In article <t4fph.112$zG6.24@news3.dion.ne.jp>, 
  wacky <wacky@all.at> writes:

> KGK == Keiji KOSAKAさんの<m3lkkb6ind.fsf@orie.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>>私が言ってるのは、「投票権の権利内容の要件」です。
>>つまり、「投票権という権利の構成要素」であり、「この権利がないと投票権
>>とは言えない」という条件の列挙でです。
>
> 「投票する権利」から「投票すること」でしょ。
> で、「投票」とは何かというと、以前に辞書から引用したように、
> ・意思表明できること
> ・採決にあたってその意思が考慮されること
> くらいで充分だと思います。

\begin{最重要}

では、何ができれば、「意思表明できること」が保証されてると言えるんでしょ
うか?

NGMPから読み取れる範囲では、「一人一票なら、選管の指定したアドレスに
メールできること」ぐらいだと思うんですが、いかがでしょう?
# 投票箱のあるサーバのMTAがはじくようなアドレスからは投票できないので、
# 完全に保証されてるわけではないようだけど。

また、「意思表明できること」を行使するための制限は何ですか?

NGMPから読み取れる範囲では、指定された手段を用いなければならないってあ
たりだと思うんですが、いかがでしょう?

次に、「意思が考慮される」というのは、具体的にどういうことでしょうか?

普通に考えれば、「あらかじめ示した制限を守れば、投じた票が有効になる」
といったあたりだと思うんですが、いかがでしょう?
それよりきつかったりゆるかったり全然違ったりすれば、根拠付で明示してく
ださい。

最後に、「意思が考慮される」ことに対する制限は何ですか?

NGMPから読み取れる範囲では、「指定された形式を満さなければ無効になる」
というぐらいのことだと思うんですが、いかがでしょう?

その辺りをはっきりしてくれれば、wacky氏のいうところの「投票権」が少し
は明確になると思うんですが。
# 今のままだとあまりにも曖昧で、権利を守ってると言えるかどうかを客観的
# に判断するのはほぼ不可能です。

\end{最重要}

>>で、それらの少なくとも一つを阻害しない限り、投票権を剥奪したとは言えま
>>せん。
>
> 従って、
>
>>> 「誰も投票することができないような形式でも設定*できる*」のに「投票権を
>>> 剥奪することは*できない*」んですか?
>
> 意思表明の機会を阻害している以上、投票権を剥奪したと言えるでしょう。

意思表明の権利が無制限であればそうですね。

>>NGMPから読み取れる範囲の権利は剥奪されません。
>
> では、根拠立てて論証してください。

投票というのは、当然に、手段と形式で制限されるものだし、NGMPの規定上も、
制限されることが読み取れます。
つまり、形式で制限されるのは、NGMP上は正当であるってことです。

が、形式に対する制限は、NGMPには一切ありません。

よって、いかなる形式を定めても、「形式を守ればOK」という権利を剥奪した
ことにはならない。

>>wacky氏の主張によれば、選管が、
>>・初期値不定で、票ごとに有効・無効を判断する。
>>というのが投票権を阻害していて、
>>・デフォルト有効で、票によっては無効と判断する。
>>だと阻害してないってことになりそうですが、投票権者は、その二つをどうやっ
>>て区別すればいいんでしょうか?
>>結果が同じだと区別できないよね?
>
> #「している・していない」ではなく「できる・できない」だね。念の為。
>
> 同じでないことは
>
>>>>> たとえば、KGK説では選管は「開票結果が気に入らないので有効・無効の決定
>>>>> を放棄する」といったことが可能です。
>
> から明らかです。

それは不可能ですから、全然明らかではありません。
# いや、単純な「可能/不可能」なら「可能」ですが、validかどうかって問題
# でしょ?

> そもそも、「同じで区別できない」はずのKGK氏が何故自説に固執しているの
> でしょうか?オカシナ話ですね。

同じものを区別して、そこに意義を見出そうとしてる人がいるからですね。

>>>>不可能です。
>>>>有効でも無効でもない状態を最終決定とすることはできませんから。
>>>
>>> 勿論、最終決定*しない*ことが目的でしょ。
>>
>>そうなると、「手段と形式が合っていれば有効になる票を投ずる権利」を阻害
>>してますね。
>>つまり、私のいうところの投票権を阻害してます。
>
> つまり、KGK論の選管は投票権を阻害することができるわけです。

「可能/不可能」で言えば可能ですね。
しかし、NGMPから読み取れる権利を阻害すれば、NGMP違反を主張できます。

> #wacky論ではできない。

「可能/不可能」で言えば可能ですね。

>>しかし、それ以外の形式にあえて違反して投票した場合は、カウント可能にな
>>る場合があります。
>>例えば、無効になることを狙って、あえて無記名で投票するとか。
>
> どうなろうと仕方ないでしょ。それは選管が権限を放棄した結果なんだから。
> 別に参加者に非があるわけではありません。

参加者に非があるって話を誰かがしてるんですか?
ここでの論点は、「参加者の意思を反映してるかどうか」でしょ?

> #で、KGK論なら解決できるとでも?

デフォルト値を決めないと参加者の意思を反映したことにならないなどという
病的な主張を私はしてませんから。

選管は、結果として適切に判断することで参加者の意思を最大限反映するし、
その判断を放棄すれば参加者の意思を反映したことにならないから不当ってだ
けのことです。

>>何故、どこが頓珍漢なのかを説明しないんでしょうか?
>
> したと思いますがね…

どこで?

>>「fj参加者に投票権があるから、一部の者の投票が常に無効になるような形式
>>はだめだ」って意味合いの主張してませんでしたっけ?
>
> 「投票権を剥奪することになるから駄目だ」とは言いましたし、今も言ってい
> ますよ。で、それが何か?

それは、

>>>>wackyの<RMSkh.83$zG6.33@news3.dion.ne.jp>から
>>>>$1. 投票権の付与に関する制限(未成年は除くとかfj参加者とか)
>>>>$2. 投じられた票に関する制限(白票は無効とか形式がどうとか)

>>>>>>>> ってことは、「fj参加者に投票権があるから」という1に基づいた理由で、2の
>>>>>>>> 形式の定め方にクレームをつけるのは、筋違いだってことでいいですね?

で筋違いとしてるものと何か違うんですか?
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KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK