In article <bl3pq5$dqr$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>, KGK == Keiji KOSAKA wrote:
>> In article <bjckl9$fud$2@film.rlss.okayama-u.ac.jp>, KGK == Keiji KOSAKA wrote:
>>> 「事例ゼロでは意味が無い」というだけでは、「その具体的な事例は文脈にお
>>> ける事例しか選択肢は無い」とは言えません。
>
>>  そら一般的には無理ですが、一定の条件が満たされれば言
>> える話です。
>
>>  条件:
>>   ・明示されている事例は存在しない
>>   ・事例を探す時点以前に発言の応酬が存在している(=
>>    文脈が存在している)
>>   ・文脈以外に参照すべき情報のポインタ等は、存在して
>>    いない
>
>さらに、
>・文脈から言って、その具体的な事例自体に対する評論になっている
>というぐらいのことは欲しいものです。
>
>記事の一部を見て、別の事例を思い出して、そっちを想定してフォローアップ
>するということもありますから。

 今の私の主張に対しては、それは関係の無い話です。
 ここの論点は、言えるかどうか。

 従って、そのような条件は不要です。

>>  で、件の文脈においてはこの条件は全て満たされています。
>
>で、発端となった頼光さんの記事は、私が挙げた条件も含めて全て満たされて
>ますが、それに続く私の記事はそうではありません。
>むしろ、サブジェクトを変え、極めて一般的に見える部分のみを取り出してフォ
>ローアップすることによって、「もうちょっとメタな話にしよう」というゼス
>チャーをしてます。
>
>これは、文脈から一度切離した上で、できるだけ文脈に依存しない形で書くこ
>とによって、読者の理解度を深めようとする試みです。

 それは、今の私の主張に関してスコープ外の話です。

>>  が、私が言っているのは件の記事において投稿者が言って
>> いることを読解するという話ですから、そこまでスコープを
>> 広げた話をしているわけでは無いのです。
>
>というわけで、頼光さんの記事の読解としては「文脈上の事例を念頭に置いて
>いる」で正解なのですが、私の記事の読解としてはそうではないって話です。

 それはそうでしょうが、私が論じているのは KOSAKA 氏の記述に
関する話ではありません。

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頼光 mailto:raikou@mug.biglobe.ne.jp
関心・専門分野:
 宗教学、歴史学、社会学、情報工学