まさか、意図的に曲解してるんじゃなかろうな。
単純な理解不足だと思うんだが……

In article <bPFng.11$513.5@news3.dion.ne.jp> wacky@all.at writes:
>事実として、現行のNGMPでは「管理人に届かなくても良い」のですし、本質論
>においてもtoda氏は現行NGMPを支持していたはずですが、何時の間に変節した
>のですか?
「届く」という動作の対象(=目的語=客体)が違うんだけどねえ……

NGMPの規定は「判断基準」を定めるものであるから、
「届く」の対象は「記事」なり「メール」なりといった、
メッセージを伝える「媒体」なのさ。

それに対して、NGMPをどのように定めるかという「背景」を議論する際の
「届く」の対象は「メッセージの内容」即ち「情報内容」なのだ。

つまり、「記事」なり「メール」なりといった「媒体」そのものは到達しなくて、
その代わりに、その媒体で伝えようとした「情報内容」が別の経路で到達した場合、
前者の意味では「届いていない」だし、後者の意味では「届いた」になるわけ。

もう少し突っ込んで説明するならば、
NGMPの規定というのは、前者の意味で「届いていない」状況でも
後者の意味で「届いた」状況になる可能性を高めるために
最も有効な方法を模索しつつ定められているとも言える。

こんなことは、議論の「内容」を理解しながら読めば自明なことなのさ。
要するに、wacky氏には「内容を理解」しようという気が全く無く、
単に言葉の表面的な意味を追って「揚げ足取りの材料」を探しているんだ
ということが、図らずも証明されてしまったということですね。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp