本筋の方は食い違う点がないので、余談的な話。

! "<bhl5rk$ehd$1@bgsv5648.tk.mesh.ad.jp>" という記事で
!     Sat, 16 Aug 2003 20:51:14 +0900 頃に 頼光  さん は言ったとさ:

> In article <bhl3jl$cj7$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>, KGK == Keiji KOSAKA wrote:
>>>  そして、一般論をどう表現していようと、具体的な実施基準が提示
>>> されていない場合は、発言の出てきた文脈における事例が想定されて
>>> いると考えるのが筋でしょう。
>> 
>> という考え方もあるんですが、「fj.news.usageというメタなグループへ振っ
>> た以上、メタな話題として捉えた方がいいだろう」という考え方もあります。
>> まあ、議論しながらすりあわせりゃいいことですが。

>  そういう考え方は、メタというものの価値を捉え損ねたものでしょう。

そうでしょうか?

> そもそもメタな議論は、事例を一般化し普遍化することに価値があるの
> ですから、事例の上に存在するのでなければ単なる空論になってしまい
> ます。

ここまではいいとして、

>  従って、メタな議論をしようとしたのだとしても、空論を弄びたいの
> でないならば、その具体的な事例は文脈における事例しか選択肢は無い
> のです。

これは頷けません。
というより、メタな議論をするのに一つの事例だけを見てするのは危険ですら
あります。
複数の事例を念頭に置いとかないと、特定の事例特有の話になりがちで、それ
はメタな議論の意味がない。

特定の事例に絞ってケーススタディでもしたいのだったら、グループを移動し
た時点で簡単なサマリーをつけとくとスマートでしょうね。

>  ちなみに、論点明示というパーシャルな話ではなくして、そもそも議論
> が下手というか「議論とは何をすることなのか」を知らない人がけっこう
> いるということを最近感じます。

議論以前の話として、自分が何を言いたいかを整理したり、自分の言いたいこ
とを過不足なく表現するのが下手な人が多いんじゃないかな。
# 下手というより、そういう努力をしようという発想すらないかも。
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KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK