In article <3xxmg.2$513.1@news3.dion.ne.jp> wacky@all.at writes:
>>(1)想定される全ての状況への対応が考えられていること
>>(2)各状況への対応が各々妥当であること

>>NGMPという「法規文」の改訂を提案している以上、
>>特に上の(1)の条件に関しては、
>>「ちゃんと考えていないケースがある」というだけで、
>>つまり、対応できない状況が存在する「可能性がある」というだけで、
>>提案が否定されてしまいます。
>>「法規文」とはそういうものです。
>馬鹿馬鹿しい。^^;
>toda氏の言うような【曖昧模糊とした可能性】で否定されてしまうなら世の中
>に法規なんてものは成立しませんよ。
そんなことないよ。
世の中の「法令」と呼ばれるものが、
何故「頭の痛くなるような解りにくい文章」なのか御存知ですか?
あらゆる場合を想定した厳密な表現にしようとすることが、主な理由なんですよ。

>そもそもNGMP自体、「想定される全ての状況への対応が考えられている」のか
>ね?「各状況への対応が各々妥当である」のかね?NGMPがかように完璧なもの
>であるなら変更の必要などないわけだがね?ね?
誰が、現状のNGMPが完璧だなんて言った?
そもそも、(2)の条件については、存在について言及しただけで、
その具体的な内容についての議論は全くしていない。
カリカリしないで冷静に読みなさい。

ちなみに、(1)の条件については、現行NGMPは、かなり良くできていますよ。
勿論、どうしても所々に穴が残ってしまうわけで、
それはNGMPの改訂によって、どんどん塞いで行かねばならない。
ただ、それにしても、
大きな穴がボコっと空いているwacky氏の議論よりは、
NGMPの現状は遥かにマシなのさ。

>>それに対抗するには、
>>指摘された状況まできちんと考えた提案に改めるか、
>>「いや、考えていないわけではなく、想定できているんだ」と説明するか、
>>「いや、その状況は考える必要が無い(=そういう状況にはならない)んだ」
>>ということを立証するか、どれかが必要ですよ。
>だ〜か〜ら〜、^^;
>無根拠に口先だけで「想定漏れしている可能性」を唱えるんじゃなくて、キチ
>ンと「想定漏れの具体例」を提示してみなさいよ。

最初に
In article <LJVhg.36$Q34.34@news3.dion.ne.jp> wacky@all.at writes:
>>・異議の記事が届いているのにメールなどが委員会に届かな
>>  かった場合などで、委員会側での救済処置ができません。
>上記が主な焦点となる状況です。
などと、特定の状況しか考えないと宣言してしまっていることで充分です。
それ以外のことは「全て想定漏れ」なんだから。

もちろん、この宣言が「とりあえずまず、この状況から考えます」というもので、
後から、他の状況まで視野を広げた議論に移行していれば良いんだけど、
そうじゃないんだよなあ。
それどころか、2つの「など」が消えた
「異議の記事が届いているのにメールが委員会に届かなかった場合」
に(いつのまにか)限定した議論で、結論まで突っ走ってしまっている。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp