神戸です。

On Wed, 23 Feb 2005 09:19:42 +0900, wacky <wacky@all.at> wrote:
> 神戸隆行さんの<opsmlxo2cve5o5lm@news.media.kyoto-u.ac.jp>から
>>>>> 事実として第三者キャンセル事件は何度も起きているわけで、
>>>>
>>>> それは権利として認められたことが行われたわけではないでしょう?
>>>> つまり「認められている」訳ではありません。
>>>
>>> その通り。
>>> そして、それが今後は「認められた行為だ」と言い張れる可能性が高いわけで
>>> す。「個人に留保された権利だ。何が悪い」ってわけです。
>> だから・・・言い張られても正しくないです。
>> 意見としては誤り。意見としては間違い。
> と、事を起こした本人を説得できる自信は私にはないな。
> あなたにはできますか?

理屈の分かる人なら説得できるでしょうが、
理屈の分からない人にはどんな正論でもどうせ説得なんかできはしません。
理屈とはそういうものです。

そういう人にどう対処するかという意見を集約する際に
そういう人の行為が正当化されないということが多くの人にわかれば十分ではないですか?
そういう人本人にはそれが理解できなくても
fj関係者の中でマズい行為だという合意が取れれば
対処の前提条件としてはよろしいわけなので。

>> 相手が間違った意見に基づいて行動を起こし、
>> それによって実害が発生するなど
>> 実力行使してきたときにどう対処するかは
>> 正しいか正しくないかを判定することとは全く別の問題です。
> 事後にどう判定するかなんて殆ど無意味でしょう。
> 我田引水でき難い文章であることが大切です。

どのみち対処は事後にしかできませんから事後判定で十分です。

fjの参加者の多くがその我田引水理論が間違っていると判定できれば十分です。
そうであれば対処するに必要な合意が形成可能になりますし、
我田引水理論の間違いを見抜けずに、それに従って行動する人も少数になります。
間違いを承知でコトを起こす人は結局やっちゃうわけですが多いとは思えませんし、
間違いを見抜けない人は少数の筈ですからなんとか対処できるでしょう。

っていうかWacky氏は例に挙げた我田引水理論が
正しいかもしれないなんて本当に思っているんですか?

>> だから合意や規定がないのに権利と言ってみたり、
>> ましてや明文で「未定」と書かれているのに権利だなんていうのは
>> 誤り、勘違い、妄言の類なので、意見としてはそのように処理してよいのです。
> 「fjに参加する個人は〜適切な手段を講じる権利を留保する」と明確に規定さ
> れた権利として記述されていますし、「規定しない」は「規定されるまでは
> 行使できない」を意味しません。

だから留保。一律にそういう権利は「ない」と明言はできないし、将来成立するかもしれないが、
その時点では権利としても認めていない状態。だからまだ成立した権利とはいえない。
当然その規定を根拠にした「行使」も正当化できない。
そしてそういう条件下で「規定しない」は留保中の権利の実施詳細未定ってだけ。

正当化できないことを誤って正当と信じて実行しちゃう人に対する対処は別の話です。

-- 
http://www.nerimadors.or.jp/~kando/
kando@nerimadors.or.jp
kando_takayuki@hotmail.com : MSN Messenger