Hideki Kato <katoh@pop12.odn.ne.jp> wrote in message news:<3fd04c89.6901%katoh@pop12.odn.ne.jp>...
> 加藤@ODNです.
> 
> In article <800c7853.0312040848.68a92f6e@posting.google.com>, M_SHIRAISHI wrote:
> >Hideki Kato <katoh@pop12.odn.ne.jp> wrote in message 
> >news:<3fcdd11e.6896%katoh@pop12.odn.ne.jp>...
> >> 加藤@ODNです.
> >> 
> >> In article <800c7853.0311262022.85c4cb2@posting.google.com>, M_SHIRAISHI wrote:
> >> >
> >> >やや奇異に聞こえるかも知れないけど、人は言語を使って学問してるわけ
> >> >じゃ〜ないよ。
> >> >
> >> >
> >> >学問をした結果/成果を言語でもって*表現*し、また、先達の行った学問
> >> >の成果を書物等を通して*言語で*知るだけの話であって、自分自身が独自
> >> >に思索する場合には、言語は「単なる補助手段」でしかない。
> >> >
> >> >
> >> >碁とか将棋とかが、いい例だね。 棋士は、言語を使って布石を思索して
> >> >いるわけではない。 
> >> >
> >> >言語よりも閃き/直観のほうが遥かに先行する。
> >> 
> >> 個人の頭の中では全くその通りです.が,「学問」と言う以上,個人の頭の
> >> 中で済むものではなく,大勢の他者との関わり(議論など)が必須
> >
> >
> >そんなことはない。 真理を発見したら、それを必ず他人に教えなければならぬ
> >なんてことはないのだから。 ヽ(^。^)ノ
> 
> 誰にも伝えないのでは学問とは呼べないでしょう.それに,真理かどうかの
> 判定を個人内で完結したのではトンデモと同じ.



Анпонтан!


Isaac Newton(1642-1727)は、流率法を発見したが、それを永く秘密にしていた。
# 流率法を使って得られた≪結果≫だけは公表していたが・・・。

Leibniz に嗅ぎつかれるような事態にさえならなかったならば、恐らく、彼は、生涯、
流率法を秘密にしていたことだろう。

ソチは「流率法は学問ではない」と主張して、人々の嘲笑を浴びたいのか? ヽ(^。^)ノ


一方、“フェルマの大定理”で有名な Pierre de Fermat(1601-1665)が、自分の
発見した多くのことを秘密にしていたのは、数学史では有名な話だ。


古代において、ピタゴラス教団は熱心に数学の研究をしたが、その発見の多くは
教団内の秘密とされた。 とりわけ、無理量の発見は教団の最高機密とされ、
それを外部に漏らした人物は教団の手によって暗殺されたと言われている。


洋の東西を問わず、昔は、「大発見」とか「大発明」とかは秘密/秘伝とされるのが
普通だった。


近代に入ると(ノーベル賞とか特許法とかという≪アホなもの≫がつくられたせいで)
功名心にはやるタワケどもが、競って自分の発見とか発明とかを公表するようになった。


質量がエネルギーに転化することを発見した≪非常識でかつ間抜けな Einstein≫は、
愚かにも(!)、それを公表した。

# そのようなことを公表したならば、後に“核兵器”と呼ばれることになった「恐るべき
大量破壊兵器」の開発を誘導することになることは、少し常識があったならな、誰にも
わかることだ。

## Einstein が、可能な限り永く、その発見を秘匿していたならば、広島や長崎の
悲劇は無かったのだ。


   才能がその宿るべき人格を誤ると、このような悲劇を招来する。



M_SHIRAISHI @ The_New_York_Academy_of_Sciences