"Kiyohide Nomura" <knomura@maya.phys.kyushu-u.ac.jp> wrote in message
news:5fk78rc04f.fsf@maya.phys.kyushu-u.ac.jp...
> >  あの、cellularでも世界規模で行えばglobalですね。
> > # 携帯電話なんて、近々そうなるでしょう。
>
> そもそも、Global でないということの他に GPS システムの当初の目的を考慮
> していません。
>
> yam さんの議論には他の場合でも
> 1. 誰が
> 2. 何の目的で
> 3. いつ頃
> 何をしたのか抜けていたりしますね。
        :
> この仕様では、アメリカ軍の要求には合いませんね。
> といって、「YAM衛星」に民間からの出資者を募ることが出来たかどうか?

 技術的に実現可能かどうかの話をしていたのでは?
 政治的背景とか経済的な実現性の話をしていたのですか?
 そういう事であれば、

"Nakagawa" <naka111@silk.plala.or.jp> wrote in message
news:3F50ACA6.74D01299@silk.plala.or.jp...
> それほど負荷が増えるとは思いませんが、原子時計の時よりも
> 負荷が増えるのは事実でしょう。
> #挙句の果てに性能は悪い。
        :
> 技術的に問題がなさそうにも思いますが、筋が悪い解決法であることは確か。
>
> ただ、このような事情を考慮しても、
> 水晶振動子しか使えなかった時に、
> GPSの実用化をあきらめたかというと、NOだと思います。
         :
> それしか道がない、という時には、とてつもないシステムが
> 実用化されます。

"yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> wrote in message
news:Pjl3b.12$bL1.4@news1.dion.ne.jp...
>   ただし、このシステムの問題は多数の正確な位置情報と
>   時間情報が管理された地上局をそれなりの間隔で設置する
>   必要があります。
>   当然いくらアメリカとかでも、一国で管理するのは無理が
>   あり、いずれかの参加国が北朝鮮みたいにヘソを曲げれば、
>   即破綻するという問題が存在します。

 の時点で、既に違う話をしていた事になりますね。
 いまさら、何を言い出すのか理解不能です。

> また、DGPS は局地的にはともかく、全世界規模でやれば結局コスト高につき
> ます。ヨーロッパ規模でも GPS 相当の原子時計を積む衛星航法システム
> Galileo システム計画していますね。
>
> http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/911/911-12.pdf
>
> これは当初より民生ベースで開発されています。経済的にも DGPS システムそ
> のまま拡張するより安くつく判断あったのでしょう。
>
> ついでにいえば、日本も GPS 補完システムとして原子時計を積む衛星航法シ
> ステムに取り組みつつあります。

 あの〜その辺の話は、私が紹介したものをキミが読みとりづらい
 と評した資料に詳細にでているのですが、それを今更新出のように
 持ち出す意図は?まあ、お得意の後だしジャンケンだと思えば
 納得も行きますが(先ほどの、後から政治的背景や経済性の
 問題に摩り替えるのもね)・・・いずれにしろ

Kiyohide Nomura" <knomura@maya.phys.kyushu-u.ac.jp> wrote in message
news:5fu182xd2p.fsf@maya.phys.kyushu-u.ac.jp...
> "yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> writes:
> >  あと、http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/pdf/020213_5_10.pdfあたり
> >  にも面白い話が出ていますね。
>
> これはごく最近の技術動向の一般向けの報告書のようです。
> 数式も参考文献もないし、興味を持った一般人が読もうとしても背景知識がな
> いと何がどう進展しているか読みとりづらいでしょうね。

 の http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/pdf/020213_5_10.pdf
 に、かなり詳しく出ていますね。

> # 「YAM衛星」を採用しろとゴネテみたら?

 やれやれ、またこれかね。なんか、かなりムキになってません?
 オトナゲなさすぎ。

> > > それから、木村さんの指摘のとおり、DGPS による精度向上にはエリアが限ら
> > > れます(観測基準点から 100-300km 程度)。日本全国覆うのに、28箇所いりま
> > > す。
> >
> >  すでに述べたように、電子基準点網は国内に1000点あり、
> >  さらに、それを補間する事によって数十メートルレベルでの
> >  補完データは得られます。その結果としてGPSデータを
> >  用いて数センチの誤差での計測が可能なようです。
>
> SA 解除以前から、数十メートルレベルの精度はあるんですけれども?

 数十メートルレベルで得られるのは電子基準点の受信データから
 求められる補間された誤差の補正データです。
 位置データではありません。だから、数十メートルレベルの
 補間(補完データは間違いですね)データから数センチレベルの誤差での
 測定が可能なわけです。日本語の理解能力に難がありませんか?

> それから、「数センチの誤差」というのは、
> 干渉測位法のことですね。これは、精度は高い(100km の距離で数 mm )のです
> が1時間程度の調整必要なので(カーナビなど)移動体には向かず測量向けです。
> # GPS 電波の位相情報を利用したものです。
> # 位相の不確定性の調整のための観測時間がいります。

 違います。毎度の事ですが、違う話で勝手に盛り上がって
 も滑稽なだけですよ。いずれにしろ、

"yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> wrote in message
news:%bG4b.118$bL1.72@news1.dion.ne.jp...
> >   さらに電子基準点データ網のようなものを整備し
> >   (って、既に整備されているか?)そのデータを
> >   併送し受信側で補正データを補間計算すれば
> >  (仮想基準点方式では似たような事をしている)
> >  誤差の問題は解決できると思います。
                              :
> >   ただし、GPSに比べて補正前の誤差は大きいで
> >   しょうから補正量が大きくなりますが、送出電波
> >   に載せてしまえば補正データの更新間隔は短く
> >   できますし、データの遅延時間も考慮に入れて、
> >   位置データに補正データを正しく対応させる
> >   事も補正データと共に送れば問題ないでしょう。
> >   システムとしては単純ではありませんが、原理と
> >   しては、極めて単純です。
>
>  なわけですね。
          :
>  で、DGPSと同様、もしくは、電子基準点方式類似の補正データを
>  YAM衛星自体から送るというあたりが、新規性があるといえなくも
>  ないので、実用新案くらいにはなるかもしれませんね。
          :
>  すでに述べたように、電子基準点網は国内に1000点あり、
>  さらに、それを補間する事によって数十メートルレベルでの
>  補完データは得られます。その結果としてGPSデータを
>  用いて数センチの誤差での計測が可能なようです。
>  ただ、原子時計を用いなければ、元々の誤差が大きいので
>  どこまでいくかは分かりませんが、カーナビ程度には充分だと
>  思います。

 で言及している電子基準点とか仮想基準点方式については

www.pasco.co.jp/home1/press_release/pressreport48.html

>  国土地理院では、地震・火山等の調査研究のための地殻変動監視及び各種測量の
> 基準点として利用するために、全国に約1000点の電子基準点を設置していま
す。
                      :
> 仮想基準点方式は、電子基準点3点を使用し、この網の中で求めたい位置点の近く
> に、仮想基準点を設け、3点のデータを合成して補正情報を作り出すシステムで
す。

# ただし、このモジュールは
# > しており、従来のD-GPS(デファレンシャル−GPS)で得られる精度(1
0−3
# > 0m)を1−3mに大幅に向上させることができます。
#  だそうですが・・・

 また http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2003/0530.htm
  によれば、

> これまでは、関東・中京・京阪神地域等の大都市を中心とした地域(別紙2)で平
成
> 14年5月27日からリアルタイムに位置情報を提供するサービスを行っておりま
し
> たが、今回のリアルタイムデータを提供する電子基準点の拡大により、1センチ
メー
> トル程度の精度でリアルタイムに位置情報を提供するサービス(別紙3の注1・注
> 2)が全国で行われるようになり、リアルタイム測位が全国で可能になります。
>
> リアルタイムデータの提供により、正確な位置を容易に求めることが可能になるこ
> とから、測量分野における大幅な効率化や位置情報分野(ITS、カーナビ、GIS等)
に
> おける新産業創出等が期待されています(別紙4)。

 で、

http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2003/0530-2.htm

> 注1:従来のカーナビ等との違い
> 従来のカーナビ等でもGPSを利用してリアルタイムに位置を求めることが可能です
> が、測位精度はせいぜい数メートル程度でした。電子基準点のリアルタイムデータ
を
> 利用した方法では、電子基準点からの相対的な位置を1センチメートル程度で求め
る
> ことが可能となります。
>
> 注2:電子基準点リアルタイムデータとは
> 電子基準点リアルタイムデータとは、GPS衛星から送信されてきた電波を電子基準
> 点のGPS受信機で受信して得られるデータ(「位相データ」と呼びます。)を、常
時
> 接続によりリアルタイムに取得したもので、その内容はGPS衛星の移動とともに
時々
> 刻々変化します。2台のGPS受信機で得られた位相データを計算処理することによ
り、
> 受信機相互の相対的な位置を正確に求めることができます。リアルタイムに取得さ
れ
> た位相データを即座に計算処理すれば、リアルタイムに相対的な位置を高精度で求
め
> ることが可能です。

 と、いろいろ情報がNomuraくんが軽んじているWebからも得られます。
 基本的な応用技術はGPSベースでもすでに開発されているわけです。
 だから、特許にはならないというわけ。まあ、

>  で、DGPSと同様、もしくは、電子基準点方式類似の補正データを
>  YAM衛星自体から送るというあたりが、新規性があるといえなくも
>  ないので、実用新案くらいにはなるかもしれませんね。

 ってのは、半分冗談ですが・・・・もっていきようでは・・・・?