TANAKA Jiroさんの<87fyb8mrbo.fsf_-_@ace.nerimadors.or.jp>から
>wacky <wacky@all.at> writes:
> :>では、「秘匿された公的な組織」の透明性をどう担保するかの話になります。
> :>透明性が担保できれば、問題がないわけですから。
> :普通に考えて不可能だと思いますが、画期的な手法があるのであれば教えてく
> :ださい。
>
>事後に秘匿されない状態にすれば良いだけの話です。

即時から事後までの間に何もない保証はないので、「具体的内容は非公開でも
*何をやっているのか*はキチンと報告する」のに比べて遥かに不透明ですね。
#「事後」って何時だよ?って話もあるしさ…

>公開MLと、非公開MLを後日公開する場合の差は、その実時間性だけです。

そうですね。その分不透明さが増すわけです。

> :>※継続性は関係ありますか?
> :もちろん。
>
>詳しく説明願います。

散発的にしか発生しない「公開できない情報」に対して、MLは組織だった存在
として継続的に存在するわけです。
#本来利用されるべきではない期間は何に利用されているのでしょうか?
#「全く使われていない」のか「よからぬことに利用されている」のか「暇に
#飽かせて井戸端会議をしている」のか、どっちにしろ検証のしようもないわ
#けです。


> :>私は、MLでもメールでも同程度の不透明さであることを示しました。
> :見落としてるのかな?
> :すいませんが具体的なポインタをお願いします。
>
>Message-ID: <87d56nxpih.fsf_-_@ace.nerimadors.or.jp>
> >※同報メールとメーリングリストでの差異というと、
> >※一部のヘッダの追加・削除・変更、サーバにコピーを保存する…ぐらいで、
> >※本文は変更されないと思うのですが。
>
>MLとメールで、伝達される情報に差異が無いなら、そこで発生する事象も同等です。
>
>#それとも、伝達される情報に差異がなくても、発生する事象に差異が生じるのでしょうか?  R.田中二郎

何故「伝達される情報に差異が無い」と思うのでしょうか?
「メールで伝達したらML(公開)で報告」するのですから、その行為は常に参加
者の目に晒されていることになります。
#内容のみならず存在そのものまで隠して後から公開するのとは違う。
従って、Message-ID: <eloj20$4td$1@bluegill.lbm.go.jp> でリストアップさ
れたような内容の殆どはML(公開)で行われるようになるでしょう。

要するに、「公開するまでもない」という思考回路を「非公開にするまでもな
い」に変えていく。ということです。重要なのはそこ。



<余談>

>その時間差の中で情報の改変が行なわれたかをチェックすれば、透明性は担保できます。
>ひとつの方法として、時間鍵を使えば容易に実現可能ですね。

面白いけど、時間鍵だと投稿時に公開期日を決定する必要があるのでは?
#そもそも「そこまでして隠す必要があるのか?」って思う。

</余談>

-- 
wacky