wacky氏ったら、夏休みから復活したと思ったら、
反論するのも馬鹿々々しくなるような呆れた記事を3本。
忙しくてゆっくり考える暇が無かったこともあって、
どうしようかなと放置していたんですが、
小坂さんが別スレッドに反応し始めたしなあ……

そもそも、こっちのスレッドって
wacky氏自身にとって虚しい位置付けだってことが判ってるんだろうか?
本質的な議論以前の段階で「門前払いになるべきかどうか」を議論してるわけで、
仮に突破したとしても、そこがようやく出発点になるんだから。
それに、現実の手間ヒマという観点で考えても、
意地になって無理な議論で自説を維持しようとするより、
さっさと「門前払いになるべき理由」を解消した方が、圧倒的に楽だと思うよ。

In article <2q6Gg.24$852.8@news3.dion.ne.jp> wacky@all.at writes:
>少なくとも、toda氏が「手段にのみ拘り目的を無視している」ことが判明した
>ので、もう充分でしょう。
正反対だよ。wacky氏が「目的にのみ拘り手段を無視している」のさ。
しかも、その「目的」たるや、wacky氏が勝手に決め込んだ砂上の楼閣だし……

>>そういう「目的意識」は、議論の「前提」ないし「背景」でしか有り得ない。
>>我々は、NGMPの文面をどのように改訂するかを議論しているのだから、
>>直接に議論の対象になるのは「手段の妥当性」であって「目的意識」ではない。
>つまり、その硬直性もまたtoda氏の問題の一つであるわけだね。
>「義務付け」に執着するあまり、それ以外の手段を省みることすら出来なく
>なっているわけです。
「硬直性」と来たか。相変わらず、wacky氏の「思いつき」能力は天才的だ。

別に硬直しているわけではない。論点を明確にしているだけ。
今、議論の対象になっているのは「提示された手段の妥当性」なんだよ。
その対象を評価するに際して、
        ・「前提/背景」となっている目的意識の妥当性
        ・「前提/背景」となっている目的意識との整合性
        ・考えられる代替手段との比較検討
といった論点が出てくるのは当然のことだけれども、
それはあくまで「本来の議論対象」に対する議論の流れの中で
持ち出さねばならないもの。

しかるにwacky氏は、「本来の議論対象」が、
その「前提/背景」となっている(と思われる(*))目的意識と
本当に整合しているかどうかという検証を全く欠いたまま、
その「目的意識」自体を単独で議論しようとしているわけだ。
 
(*)この「思われる」自体にも、wacky氏自身の勝手な決めつけにより
   提案者の意図を曲解していると考えられる部分があるが、
   今は、その議論ができる状況にさえ至っていない。

“「前提/背景」となっている目的意識との整合性”って、
この場合、具体的には何を意味しているか解る?
本来の議論対象である「提示された手段」を採用した場合に、
実際にどういう結果が得られるかをきちんと検証し、
その検証結果を「目的意識」と照合するってことだよ。

wacky氏の議論には、その「きちんと検証」する手順が
致命的に不完全という欠陥があるのさ。

そして、その欠陥を指摘されると、
その指摘が当然に成されるべき文脈そのものを葬り去ろうという意図で、
その文脈、即ち「本来の議論対象=手段の妥当性」を完全に無視する形で
「目的意識」の議論を始めようとしているわけだ。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp