いいじまです。

> >(実は最大は4回なんだけど……
> > さあ4回できる例はわかります?
> > クイズとしては結構楽しめるかもしれない……。
> > 正解は複数あります。)
> 
> 思い浮かんだのは
> ・略式命令(→正式裁判の請求)→正式な第一審(以後通常の三審制)
> ・少額訴訟への裁判(→異議申立)→正式な第一審(以後通常の三審制)
> でしたが…
> 
> ほかにあるかな?

「特別上告」というキーワードが頭にあったので、とりあえず民事訴訟法を探っ
てみました。原審簡裁→地裁へ控訴→高裁へ上告(これは手続き不備が理由でOK)
→憲法違反の主張に限って最高裁へ更に上告、ということが可能です。

少額訴訟の異議申し立てを1回と数えると、特別上告との合わせ技で5回になっ
てしまいます…。

あとは、家事審判・少年審判の結果に異議があるときの抗告先は地裁だったか高
裁だったか…これの答えが「地裁」なら、憲法違反の主張で最高裁まで行けば4
回なんですが。

手形・小切手に関する訴訟にも特例があったはず…

あとは、海難審判は裁判の範疇には入らないし…
(もちろん、海難審判の結果を裁判で覆すことは可能なはず。)

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飯嶋 浩光 / でるもんた・いいじま   http://www.ht.sakura.ne.jp/~delmonta/
IIJIMA Hiromitsu, aka Delmonta           mailto:delmonta@ht.sakura.ne.jp