 白石市文化体育活動センター(ホワイトキューブ) | 512.89km | 49.4km/h(白石境) | 21.5km/h | 114.10km | 5.17.58 |
15:10 | 宿泊地 | 512.99km | 〃 | 21.4km/h | 114.19km | 5.18.56 |
連絡を受けて駐車場へ移動。同乗の方も遅かったようなので(私が一番遅くはありましたが)、さほど問題ではないようでした。ただ、結局お昼は温麺だけになってしまいましたけど(結構量があったので充分かも)。運転手の方を自転車に勧誘したりしつつ(同乗の方々は当然ながら皆ロードバイク)、白石市から約1時間、蔵王町は遠刈田温泉まで移動します。
この移動の途中で、今更な事を思い出してしまいました。Cycle Aid Japan 2012は、東日本大震災の復興支援チャリティサイクリングイベントです。そして今日、5月26日は、昭和58年に日本海中部地震が発生した日であり、以来秋田県の県民防災の日です。だから今日11:59には自発的に黙祷か何かしようって思ってたのにー! すっかり忘れてた……。その時刻にはどこに居たかと言うと、まさにあぶくま駅の写真を撮っている最中! いくらでも黙祷できたよ……orz
辿り着いたのは宮城蔵王ロイヤルホテル。恐らくスキー板置場であろう空間に自転車を置かせて戴き、割り当てられた部屋へ向かいます。……ここ、宿泊費が異様に高かったので、観光ホテルの可能性は申込前から推測していたんですけど、これは最早完全にリゾートホテルですね。二度とできないであろう贅沢な夜を過ごします。何しろセミダブルツインの定員4人部屋を一人で占拠しているし。
さて、半袖で走った腕の具合は? → まったく何ともないようです。これは、今後の旅行の際に半袖という選択肢が選べるようになるか!?
Cycle Aid Japan 2012 北上ルートSTAGE3の2日目、いよいよ最終日です。05:30起床で良いかと思っていたけど、結局04:35に起きてしまったので、夜明けの景色を窓から眺めたりしてました(寒い)。正面の山は、前烏帽子岳かな?
身支度をして、朝食を急いで食べて(朝食時間とタクシー予約時刻との都合で……)、再びタクシーでスタート地点へ移動します。途中、蔵王町役場のある円田を経て、国道に近いところは宮という大字ですが、ここは奥州街道(仙台道)の宮宿で、笹谷峠を越えて山形へ通じる脇街道の追分です。笹谷越出羽街道は小坂峠・金山峠越えの羽州街道が事故ったときの迂回路として重要な道筋で、参勤交代路だったこともあります。
今日は全体のスタートも1時間遅らせているようで、8時過ぎの到着ですがまだ出発していないようでした。参加登録をして……そして、出発までの時間を利用して白石市内観光、という名の駅巡り! 昨日行けませんでしたからね。まずは白石駅を目指して……その途中、こんな派手な装飾の橋に出会いました。橋そのものは単なる桁橋なんですけど、欄干を使った芸術作品になっています。調べたところ、橋名「しらさぎ橋」、1994年竣工、制作者は阿部仁史アトリエ。白石市では公共施設(公共私設って何だ > Canna)などに芸術的建築を施しているそうで、市内各所でこういったのが見られるとか。
改めて、白石駅を訪問。跨線橋を渡って駅裏へ行くと、今度は東北新幹線の白石蔵王駅。直線で1kmも離れていないのに別駅となったのは、前後地形の都合で白石駅を経由させると不利だからでしょうが……約2.5km南の新在交差点に駅を設置しても良かったんじゃないかなあ。
更にはコンビニで水分を補充。戻ってきたのはちょうど9時で、交差点を挟んだ向こう側がスタート地点というところに来て、目の前で号砲が鳴りました。が、スタートした面々は赤信号で停車(^^;;; 私と相対した状態で1分半待ちですよ。気まずいというか何というか。
改めて私も出発列に並び、30分ほど遅れて出発します。
今回、最初のAid Stationまでは、昨日のコースをそのまま逆走することになるので……いきなり上り坂ですよ。花立峠@上山市よりはマシですけど、2日目ですからバテてる人も数人居ました。また、最終日ということもあってか、撮影スタッフが今までより多かったような……。峠の頂点で私が撮影停車すると、その様子をずっと録画されているようで、なんかまたまた気まずいような。
で、やっぱり、コースを無視して駅巡りしたりするのです。阿武隈急行の横倉駅と、Aid Station #1を挟んで、南角田駅(間の角田駅は昨日行っているからパス)。駅舎も何もない駅だと、どういう写真を撮れば良いのかちょっと迷います。何も無さっぷり故に、とても広い範囲を視界に入れたくなったりとか。
南角田から先は暫く寄り道ないのですが、橋はあります。左手には雑魚橋川・高倉川・尾袋川を一気に跨ぐ江尻橋(下路ランガー橋)、右手には阿武隈川を跨ぐ東根橋(下路ワーレントラス橋)と東根歩道橋。この2橋の間を国道349号が通って行きます。
「暫く」経ったら柴田郡柴田町となり、白幡橋で白石川を渡って、東北本線の槻木駅に到ります。この隣駅が岩沼駅で、一昨年訪問した『常磐線の終点』だということで、記憶が甦る感慨が深くなる。
ちょろっと国道4号岩沼バイパスを走り、1kmくらいで岩沼市に達しますが、そこからまた1kmくらいで宮城県道39号仙台岩沼線に進路を変えます。これは旧奥州街道ではなく旧東街道だそうで、名取平野の縁である高舘丘陵に沿って北上する道です。岩沼駅まで突き出した朝日山公園の尾根を越えると、Aid Station #2であるハナトピア岩沼です。ここを出る時に写真撮られた訳ですよ(5月30日にゃーの2参照)。
休憩中、上空を着陸体勢の飛行機が通過しました。勿論、仙台空港へ着陸する訳ですね。無事に運用できていて何よりです。
名取市に入ると、岩沼駅と同様の突き出た尾根・愛島(めでしま)丘陵を跨ぎます。そこは大した勾配ではないのですが、名取川沿いにもう1箇所の丘陵があり、標高差は同じ40m程度なんですが距離が短いので難所っぽくなっています。丘陵上は「百合佳^H^H^Hゆりが丘」という新興住宅街で……坂を登る前には2年前に見た富谷大清水みたいな『丘の上にずらっと並んだ戸建住宅』が見えたですよ。
名取1号橋(まるで高速道路か鉄道のような名称です)で名取川を渡ると、いよいよ仙台市になります。行政区名の標識はありませんが、太白区です。
そのまま国道286号という中央分離帯付き4車線以上の道を進みますが、途中で歩道に誘導されます。……だからさ、歩道を2.7m以上にするだけ土地に余裕があるなら、その分の自転車レーンを車道側に造って欲しいんですけど。
宮沢橋交差点は国道286号の起点で、この左右は国道4号です。これから進む正面の細い橋は宮沢橋、右側歩道へ誘導されての道路横断です。なお、一つ下流側(右側)に架かっている橋が広瀬橋で、2年前に通った橋です。
宮沢橋を渡ると若林区で、すぐ先の河原町が奥州街道との交叉点になります。……奥州街道と交叉すると同時に、桑折以来またまた以前の経路と「交叉」しました! 2年前、ここを右から左へ走ったんです。やっぱり同じ道を走ることは無いんですけどね。この先の仙台市中心部では、2年前は駅西側、今回は駅東側ですから。
先に仙台駅を訪問しようか迷いましたが、結局ゴール直行。そしてゴールは、仙台貨物ターミナル駅前です(違)。宮城野原公園総合運動場にある宮城自転車競技場。中に入ると、見慣れない青のゼッケンの方々が……あ、南下ルートの方々ですか! そういえばゴールは共通なんでしたね。青森からの参加者と、千葉からの参加者の邂逅です。ますます感慨深い。
ステージの脇で万国旗の如くはためく紙。その正体は、参加者のゼッケンです。ゴール手続きの中で、前後のゼッケンのうち1枚の裏に被災地へのメッセージを書いて募金先指定箱へ入れるんですけど、集計が終わったものを使ったんでしょう。面白い演出です。
色々とイベントがあったりもしましたが……最近のお笑いって私には良く解かんない。自転車パーツから自転車そのものまで当たる抽選会というのもありましたけど、私は全然当たりませんでした。
時刻 | 場所 | 総走行距離 | 最高速度 | 平均速度 | 走行距離 | 走行時間 |
---|---|---|---|---|---|---|
08:10 | 起点 白石市文化体育活動センター(ホワイトキューブ) → 08:35 | 512.99km | 0.0km/h | 0.0km/h | 0.0km | 0.00.00 |
09:00 | 再度起点 → 09:29 | 518.53km | 33.6km/h(?) | 17.5km/h | 5.54km | 0.18.59 |
10:29 | Aid Station #1 角田市台山公園 → 10:45 | 537.86km | 52.7km/h(角田境) | 19.8km/h | 24.87km | 1.15.05 |
12:05 | Aid Station #2 ハナトピア岩沼 → 12:17 | 561.71km | 〃 | 20.3km/h | 48.71km | 2.23.35 |
13:37 | 終点 宮城野原公園総合運動場内 宮城自転車競技場 → 15:48 | 584.34km | 57.7km/h(仙台ゆりが丘) | 20.5km/h | 71.34km | 3.28.09 |
16:46 | 仙台駅東口 | 595.24km | 〃 | 19.8km/h | 82.25km | 4.08.18 |
22:22 | 田無 | 598.70km | 〃 | 19.7km/h | 85.71km | 4.19.57 |
すべてが終わったら、後は帰るだけ……の前に、やっぱり駅巡りですよ駅巡り。仙石線の駅がすぐ傍にありますからね。宮城野原駅、陸前原ノ町駅、苦竹駅。そこから松岡街道で北上すると、東北本線の東仙台駅……ここは2年前にも来ています。4日目の朝ご飯の場所でした。今日もここから輪行しようという計画があったんですけど、諸々の事情により変更です。あ、執筆時に気付きましたが、宮城自転車競技場の最寄りである宮城野原駅にも輪行の方が居ますね。まったくの日向なのに暑くないのかな、と思ってしまいます。
更に仙石線榴ヶ岡駅、仙台駅と経て、仙台駅東口に到ります(仙台駅は何度も来ているけど東口は完全に初めて)。この区間は宮城野通りという仙台駅東口のメインストリートで、高幅員の直線道路にして……超逆光。カメラ壊れないか心配なくらいに太陽が視界内に入ってしまいます。身体にとっても凄く暑い……。
そして、この道の途中からは(道路交通法上の)自転車道が設置されているのですが……錦糸町R14よりはマシだけど三鷹かえで通りよりは酷い設計です。頼みますから、交叉点でわざわざ曲げて横断歩道側へ誘導するのを止めて下さい。ガードレールのせいで直進できないのは自動車との関係でも歩行者との関係でも危険なんですから!
東仙台駅ではなく、普通に仙台駅で輪行です(やっぱり沢山居た)。解体収納の所要時間は丁度30分でした。
2年前に来た仙台駅西口は、大規模なペデストリアンデッキ駅でありながらもちゃんと駅名を見ることができたんですが、東口は逆光ということもありますが全然見ることができず、やっぱり嫌いだデッキ駅と思ったものです。が、ホ○○○抱えて通路を歩いている途中、窓から駅名を確認することができたので、無理矢理立ち止まって撮影。これを正面から見ることができたなら……やっぱり逆光でしょうけど。
勿論仙台駅でもお土産を買いますけど、会津若松駅と違ってネタになりそうなものはありませんでした。
帰りの新幹線にいくつか選択肢があったんですけど……一番都合が良かったのははやて・こまち34号。しかしはやこまは全車指定席で、そして満席だったのです。なのでやまびこ220号(E2系1000番台)にしました。仙台始発の、各駅停車。うーん発車時刻は10分くらいしか違わないのに、到着時刻は1時間も違います。帰りが遅くなるよ。
夕食を食べながら眺める車窓に、……仮設住宅、名取川のフィンバック、今朝の起点である白石市ホワイトキューブ、そして信夫山が映りました。信夫山、独立峰だからあまり範囲は大きいという印象なかったんですけど、こうしてじっと見ると結構幅ありますね。
福島あたりから乗ってきた隣の新婚さん……だかカップルさんだか判りませんが、個室じゃないんだからいちゃつくのも限度を考えてくださいと言いたくなりました。3人席の3人目としては気が散って仕方ありません。必死で思い出しながら旅行記を一次纏めしている段階だというのに。
那須塩原を過ぎた頃から、窓の外で雨が降り出し、雷まで見えるようになりました。こ、これは、三鷹でどうなる!? ……宇都宮は降ってないっぽい。
東京から中央特快(E233系0番台)で三鷹。幸いにして雨は降っておらず、輪行再構築も30分程度で済ませることができました。……が、実は全然無事ではなかった。三鷹で改札を出ようとした時、切符の紛失に気付いてしまったのです。東京駅の乗り換え改札は通ったんだから、その後……胸ポケットに入れて、うーにゃーうーにゃーと奇声を挙げながら中央本線ホームへ向かっている最中に落とした可能性が高いです。なんたる失態orz これだけ長距離の切符を失くす人も珍しいでしょうなあ(汗)。東京駅からの運賃で有人清算できましたが、切符が手元に残らなかったのが一番痛いです(そっちかい)。
22:22、帰宅。近所のスーパーは22:00までなので、買物ができません=飲料も食糧も不足しています。取り敢えず、水は水道水に塩入れて冷蔵庫で冷やしておきましょう……
会社帰りにアニメイト吉祥寺にて、
以上を購入。
ルーエにて、
以上を購入。
さてさて、本日当初から購入を予定していた、言わば「目的」の品は、ドラゴンマガジンと「くいっくすたーと 3」だけです。他は現地で見付けて発売を知りました。……あのさー、「目的」の2つも含めて、どれ一つとしてamazon.co.jpがお薦めしてくれていないんですけど。シリーズ物は全巻持ってる(一部はamazon.co.jpで買ってる)って、チェックしているよね? なんで買ってもいないシリーズをいつまでもお薦めし続けて、こういう肝腎なのをお薦めしてくれないのさ。本当役に立たないな、リコメンド機能って。
Cycle Aid Japan 2012 | 開催レポート 北上ルート STAGE3(5月27日) 白石蔵王〜仙台……うわっ、私がピンで写った写真が掲載されてる!