河野氏の一般意味論への時代遅れという認識
#河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
#いまさら時代遅れの一般意味論か... サイエントロジーの人達なのね。
#中学生の頃に読んだっけ。「非Aの世界」とかに触発されてさ。
どこがどう時代遅れなのかご説明いただきたい。
#In article <3f7e46d2_1@127.0.0.1>, SEO Shirou
#<sessha@myself.com> writes
#
#形式論理学はラッセル・フレーゲ以降の記号論理でないものは評価で
#きないです。
#
評価する?あなたの趣味なんですね。
#> 論理学という言葉は、もともとはロゴスの学ですから。これは万物を貫徹している存
#> 在の法則の意味ですよね。ロゴスの学であれば、論理学よりさらに広い間口を
#> 持つ。ヘーゲルの論理学はこうしたものではないでしょうか。
#論理学者は普通はもっと謙虚です。言語の学問なので「万物」とは関
#係ない。人間の限界をわきまえた、というよりは、人間の枠内で
#何が理解できるかを研究する学問です。
言語の学?
あなたの、立場が記号学か記号論に立っているだけの話でしょう。
論理学はそのような立場のものでしかないと断定するのは違うと思いま
すね。
#> 近代科学という側面からかんがえれば、二値的な論理から近代科学が提起する
#> 多値的(=非アリストテレス的)論理への転換と考えれば、よいのではないでしょう
#> か。
#多値にしたからどうこうってわけでもないです。直観主義論理とかは
#多値論理の一種だけど、通常の記号論理よりも、もう少し制限された
#立場を取ります。だからといって成果が狭いってわけじゃないけど。
ここでも、価値の問題が単なる記号論理学に矮小化されて論じられてま
すね。あなたの価値ですよ。
#> アリストテレス的論理学の危険性は日常の問題です。ここから脱出することは
#> 大切なことだと思います。
#アリストテレス的論理学の問題点は、記号と存在(モデル)を区別して
#ない点にあり、二値の部分ではありません。それをクリアするに
#はラッセル・フレーゲを待つ必要があったわけですね。
まさに、記号学、記号論、記号・・・とうレベルでの矮小化した視点で
す。それでは、価値は論じても、池の中ですよ。
そもそも、記号論理学は、前提に価値を持たなければ、いかなる価値も
結理論に出せない。そんなものいくら論じてもアリストテレスの価値の
問題は、洗い出せないね。
#もともと「多値」とか「二値」とかいう考え方自体が、記号とモデル
#の区別の萌芽なんだよね。
モデル。またもや記号の世界。
コンピュータの世界といってもよい。
最後にあなたにお伺いする。
コンピュータは自分の正しさを証明できるとでも?
アリストテレスのここでの問題は、自分の認識の正しさを論じているも
の。コンピュータの構造論ではないが。
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#Shinji KONO @ Information Engineering, University of the
#Ryukyus, 河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,
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