余丁町散人様 wrote:

> そうそう、主人公は「プロパー」でしたね。あれに影響されてランクルで浜辺で海に
> 乗り入れたり灌木を押し分けたりして遊びました(外地でです。日本じゃ禁止かな)。
> あとの掃除さえなければ最高のストレス解消でした。でも穴の中でスタックしている
> 車の90%はクロカンらしいですね。性能を過信して無茶やるから。

 日本だと禁止でしょうね。一時期、4WD ブームの時に
海亀の産卵地である砂浜とか、植林してある場所とかでも
お構いなく走り回り、関係者が激怒した(というか、今も
そういう輩がいる)という時期があって、今はメーカーも
専門誌もその点には神経を使っているみたいです。

 でも、大藪小説の主人公はそんなこと知ったこっちゃ
ないという感じですし、「戦士の挽歌」の石川もそういう
スタンスで走り回ってます。

 実際には、大藪春彦は四輪駆動車によるアウトドア・
ドライビングの本も書いているのですが、その中では自然を
荒らすことがないように、という記述もあったと思います。

 エッセイでも、「銃は例え弾が装填されていなくても、
絶対に人に向けるな」とか書いていましたし、本人は常識を
わきまえた紳士だったようです。当然といえば当然なの
ですが。


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 すべては無の見ている夢 ならば良い夢を 素人詩人
         ▲ Nachi Yumesawa --夢沢那智--
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