! "<birke5$2ob$3@bgsv5647.tk.mesh.ad.jp>" という記事で
!     Sun, 31 Aug 2003 10:53:09 +0900 頃に 頼光  さん は言ったとさ:

> In article <bipofa$fdk$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>, KGK == Keiji KOSAKA wrote:
>>>  従って、メタな議論をしようとしたのだとしても、空論を弄びたいの
>>> でないならば、その具体的な事例は文脈における事例しか選択肢は無い
>>> のです。
>> 
>> これは頷けません。
>> というより、メタな議論をするのに一つの事例だけを見てするのは危険ですら
>> あります。
>> 複数の事例を念頭に置いとかないと、特定の事例特有の話になりがちで、それ
>> はメタな議論の意味がない。

>  前提が違うでしょう。「一つの事例だけ」に限定した話を私はして
> いません。私がこの箇所で言いたいことは「事例ゼロでは意味が無い」
> ということですから。多々益々弁ず。

「事例ゼロでは意味が無い」というだけでは、「その具体的な事例は文脈にお
ける事例しか選択肢は無い」とは言えません。

もちろん、話を振る方は「文脈における事例」を念頭に置いて振るんでしょう
が、それに乗る方は別の事例を念頭に置いててもかまわないし、すり合わせさ
えできれば、むしろその方が面白い議論になりやすい。
それが議論の幅を広げるきっかけになるから。

で、論者が別の事例を念頭に置いてたとしても、文脈に依存しすぎない限り話
が通じるってのがメタな議論ってものです。
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KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
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