! "<2q6Gg.26$852.6@news3.dion.ne.jp>" という記事で
!     Mon, 21 Aug 2006 08:40:46 +0900 頃に wacky  さん は言ったとさ:

> KGK == Keiji KOSAKAさんの<eb1r06$kag$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から

>> この「何故、CFVでなかったのか?」ってのをもっと早く言ってよ。
>> CFAに不満があるのならCFRを支持するのかと思ってた。

> 私には「強行CFAはダメだが強行CFRなら良い」なんて主張の根拠も、その反論
> も思いつきません。

自分が当たり前だと思ってることが他人にとっても当たり前だと信じ込んで、
自分の主張の説明をおろそかにすると混乱するよって話なんですが、分かって
ないんだろうなあ。

# っつうか、NGMPの規程通りのことを「強行」と表現する時点でアレだが。

>> CFD期間内のCFA/CFRと、管理人裁定のCFA/CFRは、同じCFA/CFRという用語を使っ
>> ていても、位置付けが全く違います。
>> 前者は第0近似では「全員一致システム」と言えなくはないけど、後者はそう
>> 言える要素はどこにもない。たとえ他の全員が反対してても、管理人一人の判
>> 断で決定されるシステムなんだから。

> だから、その【独断】という名のシステムは何時如何なる状況で必要とされる
> のか?っちゅ〜問題でしょ。

そのようなことは、

<aNcxg.2$852.1@news3.dion.ne.jp>:
| 私は全員一致システムでの合意が概ね不可能である状況を知りながら、敢えて
| 全員一致システムでの強行裁定を選択した意図を尋ねているのです。

には全然全く表現されてないですね。
「全員一致システムでの強行裁定」ではないってことは理解できました?


で、この手のシステムでは「必要かどうか」なんてのにこだわると、うまく働
きません。
考えるのは、「妥当かどうか」。
重要なのは、システムがうまく働くかどうかであって、イデオロギーじゃない
んです。
# ってのは、「ローマ人の物語」とか読んでると実感するところ。

> 要は、*NGMPにその項目が書かれた理由*ですね。

一つは歴史的な理由ですね。管理人独裁制からの移行ということで自然に入っ
てきたもの。
# ってのは、河野さんも説明してくれたよね?

もう一つは、効率の問題。

直接民主制ってのは、チェック機構がよく効くけど効率が悪い。
反対に、独裁制は、チェック機構が効きにくい代わりに効率がよい。
両方の長所を取り入れたのが間接民主制なわけだな。

現行のNGMPってのは非常に直接民主制よりの間接民主制のようなものだと考え
れば、理解できるんじゃないかな?
グループの作成などに参加者の主張が直接反映されるって意味では直接民主制っ
ぽいけど、投票によって選ばれた管理人が独りで判断する局面がいくつかあるっ
て意味では間接民主制っぽい。

もちろん、そのあたりのバランス点を変えることはできるんだけど、原理主義
的な「必要」とか「正しさ」で決めるんじゃなくて、「うまくいくかどうか」
で決めるものだよね。
-- 
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK