In article <rnnjg.53$Q34.30@news3.dion.ne.jp> wacky@all.at writes:
>>特定の状況だけに着目して、その状況に最適化させたら、
>>(たとえ、その最適化自身が正当であったとしても)
>>他の状況でメチャクチャなことになってしまう可能性が高い。
>だ〜か〜ら〜、^^;
>「可能性が高い」ではなく「如何なる特定の状況で滅茶苦茶になるか」を具体
>的に指摘しなさいよ。
今は不必要、というか、無意味だよ。

>>(たとえ、その最適化自身が正当であったとしても)
の「たとえ」は、今の場合、完全な「反実仮想」ですからね。
元々、着目している「特定の状況」に対してさえも
全く最適化されておらずメチャクチャなんだから、
それが他の状況でどのように「更にメチャクチャ」になるか
分析したところで、労力の無駄。

今は、wacky氏の「まとめ」が、
そもそも出発点から狂っていることだけ指摘すれば充分なのだ。

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>>「公表」は「行動」に対する要件だよ。「結果」に対する要件ではない。
>んじゃ、管理人の「公表」や選挙結果の「公表」やメーリングリストの「公
>表」も*届かなくても良い*んですか?
(中略)
>一度も世に出ていないモノを「公表した」と称することは難しいでしょう。
>#たとえば、直前に出版差し止めになった本を「公表した」と言う?
>#ふつうは「差し止められて公表されなかった」と評するよね?
「一度も世に出ていない」ってのは、
そもそも「投稿しなかった」という状況に対応するのでは?
(せいぜいが「投稿元サイトから外へ出なかった」程度まで)

実際に問題になり得るのは、
「投稿して流通を始めたのだが、途中で流通が滞って、
 到達しなかった参加者が“多数”出た」
という状況でしょう。

#先日の「異議提出公告がキャンセルされた」事件だって、
#届く人には届いてたんだし。

つまり、これは
「世に出た」けど、特定の誰かには「届かなかった」という状況で、
これを「公表していない」とは言い切れない。

ちなみに、現行のNGMPの文章表現では、
「公表」「告知」「投稿」は全て
「投稿行動」の意味で理解するべき文脈に置かれています。
公表ないし告知された投稿記事が実際に多数に到達している事実の認定を
要求する場合には「流通」するという表現を使っています。
そのあたりは、一応きちんと区別されている。

ことについでに、
>んじゃ、管理人の「公表」や選挙結果の「公表」やメーリングリストの「公
>表」も*届かなくても良い*んですか?
NGMPの文面解釈上は、そういうことです。
実際、特定少数の参加者に届いていない状況にまで
責任を負うと解するのは無理がある。

尤も、公表したものが、無視できないほどの多数に不到達になっている状況を
放置するのは、管理人として職務怠慢でしょう。
しかし、それは「NGMPに直接には書いていないこと」を
管理人の裁量判断によって実施する責務があると考えるべき。
そこまでの判断と行動が、管理人には要求されるでしょう。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp