! "<433f2a87$0$974$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>" という記事で
!     Sun, 02 Oct 2005 09:32:10 +0900 頃に wacky  さん は言ったとさ:

> KGK == Keiji KOSAKAさんの<dhlkpv$160$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>>>>>> 根拠は、上述のように、wacky氏が用語や修飾関係に留まらない範囲で条文外
>>>>>> から持ち込んでることです。
>>>> 
>>>>> #と、*勝手に言ってるだけ*じゃん。
>>>> 
>>>> というのなら、用語や修飾関係の解釈のみで、wacky氏の解釈に到る道筋を示
>>>> してください。
>>>> それができなければ、それは文理解釈ではないということです。
>> 
>>> もともと、wackyは*そんな主張はしていません*けど?
>> 
>> ということは、私が「勝手に言ってるだけ」ではないということですね。

> ???
> wackyの主張云々にかかわらず「KGK氏の主張には根拠が無い」ってだけの話で
> すけど?

私の根拠の否定をwacky氏は主張してないんでしょ?

>>>> 文理解釈に留まる限りは、廊下を走れば、「廊下を走るな」という規則に違反
>>>> したことになります。
>>>> 最初から言ってる通り。
>> 
>>> で、その「教条的無制限に適用される」とする主張が正しいとでも?
>> 
>> 原則はそうでしょ?

> そんな【原則】なんてものは存在しません。

つまり、私が紹介した、http://www.tkcnf.or.jp/19ao/kaityou1402.html や 
http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/mojikaishaku.htm は嘘を書いてるとい
う主張ですね。

>>> 当然ながら、暗黙の常識としての適用範囲というものが存在するものと社会常
>>> 識的には考えられるわけですが、如何ですか?
>> 
>> 「廊下を走るな」の張り紙の適用範囲は、その廊下のみに限られるのか、その
>> 建物の廊下全部なのかみたいな話ですね。

> #なんかズレてるけど、とりあえず置く。

> 「教条的無制限に適用される」のであれば、そこには「その廊下のみに限られ
> る」などとは*書いてない*んだから、その建物どころか【全世界のあらゆる廊
> 下】にさえ適用可能でしょ?KGK氏の主張する【原則】によればね。

張り紙における「廊下」という言葉を普通の日本語として解釈すれば、「その
張り紙が書かれている廊下」と解釈するのが妥当でしょうね。
# 特に但書が無ければ。
まあ、廊下の場合は、どこからどこまでかが「その廊下」なのかの解釈が難し
いわけですが。

語義をその状況に則して、普通の日本語として解釈するのが文理解釈ですから、
その範囲を超えて適用するのは文理解釈として妥当ではありません。

> まあ、常識的に考えれば、恐らくは「その張り紙を貼ったのは建物の管理者で
> あって地球を支配する皇帝ではない」のですから*その権能が全世界に及ぶわ
> けはない*わけで、従って、広く取ったって「その建物」程度の適用範囲であ
> ろうと考えるのは至極妥当な話でしょう。

というよりは、
・閉鎖空間における張り紙の効力範囲は、おおむねその閉鎖空間内である。
というだけの話でしょ。
だから、「廊下を走るな」の効力範囲は「その廊下」なり、「その廊下と続い
てる廊下」なりだし、室内の「禁煙」の張り紙の効力範囲は室内に限定される
のが普通。
権限なんてものを考えなくても、統一的に理解できる話です。

> <重要>
> つまり、たかが「廊下を走るな」でさえ、KGK氏の言う【文理解釈】やら【原
> 則】やらは現実と齟齬を生じているわけです。
> </重要>

たかが「廊下を走るな」だからこそむつかしいのに。
省略の多い規則は解釈を限定するのがむつかしいのは当たり前でしょ?
法律や規則の類が長くなりがちなのは、解釈の幅を狭め、文理解釈でおおむね
充分なように書いてるからです。

>>> そして、「これは大丈夫じゃない」ことの根拠を示すべきなのが「他人に文
>>> 句をつけたいヒトの方」であることには議論の余地が無いでしょう。
>> 
>> 大丈夫だって根拠が示されてなければ、原則の方が採用されるのが当然ですね。

> 繰り返しますが、
> そんな【原則】なんてものは存在しません。

少しは、法解釈について調べたら?

> <余談>

>>>> 「廊下を走るな」の暗黙の適用範囲に、緊急避難的な状況は含まれないとする
>>>> 解釈は、まあ大丈夫かもしれません。
>> 
>> これは、撤回。
>> この場合の緊急避難を自然法と解釈すれば、
>> ・自然法に基づく暗黙の例外規定
>> と考えた方がすっきりする。
>> 
>> 適用範囲の問題じゃなく、「原則と例外」の問題なわけだ。

> 言葉だけ変えたってな…。
> ・適用範囲内であれば原則が通用する。
> ・そうでなければ通用しない。つまり例外である。
> だけじゃん。

違います。
例えば、一つの規則で原則と例外が両方記されてる場合、その規則の適用範囲
内に例外が存在するわけですね。

1. ほげほげは規定Aを適用する。
2. ただし、ふんがほげほげは規定Bを適用する。

とかいう場合は、原則も例外も適用範囲内です。

で、緊急避難は除外規定なので、「例外的に」例外が適用範囲から外されるわ
けですね。

> ってゆ〜か、^^;
> KGK氏は「例外」という言葉の「(マイナス?)イメージ」を利用したいだけな
> んじゃないのかな?

緊急避難が適用されるような事態が例外的な状況じゃないって主張ですか?

> 実際には、張り紙という【原則】が支配する世界の方が「それ以外の世界」よ
> りもずっと狭い、要するに【例外】が殆どで【原則】はちょびっとなわけさ。

これは、緊急避難の問題とは全然別の話ですね。

> </余談>
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KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK