キミが何も知らないことがよくわかりました。

"papa" <papa_iwase@yahoo.co.jp> wrote in message
news:bupu2c$7ta$1@nn-os106.ocn.ad.jp...
> ついでに劣化ウランって放射性物質そのものだよ?

 劣化ウラン弾って何だか知ってますか?
 劣化ウランは原発や原子爆弾に使えるウラン235などを
 抽出した後の残りカスで、ほとんどが放射性でない放射能
 が低いウラン238です。
 たしかに、放射性物質ウラン235も残っていますが、自然界に
 存在する分離前のウランより放射性同位体の比率は低いです。
 なんったって、残りカスですから。
 さらに、ラジウム等の活発な放射性物質を含むウラン鉱石
 よりも、放射能は低いです。暗闇で光るラジウム入りの古い
 時計(東南アジアではまだ売っている。しかも日本メーカーの
 ブランドで)より放射能は低いと言っていい。
 それを「放射性物質そのもの」ってのは、理解が浅いというか
 何も知らない証拠ですね。
 劣化ウラン弾の最大の問題は、ウラン自体が化学毒として
 猛毒でありhttp://www.jca.apc.org/DUCJ/DUwatch/DUW3-10.html

$ すべてのウラン同位体混合物(劣化・天然・濃縮)は、同じ化学的
$ 性質を持っている。
$ 現在動物実験によって、ウランの化学毒性は尿細管細胞を損傷し、
$ 腎炎の原因となることが分かっている。
$ どのウラン同位体であれ、その化合物が溶解性であるか不溶解性
$ であるかによって、毒性に大きな違いが出る。
$ 水溶性塩は全身、主に腎臓に対して毒性を持つ。 不溶解性化学
$ 化合物は、主に肺に対する化学毒性と、全身への放射性毒性を持つ。
$ 二酸化ウランは血中に入ると六価ウランとなり、全身に対する化学毒性を持つ。

 基本的に、放射性同位元素であれ、そうでなかれ、極めて
 有毒で、抜けカスのウラン235の放射能の影響が出る程
 吸収したら、ウランの科学的毒性で腎臓が腐ってしまうよ。

 また、劣化ウランって言葉が一人歩きして、誤解を招いている事に
 関してhttp://www.nava21.ne.jp/~tokuda/chon/hayasi/other/d-uran.htm

$ まず劣化ウラン弾が、使用された地域に陰湿な被害を及ぼしており、
$ それが非人道的な、けしからぬ兵器であることは疑いないことだと
$ 私は思います。これだけ多くの被害報道がある以上、使う側が言う
$ ように、それらをすべて誤情報だとするには無理があります。
$ だがそのような被害の発生する原因が、ウランのもつ放射能のせいだと
$ 考える、「市民的実感」(社会部記者の思い込みを含めて)ははっきりと
$ 誤りです。被害の原因は、ばっさりと言えばウランという元素が(化学的)
$ 毒物だからです。その意味では、劣化ウラン弾被害は、枯れ葉剤・ダイオ
$ キシンの被害と異なるところはありません。放射能をもつ元素たちのなか
$ で、「放射毒性」よりも「化学毒性」が上回るのは、唯一ウランだけである
$ ことは、すでに何十年も前から放射化学者、放射線影響学者にとっては、
$ 常識の一つなのです。ここに放射毒性とは、その物質が出す放射線に
$ よって起こっている「人体に対する好ましからざる性質」のことです。
$ この毒性は同位体ごとに異なります。一方化学毒性は、その元素がもつ
$ 化学物質としての毒性です。ウランという元素のいろんな同位体は、
$ どれも化学毒性については異なるところはありません。

 といった啓蒙に努めている人たちもいますね。
 で、ですね。劣化ウランの主成分は、ウラン235と同様の有害物質
 ウラン238なわけだ。仮に劣化ウラン禍があるとしても、放射線の
 被害ではなく化学的な被害と理解するのが正しい。

> 半減期は44億7000万年

 半減期が長いと言う事は、核分裂が活発でないと言う事です。
 つまり、放射能が低い=放射線量が少ないという事。
 そんな事もわからないとははてしなく馬鹿ですね。
 で、核兵器がどうのとか、的外れな事を言っていた事を
 自覚したまえ。