逐次雑記 2004年10月下旬

◇ 巌窟王 第三幕「5/22、嵐」(10月19日放映分)

最後にフェルナンとメルセデスでてきましたが(伯爵が初めて見せた動揺。メルセデスはまだ伯爵の正体に気付いていない模様), それ以前にマクシミリヤンとヴァランティーヌが出て来たのにちょっと驚き。少年文庫版だとこの辺りは脇役がかなり省略されてしまってましたから, 果たして二人が居たのかどうか解らないです。それにしてもこの二人, 伯爵との関係を考えると難しい組み合わせだよね……それ故にエピローグが(以下略)

マクシミリヤンと言えば, 彼にはジュリーという妹がいまして……はっ, そう言えば, この流れからして「船乗りシンドバット」の下りは省略されてますね。加えてブゾーニ司祭とウィルモア卿もなくなりそう。本作での伯爵のキャラクタからして, そんな事やりそうにないから……。

さて, ペッポ。どうやら今後ともアルベールの周辺を引っかき回すみたいですね。伯爵とも伯爵の復讐対象とも関係なく, 独立に動く面白い存在に成長しそうです。もしかして, フェルナン編の結末として, アルベールと一緒に家を出るのがペッポになったりして……それじゃメルセデスの立場がないって(^^;;;

◇ マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア 第82話「抱(だ)きしめて…」(本日放映分)

毎度毎度評価に困るなあ。本作がシリアスなら, このリナ&雅宏(「雅弘」じゃなかったのね)編の臨界突破は間違いなく評価「5」級なのですが, 前回ギャグで「5」付けちゃってるから評価基準がそっち寄りになっちゃってて。ギャグとしても, 今回はあららちゃんが色々笑わせてくれましたけど……

うあ, アバンク戻って来た。もう破棄したのかと思ってたのに……光の玉出て来たってだけで, ハートのかけら回収もなかったし, 本編で星羅全然関係ないのに。つーか星羅, もうすっかり存在感無くなってません? やはりここは, 復活したら即座に男漁りを始めるくらいの事してもらいたいですな(おい)

でもって本編の主軸は, これ以上付き合うと雅宏がリナの本質に触れざるを得ないという状況に到って, 突然絶交を伝えるリナ。リナにしたら「10年後」なんて話をされると「現在」を維持できない事を思い知らされてしまいますし, 雅宏にとってはいきなりの翻心。この壁を壊すには, 雅宏が自分でリナの正体に気付くか, あるいはリナが海を捨てて人間として生きるか, ですが……どっちも難しそうだなあ。前者は今回一つヒントが出ましたけど, 「人間ではない」の他に「持病持ち」「婚約者あり(または実家が厳しい)」などとも取れる会話でしたからねえ。ともあれ, とうとうリナは雅宏から離れられない身体になってしまいました(違)。これは本当にどっちか選ばないといけないぞ。1年前のるちあとは違い, これまで正体に気付いて欲しいと行動してこなかったリナがどうなるのか, 見物。

「いつまでも有ると思うな親と金, と光の玉!」そう, 今まで浪費しすぎてるの(^^;;; 破壊力は増したけど, 人魚姫捕獲には全然役立ってないよねえ。で, あららちゃんが採った作戦が……「芸能人大運動会」猫手猫足猫耳猫尻尾チラシ配り……ここは秋葉原ですか? 本作で芸能人って言うと……PPローカルアイドル人魚姫ズとあららちゃんを除いたら……リヒトくらいかなあ。三流イベントに出るわきゃないけど(^^;;; 「さ〜ああたしのためにキリキリ働くのよ! 間に合わなかったらあんた達をバターソテーにして食べちゃうからね〜」あららちゃん, 手下の妖精さん達には厳しいのね……いや手下じゃない, 最近の流行りは「下僕」だ(^^;;;

リナ探すんじゃなかったのかるちあ波音(^^;;; ここで「あ〜いつものぴっきに戻った」と思ってしまいました(^^;;; そして大運動会……もしかしてこのイベント名も他作品ギャグかもしれないと今気付いた……の中身は, 単なる「ブルマあららちゃん」一人舞台……そーゆー事ですかい。典型的ヲ男の狂乱ぶりと, 女性客が呆れまくってる様子には, 観ている方も呆れて苦笑するしか無いですな。ここもやはり流行りと言う事で, 「ほ……」しまった, 母音が「あ」ではこれできない(^^;;; 「あいつの場合, 本当に好きで歌ってるだけって事も充分あり得そうだし」うん, そうですね。でも余計な事も必ずするよね。有る意味趣味と実益をしっかり兼ね備えていると言えなくもありません。「よろしこ〜!」う, ここ本当にそう歌ってる。すると歌詞が正式にそうなってる!? ちなみにこの辺り, TVK深夜かと思うくらいにエロいカットが一瞬入ってますね。

「あららは今日を最後に皆さんには会えません。何故なら……今日ここであたしがマーメイドプリンセスともどもあんた達全員をこの体育館ごとぶっ潰しちゃうからでーす!」そりゃ確かに会えなくなるわな(^^;;; なら入口塞ぐくらいの仕掛けはしておくべきだと思うんですが, 結局全員逃げたようで(雅宏以外……逃げ出す人波が3パターンしかないぞ)。次世代型スーパーアイドルあららちゃんの破壊音波, 本当に破壊するだけで対人魚姫用の歌じゃなかったようですね。全然ダメージ受けてません。……眼前に居ないと駄目だとか? ふと, 本作の場合「効かない」と「聞かない」は等価ではないかと思い付きました……

ともあれ, 人魚姫の攻撃で簡単に倒されてしまうあららちゃん……語録。「あ゛〜ごめんなさい〜助けて先輩〜」ブルマと言う事で学園モノ, それもスポ根モノになったようです。「はにゃ〜ん, 苦しむあららも可愛いかも〜」ってさくらちゃんかい! 「くるるんる〜ん」ドリル?(^^;;; 「地球の未来の為に〜, あんた達なんかタイヤキになってしまえばにゅ!」混ぜ過ぎじゃい(^^;;;;;;; 書き写していても笑いが止まらなくて指が震えます。うむ, ミケル派の中でも一番新参のあららちゃんだけど, しっかりお笑いの座を極めましたね(違うって)

CM: 「ピッチのカートリッジ最終章!」やっぱり最後ですか。

次回: 波音・渚編+レディバット。しかしこんな波音, 柄じゃね〜(^^;;;

◇ うた∽かた 第4話「驟雨の湖畔」(本日放映分)

なんだか, どんどん, 胸が苦しくなってきます。後半は完全に「苦行」と化すのは目に見えているので(それどころかバッドエンドの可能性すらある), 現時点で既にこれでは先が恐ろしい……

うん, 歴史ある鎌倉が怪談の舞台になりやすいのは確かだけど, 怪談そのものがここにいるんだよね(^^;;; 一夏も普段忘れていそうだけど。普通に生活して勉強して電話して, 怪談恐がって(^^;;;, だけどタリスマンを使わずにジン力を展開できるんだよね, 舞夏。タリスマンの力を自らの内に持っている, あるいは正体がタリスマンそのものだとか, 考え……るのはまだ早いですな。

真面目ちゃん呼ばわりで暗に遠ざけられている一夏。夏になってから嘘吐きになってしまった……というのと直接は結び付かないでしょうが, それでも不安定になっている精神を刻まれているような感じを受けます。良い方に転がれば「ちっちゃな雪使いシュガー」のサガみたいにほど良く雑さを身に付けられるんですが, 悪くすると遠ざけられたまま迷惑者になってしまいそうで……柔軟に作業を進めるのではなく, ただ中途半端なところで止めてしまうように。ほら, 今回もバケツに雑巾をかけたままにしていたから, これだと水が外に流れてしまうよ……と考えてしまいました。そうなる前に掃除再開したのが幸いでしたけど。しかし「悪い方に転がる」と, 結果として舞夏に依存するようになってしまいそう。

別口の高校生男子にナンパされて夜に出かける智子。えー, あー, 貴女危機感無さ過ぎでは……女の子一人で出歩いちゃ駄目でしょ……今日出会ったばかりの男に心許しすぎ。身(略)だとしても相手が一人で来るとは限らないんですからね。で, それ以前に隣の怪しい姉ちゃん(名前失念)に崖下へ突き落とされてしまったのである意味安全……かー!? えっと, 智子と一緒にいた娘(これまた名前失念), 戻って来ない智子の事を「男の所に泊まって来るんでしょ」と言っていたけど, 雨降って来た時点でちょっと気にした方が良いかと。朝になっても雨が上がっていなかったら, こっそり戻った後, 服はともかく靴を乾かしている時間がないと思うよ。結局一夏と舞夏が「水」のジン力で捜索。雨粒の瞳で……膨大な情報量をよく処理できますね……崖下の智子を発見と。で, やっぱり救出活動自体にはジン力は使えないのね。

そんなその頃, 学校では……旧校舎に工事の手が入ると。地縛霊じゃない舞夏, 街から離れる事はできましたが, 旧校舎や鏡そのものに手を出されるとどうでしょう? 隣の怪しい姉ちゃんは鏡の事しっかり知ってましたし。さて, 家庭教師の二人も含めて, 過去は何あったんでしょ? EDで一夏の向かいの鏡に映っている娘, 昔の姉ちゃんなのではないかと思ってしまったり。

ED: やっぱり変えてますね, つーか今回はまるっきり別の絵柄になってるし。

◇ 神無月の巫女 第四話「思い賜うや」(本日放映分)

いや, 第一話とは印象が変わって来ました。百合+ロボットの不整合だとか, 姫子と千歌音の間にソウマの入る余地無しだとか思ってましたけど, どっこいそうじゃない。ロボットはともかく, ソウマは姫子を挟んで千歌音と充分渡り合える存在になりましたよ。姫子の過去はソウマが持っていて, 姫子の現在は千歌音が持っていて, そして姫子の未来は二人が守っているんです。で, これで姫子がどっちか(あるいは両方)を振ったら, 世界は終わりですな(^^;;;

今日の乙羽隊長: 「ブラも外して戴けますか」セクハラその1。「お嬢様より8cm小さいようです」セクハラその2。「79センチ洗濯板!」これをバラ播いたらセクハラfinal(^^;;; いや, 単純に数値で79cmは問題ないと思うんですが……洗濯板って言われるんだから, 実は下胸部が痩せている!? ウェストが太いとかいう問題じゃないよね, これは?

髪の毛にはトラウマがあった姫子。髪型を変えようとした千歌音は反射的に拒否してしまい, プレゼントのヘアピンを挿してくれたソウマは耐えられた……い, 意外だ, ソウマ一歩リード。千歌音ちゃんの巻き返しに期待します。

◇ プリンセスアワー W〜ウィッシュ〜 〜 第四話 〜「押し寄せる不安」(本日放映分)

本作のOP曲も結構気になっています。作品イメージと大分違う, 強烈なディストーションギターがインパクトあって。

でも作品は……お〜い, 前回に引続き, またサブタイトルが公式サイトと違ってるぞ(前回のも修正されてない)。元は「すれ違う2人」ってなっていたんです。まあどっちでも内容から解離してはいないと思いますけど。予告がないから, 事前にタイトル確認する事ができないんだよなあ……

前回登場したもう一人の妹, 春陽。……いきなり「お兄ちゃん」連呼すな〜! って, ああ, お花畑(^^;;; ここ爆笑してしまいました。評価維持はこれのためね。「あたしも一緒に逝く〜」って台詞も三重くらいの意味でヤバい(^^;;;

春陽をくっつけて各部取材。春陽が一体何やってんだかさっぱり解らないんですが, 効率良くなってる? 邪魔しているようにしか思えない(^^;;; かなり取材時間が長くかかっていたようですが, 見通しに対してどうだったんだろ?

お化け屋敷のアイテムが不足してしまったため, 泉奈から借りようとする……誰だっけ(^^;;; えーと, 父親が考古学者だったそうですが, 出土品をホイホイ貸し出して良いの? そもそも両親が死んで以来, 管理されてたの?

潤和が取材完了まで帰れないと聞いて, 泊り込み作業に無理矢理参加を決める泉奈。でも潤和の方はそれからすぐに作業を終えてしまって……ここは「すれ違う2人」ですねえ。

◇ プリンセスアワー Φなる・あぷろーち 〜 第四話 〜「大決断!! 愛と青雲の船出!?」(本日放映分)

相変わらず評価高いですね。個人的にはOP/ED曲だけはイマイチなんですが……野川さくらさんなのに, 不思議。

涼が西守歌を「馬鹿女」等ではなく名前で呼ぶようになるまでと, えみりんと涼の恋愛感の違いによる対立, これが今回のメイン。前者は……「何か, 嬉しい。私も涼様の事を『涼』と呼び捨てで呼んで良い?」元々名前で呼んでいると割り当てが難しいですなあ(^^;;; まあ家族なんですからね, って私, 兄から名前で呼ばれた事ここ15年くらいないのでは……

さて, むしろ問題の後者。「その前に! お嬢, 俺と付き合ってくれ!」凄く面白い事になりましたね。ふむ, 解釈してみると……「始まってから始めよう」を実践しようとしているえみりんに対し, 相手も自分を好きでは無いのに一緒になったという状態でもそれができるのか, との主張。とか……。「15年一緒に暮らして来た妹もびっくりの展開で続きます!」ちょっとこの突然ナレーションには笑わされてしまいました。

◇ Wind -a breath of heart- DRAMA CD from TV Animation Vol.3 After day

長くなってしまったので, ネタばれ防止入れます。

近未来。丘野さんチの奥さんと, 新婚家庭を取り巻く「負け組」ヒロインとの熾烈な戦い(^^;;; ちなみに「負け組」ヒロインにはひなたも入ってます……。つーかみなもが怖い。滅茶苦茶怖い。朝から堂々と横恋慕しまくる隣人や同僚も問題だけど, こんな結婚生活していたら真, 胃薬欠かせなくなってるんじゃ(^^;;;

まあ真はおいとくとして(結局諸悪の根源なんだから), ひなたは不憫ですねえ。今なお同居している理由も理由だし, 嫁「による」いびりや嫁と隣人との喧嘩には巻き込まれるし。わかばがみなもに負けず毒舌吐くのは驚かされました……やっぱりこの二人って?

望の誘惑は相変わらずストレート。でも高校生レベルなのは, オチがオチだから仕方がないか。「まこちゃんは悪くないよ, 先に帰ってて。……私が笑ってるうちに」「丘野さんに対する前科なら望ちゃんが一番多いですわ」喧嘩していた二人が組むと本当に恐ろしいですな。だから, みなもの台詞がいちいち怖いって! どこの馬の骨とも解らん「ポニー」テールに対し「あたしなんてツインテールだよ! テール2倍だよ!」訳わからん(^^;;;

料理でみなもを褒めようと言うのは無理だ(^^;;; でも「お料理頑張るぞ!」はともかく, アニメ版では料理上達した筈なんだけどな(見た目はともかく)。……えー, 本CDの「お料理頑張るぞ!」では, 全然上達していないと判明してしまいましたが, それを本編と同一視して良いものか……CDドラマ自体本編じゃないって?(^^;;;

「丘野さんは崖に落ちそうになった私を, 身を呈して, 命がけで, 我が身を顧みず助けて下さいました。ですから今度は私が丘野さん, いえ, 真さんを助ける番です」と言いつつ彩の回想がどんどん妄想小説になっていく(^^;;; あ, TV未放映の「問い詰め」パロディ。更に真の「俺ははっきり言うぞ!」もパロディに。そしてブチ切れたみなも, 失った筈の「風」ですべて粉砕だ……って「飛びます飛びます」彩ちゃん, 貴女歳いくつ……聞くのも野暮か(^^;;;

「お兄ちゃんが一言『好き』って言えば良いんじゃ」「誰か教えてくれ, どうすればみなもを救う事ができるんだ!」「……嫌, なんですね」あんたは諸星あたるかーっ! みなも同様何故か「力」が使える望……彩が居るなら何でもアリか。秋人おじさんも召喚されたし(^^;;; 「あ〜あ, もうどうでもいいや」「突っ込む気も起こりませんね」視聴者の台詞を取らないで下さい(^^;;;

みなもビーム! 「全てを否定された鳴風さんの心が新たな力を呼び起こしたのですわ。丘野さんを失った彼女が唯一心を許せる存在はタコヤキだけですもの」あのなあ(^^;;; 「みなもお姉ちゃんの力は, お料理を爆発させる力の筈なのに!」そうだったのか!(^^;;; あ, 風音の力とは別に備わっている特殊能力という意味では合ってる?(^^;;;;;;;

「みなもとひなたのお料理頑張るぞ! 拡大版」登場人物が拡大されてるのね。「原作ゲームではモザイクまで掛けられた!」そうだったのか(^^;;; 何だか見てみたい。

さて, 今回は格闘技風に……「格闘料理」って言うとらんま1/2かビストロレシピかと思ってしまいますな(^^;;; チャンピオン鳴風みなも, セコンド丘野ひなた。挑戦者藤宮望, セコンド藤宮わかば。あ, 平仮名3文字名って触覚付きの証拠?(^^;;; 毒見役もとい審査員, 丘野真・鳴風秋人・フォルテ。「審査員は逃亡の恐れがあるため椅子に縛り付けてあります」いやあ, 真だけ縛り付ければ, 秋人さんとフォルテは逃げないと思うよ。真がいるなら。

「刃物と望は使いよう!」おいおい(^^;;; 「刃物の最高峰が魚類の最高峰に負けた!」そりゃいくら何でも, 冷凍鮪を一刀両断は無理でしょ。それでチェーンソー……一応間違ってないよね, 米国ではそういう裁き方してるし。……冷凍鮪の断末魔って(^^;;; 何で聞こえるんだ。

「恋する一念牛をも殺す!」「ザ・牛殺し」う〜む, 台詞だけ聞くとみなもがマタドーラのような(^^;;; 「あんた……娘にどういう教育してんだよ!」それは是非とも聞きたい(^^;;; あ, やっと出た爆発。「雨あられとフライパンに入るハンバーグ, その事如くが爆発している!」BGMがBGMだけにスペオペみたいに聞こえてしまう(^^;;;

「こっちも爆発やー! 有り得ない事をやってのける人間がここにもおった!!」そーか, 望も魎呼だったのか(^^;;; 両手が縛られているから「それじゃあ食べさせてあげます……つべこべ抜かすな!」怖いよー怖いよー。しかも被害を真に押し付けて, 食べもせずに採点している秋人さんがー。……慣れてるんですね, ことはさんで(^^;;;

後手, 鳴風みなも, ハンバーグ弁当。豚肉には火を通せと最初の弁当で言われているのに, 牛肉とは言えまたですか(^^;;; 「ひなた, もう, 何も考えたくないよ……」御愁傷様です。「何でも言う事聞くからもうやめてくれ!」「じゃあこのお弁当食べて」「意味ねー!!」挙げ句, 鍋に入れて爆発……を越える「食べて爆発」(^^;;; もう最後だからって好き放題やってるなあ。「お前は料理を勉強しろ」が招いた悲劇, 教師がいかに優秀でもその斜め45度上を飛び去る生徒はどうにもならんという話でした。……それで良いのか本当に!?

◇ わがまま☆フェアリー ミルモでポン! わんだほお 第128話「タコの故郷(ふるさと)」(10月19日放映分)

今週は溜めすぎなので, さっさと消化せねば……でも多分残してしまうだろうなあ。

ほのぼのしつつウサギでスリルも感じられる, 良いバランスの話なんですが……何じゃこの作画は。後半, 妖精部分だけは多少回復したんだけど, 人間部分がどうしようもないままだったので落胆しきり。第2期じゃないんだから, 人間パートの質落とすのはやめてよー。

ウサギがクリスタルを3つしか持っていなかったのが疑問。4つ全部, ウサギが奪っていましたよね? 前回の時点で既にカウントがおかしかったんですけど, これは一体……? 脚本イカれてる?

心臓部が前損したタコを直すため, 「受験生とデート」もとい「次元転移ゲート」を通ってタコの故郷へ。……四次元口(^^;;; メカモがちゃんと登場したのは良い事です。ちゃぶ台のある世界を経由して, 水晶(クリスタル)の世界へ……タコイカウサギが探している「クリスタル」とは違うよね。探しているのはカラークリスタルだから。そう, 緑は川の中のダンジョンに, 紫は地下帝国B2F, 黄はB3F, 赤と黒はB4F, 青はB4F裏にあるんです。それはハイドライドIIです(長いからやめい)。

登場した青いイカ×3……アオリイカ, と思い浮かんだけど, 周囲を煽りまくるのは紫イカも一緒か(^^;;; ……口調も性格も同じでした(^^;;; 「タコがイカ嫌いになった理由が解るぜ……」納得。

デコPマンに備えておでこを鍛えているヤシチを素敵と思いつつ, タコ復活。かくして妖精ズ&タコvsウサギ軍団。……人間はまったく関与できずですかい。街ごと吹き飛ばす集中弾を防ぐため, 「少々危険だがやむを得ん……」とヤマネにかりん糖。そうか, やはりヤマネが最強ですか(^^;;; 何も描かずウサギ全滅, ついでにミルモ達も全滅「な, 何があった!」「解らん……恐ろしい攻撃だ……」あんたらここだけ見たらワルモ団と同レベルだ(^^;;;

タコは良いとして, ミルモ達はイカを放免していいの? 裏切ってウサギ小屋に拘禁されたんだけど……気にしない方が良いか。そして楓母, 隣のお宅の兎を借りていた(^^;;; それこそ「ウサギがこわい」ですな。

新妖精: ふろろん(4音)。「ふろん」だと問題アリですか(^^;;;

次回: 摂が楓を気にしているのは, 桐生先生の一見でも明らかになっていますが……たまにやらないとね。

◇ ΠΛΑΝΗΤΕΣ(プラネテス) Phase14「ターニング・ポイント」(10月20日放映分)

ビニルコートもまだかかってる新造船……うん, それは確かに嬉しいよね(^^;;; それを剥すのも。だけど, 剥した後金属部分とかに挟まれた所が残ってしまうのが気持ち悪いんだよねー。

OP: ユーリの背後に日の出が……新たなる人生の始まりの隠喩? それと浜辺のロケットも。

タナベを待ち構えていたリュシーによる問い詰め……ですが, 既にタナベの目はチェンシンには無く(^^;;; 完璧に話が食い違ってましたな。「寝たの?」リュシーもまた, 随分ストレートに聞く。でもタナベが離しているのがハチマキの事だと気付くと「頑張れ, タナベ!」(^^;;; タナベも気付きなさいよ(^^;;;

タナベの唇に目が行ってしまうハチマキ。「地球が恋しくなっても無理ないですよね」……いや, 恋しくなってるのは貴女よ(^^;;; 何だか本作, ここだけラブコメの王道をつっ走ってますなあ。

クレアからハキムへ, 「教えて貰えませんが, テマラ=ポワチエは今どうなっているのか」……名前覚えてなかった(^^;;; エルタニカで宇宙事業を起こそうとしたあの技術者ですね。テマラ自身は夢を一つ叶えたし, 星を見付けたけど, エルタニカの技士達の中には反感を持った者もいるだろうなあ。こうして技術者が反体勢分子に加わってしまうんじゃないか……と思う事しきり。

ラビイから唐突に「係長(補佐)命令, 社内恋愛禁止!」何ともタイミングの悪い。しかしこれ, ラビイが勝手に言っているだけでしょ? 部下に対してどの程度拘束力があるのか……効力はないな, この後この面子を見る限り間違いなく(^^;;; こうして種蒔いておいて, ハチマキとタナベの様子に気付くのもラビイってのがなあ。

フォン・ブラウン号の資料を読むチェンシン。木星行き……ねえ。タナベをどうするか, どちらを取るか, はまだ本人も決めていないでしょうな。タナベに既に振られていると知ったら決意付くかもしれないけど。……えーと, 確かこの後ハチ(削除)よね?

小惑星の進路に, 第3事業部の実験モジュールが。ふむ, 事業部長に睨まれて研究グループまるごと解散させられ, 全員一連托生で左遷させられると……第3事業部長, 公私混同しまくりですな。そう言えば「私は貴族になれない」と言っていたクレア, こういう人間(管制課長を含む)と一緒の場所・一緒の世界には居られないという意味のように思えますね。

第3事業部長の馬鹿親父が介入する中, 命令を無視して実験モジュール保護に向かうハチマキ。「うるせえ! 俺はな, 禁止とかやめろって言われると, 却ってやりたくなる性格なんだよ!」タナベも加わり, 阻止しようとしたラビイをユーリが阻止し, フィーもTOYBOX-2で直接参加し……うむ, デブリ課に「反骨者の集まり」=「反課」の呼び名も与えましょう。つーか確かにこんな命令, 無条件で聞き入れる云われなんてありませんな。「連れてくって手もあるよなあ, 火星に」良い大人なんだから, 本当に想いが通じ合っていればそれもできるでしょうな。想いはどんなに離れていても届くんだよ(違)。この通信を事業部長が聞いていない事を願います……聞いてるわけないか。

「ドルフって昔から嫌いなんだよな〜, 人からあれこれ言われるの」と言う事で, 貴族の仮面を被った職人・ドルフは馬鹿親父のいちゃもんを一蹴「社則にどう抵触するのか, 具体的に」。う〜む, クレアよりは上手く貴族の中に溶け込んでいるけど, ドルフもテクノーラの外に出た方が本領を発揮できるような気がするなあ……元々テクノーラに会社ごと吸収されてしまったんだっけ。しかしこのレベルだと, ドルフ一人で改革なんてできないよなあ……

禁止とかやめろと言われると……という事で, 「社内恋愛禁止!」も却ってやってしまうハチマキ&タナベ。「俺と……するか?」冒頭リュシーにあ〜んな事言われたのが引っかかってるんでしょうかね, タナベ(^^;;; まあハチマキの言い方も間違ってますが。タナベの返事は, 実際に続きをする事で。勢いだけなら, 本当に「する」まで行きかねない感じでしたが, この二人でそんなわきゃないですな。ほら, 次回予告で中学生デートしてるし(^^;;;

次回: あ, この男は多分……

ED後: いくら何でも, その恰好のままでデートしなくても(違)

◇ 双恋(ふたこい) 第3話「アップルパイは恋の味」(10月20日放映分)

OP: SE強化されてない?

本作, 観るのが苦行と化してます。まず「双子の区別がまったく付かない」。声も似た人集めてるし, 映像上もほとんど区別されていない(解くに動きはまったく同じ)。これは意識して覚えようとしない限り, 最後まで区別できないままだと思います。4組目(片方だけ既出)と6組目の双子は違う性格を持っていそうですが, 現在までの3組と次回登場の5組目は違いが見付けられません。キツいよこれは。んでもって, 先生も「〜姉妹」という呼び方をしているあたり, 個性を認識していなさそう。

苦行点その2, お邪魔虫達に感じる嫌悪感が激しすぎます。特にビリー, 気持ち悪いったら。ロリコン執事こと剣持(学校に侵入した不審者?)はまだギャグキャラとして使えそうですが……剛田はどうかなあ。剛田の背景になっている一条姉妹ファンクラブメンバ, 彼等もまた個性がないような(台詞もありませんが)。そんな中, 小坂君はやや卑屈ですが面白くなっていますね。一条姉妹にまるっきり記憶すらされていないってのは可哀想ですが(^^;;; ところで, どうして田植えを横向きにやってるの?

今回の爆笑台詞: 「どろんこ遊びさえしなかったお嬢様方がうどんここねてるなんて……素晴らしい, 剣持は感動しましたぞ!」

◇ KURAU Phantom Memory 16th Reaction「丘の上の墓標」(10月20日放映分)

……(絶句)。逐一感想なんて書けないよこれは……

暴走する事もなく, 無垢な少年のようなイヴォンを見て, これはもうリナ・サピエンではなくなっているのではないか, とまず思いました。故に「対」というのも, 今までの概念とは違ってただ寄り添う人を求めているのに過ぎないのでは, と思いました。ですが, ジェシカの発動と確信, 消滅, イヴォン爆発と観続けて, 実はそれこそが真実なのではないかと思い付きました。即ち人が伴侶を求める事そのものがリナクスが対を求める事に他ならず, 側にいるだけで満たされる伴侶というものがもしあるとすればそれがリナクスで言う対に等しいのではないか, と。人の「心」が徹底的に砥ぎ澄まされればそれがリナ・サピエンであり, リナクスと接触した事はただの切っ掛けに過ぎないのでは……む, 軍事利用しようとする連中がいたり, それってひょっとしてニュータイプ?

◇ 無人惑星サヴァイヴ 第51話「死ぬために行くんじゃない」(10月21日放映分)

ルナカオデート, メノハワデート(コブ付き), ベルシャアデート, あぶれシンゴ&チャコ&タコ(^^;;; 無難なところに収まったようですが, こうなる兆しはまったくなかったので何だかなーです。ま, 収まっていないかもしれませんが。

ア・ダ・ムを騙し討ち。残して行くと決める際話し合いに加えていなかったのは, やはり仲間ではなく庇護対象だという意識の現れではないかなあ。一人だけ残ってもそれで未来を託すという事にはならないのでは。

ヘリウッド起動(違)! そして恐ろしいほど順調に進む航行。些細な問題すら無くてむしろ気持ち悪いです。そしてンヶ月ぶりに見る惑星サヴァイヴ……来る時はしっかり見る余裕なんてありませんでしたからね。今では見え方も違います。

重力嵐の規模が予想以上に大きく, 阻止困難と考えたサヴァイヴが航行を強制中断。……帰還できないように, ではなく, 帰還してしまうように, という事に疑問を感じたんですが……サヴァイヴ自身が搭乗しているならある意味納得……かなあ? 今後の惑星の維持はア・ダ・ムとタコに委ねられた? なわけないよね? とにかく, サヴァイヴ自身混乱しているのは間違いないようで。

サヴァイヴ説得のため取り込まれるルナ。ナノマシンを通じた生体リンク程度ならともかく, 一体どうやってるんでしょうね……って, 実際その程度にしか見えないんですが(^^;;; でもルナもう戻れないとか? う〜む, ルナ, 他人を助ける心が自分が生きる心に優先しているんじゃ。種の保存という観点からは, これも原点かも知れませんけど。言わば働き蟻……わ, 笑えん。

サヴァイヴの名前の意味, それこそが「生き延びる」という事だと。んー, そりゃサヴァイヴは考えた事なんてなかったでしょうね。ただの自分自身の識別名……それも, 唯一無二の存在だけに識別が必要となる自体なんてずっとなかったでしょうし。かくして船は再発進し, 重力嵐圏へ……あー, 制動可能距離修正してなかったの?

◇ 舞-HiME 第4話「風のイ・タ・ズ・ラ」(10月21日放映分)

えとね。水着祭りとか, ぱんつ祭りとか, 他作品でも色々あったよ。だけどね, ここまで無茶苦茶やられるとね……(^^;;;;;;;;;;;;;;; ええ, 下着祭りでしたよ, 電飾まで派手に使ってね(^^;;; ここまでやられるともう何も言えませんて。しかも武田の嫌疑は最後まで晴れていないし(^^;;;;;;; あーもー, 1フレームの隙もなく突っ込みどころだらけで却って突っ込みようがないですよー!!

今回の舞衣: ファミレスでバイト。Linden Baumという店ですが……何だかどこかで見たような。転んだり皿割ったり客にぶちまけたりするドジっ娘ウェイトレスもいたりして, 特に転んだ時の構図に見覚えが……って何で知ってるんだ自分。

今回のなつき: ギャグ担当としてメインヒロインの座を勝ち取りました(違)。生徒会室に向かう途中の挙動不審ぶり, もう転がりまくって島一周できるくらいにごろごろ。戦闘体勢に入った命が巻き起こす風で……えーと, 下15cm(推定)はカットされたようですね(謎)。流石に放映できないか……ってそもそもテレビ東京なんだってばこの作品はっ!! 着けていなけりゃ良いんだとばかりに下着をどかすか出し, 着けていなけりゃ良いんだとばかりにのー(どかばきごすぐしゃ)

今回の命: 「ブラとは何だ, 食えるのか?」「……命ちゃん, ばんざーい」「……ぽっちり」えーと, もしかして命, ナチュラルに下も(どかばきごすぐしゃがすげしめり)

今回の遥: 「願いはかなわない! 学内の美観を損ねる行為は許しがたいものがあります。願書けリボン禁止! ―執行部―」これ, 書き方からして遥がやったんでしょうね。という推定の部分が一番笑えました。次点は「構内連続下着盗難事件特別捜査本部」(注: 「捜」の字は手偏ではなく之繞(しんにょう))

今回の教会送り: なつきも同情してしまう(^^;;; 前回もそうだったけど, 教会ってそういう所なのね(^^;;;

◇ ローゼンメイデン 第3話「水銀燈 ―Mercury Lampe」(10月21日放映分)

扉を開ける杖, 登場。流石にいつまでも可愛らしい姿を見せてはくれないか……と思ったら, 雛苺に領域外の遠い所から開けさせようとするかー(^^;;; 届かないだけじゃなくて, 斜めだから転びそうになっているのがまた何とも。ところで, 円形ノブの扉だとこれじゃ開けられないよね? さてそんなシーンはないかな……。

のり姉力作の目玉焼き(うずら?)。やっぱりのり姉にとって二人は幼児みたいなもんですな。真紅は気付かないふりしているだろうけど。雛苺が好きな「白くてふわっとして甘いの……」ヨーグルトじゃないと。私は綿飴かと思いました。「うにゅーっとして, 黒いの, 赤いの」鉄火巻きじゃない(^^;;; う〜む, 全然想像つかなかった。これは私が小豆嫌いだからかな?

登校時間になってしまったためのり姉出発。雛苺にとっては巴の時と一緒だよね, これ……真紅が一緒なのは救いになっているんだろうけど。そしてこれから暫くは, ジュンが一緒なのも救いになるんでしょうね。……ってのり姉, 「めんたいイカスミパスタ!」違うってばー(^^;;; 他の事が手に付かなくなっている, のに, 考えている事は的外れと。大体それ甘いか?(^^;;;

午前の人形劇にしては妙に子供っぽくない展開のテレビ番組。「人形が人形劇観るなよ……」あ, そうか(^^;;; しかし今回, EDのキャストの4割近くがこの「名探偵クンクン」関係だってのが何だかなー(^^;;; しかも仁後さん居たよ。

「もう雛苺はジュンと私の側を離れる事が出来ないの」真紅がジュンに依存し, 雛苺が真紅に依存した状態。えーと, 鷲羽ちゃんと魎呼と魎皇鬼みたいなもん(大違)? そして何度も雛苺に自分と同じと言われ, 反発心から外出するジュン。子供は……って言うのも, 自分自身が当てはまってしまっていますしね。しかし玄関から出るの, 何ヶ月ぶりなんでしょうね。相当なトラウマがあるようですが……

「ここは何の部屋?」という事で, お洒落だけどお部屋じゃない……トイレ。「もしかして真紅, 知らなかったの?」ドアノブも2回やったし, トイレでも2回可愛らしい姿を見せてくれるのか(^^;;; 今回が1回目となる「可愛らしい姿」は, トイレの扉が封鎖され窓から出た時の「両手を広げて塀の上を歩く」。じゃあこれまた出て来たりするかな?(^^;;;

目下の敵と思われる水銀燈登場。彼女がラスボスって事はないんじゃないかな〜と思いますが, 取り敢えず現在の真紅単独の力では太刀討ちできなさそうな感じですね。第1話のアレが余裕でしかなかったとなると, ジュンの力をつぎこんだとしてもどうにかなるとは思えませんが……う〜む。

姿を観られる危険と恐怖感を圧して, 学校近くの店へ苺大福を買いに行くジュン。おお, ヘタレてないぞ。そして店の中には巴が……雛苺を通じて, お互い歩み寄りができたから, 話をする事ができたかと……前回の時点では, ジュンは逃げたし巴も壁作ってましたよね。

さて, 巴と雛苺の馴れ初め(違)。「蒔きますか, 蒔きませんか?」というのは, ジュンの場合もそうでしたが契約の段階を示すのであって……誰か人為的に薔薇乙女を拡散させている者がいそうですね。それが薔薇乙女の一人なのか, それとも別の人間なのか, さっぱりわかりませんが。

◇ 下級生2 〜瞳の中の少女達〜 第三章 …すれ違う巡礼者たち…(10月21日放映分)

面白いポケモンチェックだ……けど, きっぱりはっきり「面白いのはここだけ」と断言できる回でした。評価「1」って, 第1話で出たら視聴中止級ですよ。2002年3月に各回評価を初めて以来, 今回含めてまだ3回しか出していない筈です。何なんですかこれは。動画がおかしい, 脚本がおかしい, 演出がおかしい, 役者がおかしい, 「舞-HiME」とは別の意味で突っ込みきれません。うー, もう忘れたい……

◇ 魔法少女リリカルなのは 第三話「街は危険がいっぱいなの?」(10月21日放映分)

さくらちゃんで譬えれば, 失敗する話は「やさしいお父さん」, カードキャプターとして目覚める話は「もう一人のさくら」(に相当する原作)なんですが……今回, それ合わせたより上かもしれません。魔法少女として, 自分にできること, 自分ならできること, 自分にしかできなかったことを自覚して, 真のリリカルなのはに目覚めました。「義務感」と言うと「負う」という動詞が付いてしまって嫌だなあ……なのはは自ら望んで力を振るうようになったんだから。

さてさて, 「僕にも使えない遠距離魔法」。なのはの力がユーノの想像を遥かに上回っているという事ですが, それよりなにより視聴者としては……バンクに頼らない発動シーンだなあと, そこに目が行きました。さくらちゃんは毎回衣装が違うという前代未聞をやらかしましたけど, 本作, もしかしたら衣装こそ同じでも動きはバンクなしで進行したりして。だとしたらますます凄いですよ, う〜む, 30分前の作品なんか潰して良いからこっちに予算も人員も回して欲しいなーなんて考えてしまいました。

◇ アニメ魂 To Heart 〜Remember my memories〜 第3話「そして、君は」(10月22日放映分)

別れた事を思い出せれば, 出会えた事の喜びが解る。そんな訳で記憶の欠片を取り戻したマルチ, さて量産型開発計画を更に引き延ばす事はできるんでしょうか? 生産部を止めておけるぎりぎりなんじゃないかと思ってしまうんですが……裏を想像するのはやめましょう。本作は機械に名を借りて人の心を描く作品だから。

今回の遊園地: 前作でのデートをなぞっているのかな? 浩之はメリーゴーランドに何やら嫌な思い出でもありそうな感じですが, 回想すらなかったのでさっぱりです。ミラーハウスで「はわ〜」が聞けたのは収穫。老朽化した観覧車といい, 風船といい, 新しい物が現れて古いものが目も向けられなくなる……と考えると, マルチの立場からして複雑ですね。

今回の研究所: だーかーらー, 精密機器のある所で吸うなよ長瀬! それどころかマルチが安置されている部屋, クリーンルームじゃないの? 何考えてんだ。ところで部屋にあったプリンタ, 複合機のようですが, 駆動音が妙にうるさいですね。

◇ 無人惑星サヴァイヴ 第52話「みんなのところへ」(本日放映分)

流石にアバンクではなくなりましたが, OPも変えるか無くすかするべきでは? 状況と違いすぎて雰囲気削がれてしまいますよ。

船外爆発により重力制御ユニット切断不能。「考えたくないけど, その結果は僕にも判るよ……」事態が事態で, ハワードが泣きわめく事すらできないんですね。で, やる事と言ったら……切り離せないなら船もろともに, とカオル単身特攻宣言。……えと, この後を思うに, コクピットが丸ごと切り離されるみたいですから, カオルどうやって操縦するつもりだったんでしょう。それはともかく, サヴァイヴが居るならサヴァイヴに自爆させても良かったんじゃ……サヴァイヴが承知するかどうか判らないし, どのみちルナは道連れだけど。つーか全員, ルナの事忘れてなかったか!?

シートベルトと言うか拘束具だな, と思ったらやっぱり……ルナとサヴァイヴでの特攻と。「勝手な行動は許さない!」(メノリ)「決して最後まで諦めないでくれ!」(カオル)「絶対に帰って来て! 私ずっと待ってるから!」(シャアラ)等々, みんな涙目で……えーと, カオルがいつ泣くかという点に注目してしまいました(^^;;; 最後の最後まで待たされましたな。

重力嵐に突入し重力制御ユニット作動。……ブラックホールほど極端じゃないんでしょうが, 船体が崩壊しない程度の場所から重力制御したところでどれほどの効果があるのかなあ, とふと疑問に思い。まあそれこそ「嵐」ですから, 中心に向かって収束するような重力場じゃないんでしょうが……この辺りは, ハードSFに疎いから考えるのやめましょう。むしろ排除された他の面々の, 何もできない, 見ているしかできない, でも目を背ける事は許されない……が重要かと。しかしルナ, 一体何やってるんですか?

アイキャッチ: Adam's Homestar。……uninhabited planet “Survive”とするべきじゃ? 最後に合わせて「uninhabited」は外しても良いですが。

重力嵐消滅に到らずも, 重力嵐の軌道変更。うん, 全エネルギーを正面から受け止めるのは困難でも, 方向を逸らすだけなら何ほどの事もない……と裏次郎@ザン剣も言っています。尤もルナもサヴァイヴも, それを狙っていたとは思えないのが辛いところですが。かくして龍皇ユニットは破壊され, 天地は宇宙の藻屑と(違)。いやその, ルナの父と第6話の津名魅って重なりませんか?(重なりません) ルナがナノマシールド(← ネーミングセンス無さ過ぎ。シャアラを見習いなさい)に守られていたシーンも。

ナノマシンとルナ力が一つになった時, 新たな世界が作られたのかもしれない……い, 一体何なんだ。そう言えばさっきから聴こえているBGM, ドヴォルザーク「新世界から」第2楽章あたりをアレンジしているような気が……考えすぎか。そして唐突に現れる同型宇宙船の大群。重力嵐が接近しているような宙域に良くやってきましたな(^^;;; それにこれまで観測されなかったの?

宇宙船を貰う事ができたので, いよいよ星ともア・ダ・ムともお別れの時。バイオリンをア・ダ・ムに託すメノリ……ああ, 第20話を思い出すなあ。あの時, ハワードに唆されてバイオリン持ち出したア・ダ・ムにメノリが激昂したんだっけ。その前もそれからも前回までずっと大切にしてきたバイオリンに, この星への思いを込めて。「何時の日か, お互いの星と星を結ぶ架け橋となろう」ア・ダ・ム達は惑星の再興を, ルナ達は恒星間航行の技術(これ逆にア・ダ・ム達は確立させている筈)向上と異系文明との接触に備えた政治・文明の革新を進めると。地球圏の他の人々(特に政治家)がどれほど賛同してくれるかは疑問ですが。

そして旅立ち……宇宙服が(^^;;; 笑えって言うんですかー!? そして最後に, シャアラ命名: 惑星サヴァイヴ。サヴァイヴが守った星であり, 自分達がサヴァイヴした星であり, これからも人々が生きていく星。うん, 結構深い意味を感じられますね。……重力嵐突入。無茶苦茶するなあ!

そして, ン年後……役者になったハワードなどはともかく, 連邦議員を目指して父の秘書業をしているメノリなどを考えると, 10年以上経過しているでしょうね。……シャアラ, 7少年1猫ロボット漂流記書くのにそんなにかかったの?(^^;;; みんな変わらないなあ, と思ったら, 一番変わっていないのがテラフォーミストのルナでした(^^;;; 見た目も(体型も)大差ないけど, 性格がまるで14歳の時のまま(^^;;; ……あ, 地球を再生させていたんだ。文字通り「テラ」フォームですね。サヴァイヴと一時同化した影響もあるかな?

ED: 帰還の様子を冒頭にちょこっと付けて, 後はいつも通り。出迎えられ方がそれぞれ「らしい」ですね。ハワードの父親, 権力者の筈なんだけどな(^^;;;

◇ あたしンち 第113話A「ああ、うるさいっ!」, 第113話B「インドとインドネシア」(10月23日放映分)

A: ☆☆☆ テレビ観て大声あげるのより, テレビの中で大声あげている実況者の方が嫌いです。まあ人に依るんですが……辻とか大嫌い。ところで立花家, IMIDASならぬIMIDOSなんですね。テレビ朝日なんだから, 朝日新聞社の「知恵蔵」から「知恵倉」とかやったら良かったのに。

ヒップ・ホップ・シェイク: アリ。いつもの通りヒントの時点でモロ判りなんですが……文字数カウントが右から左だったぞ!?

B: ☆☆☆☆ オーストリアとオーストラリア, はやらなかったか。しかし, こういう人が多いから「バカ世界地図」ができるのよね(^^;;; 「ソレン」が×なのは, 意味を理解せず音だけ覚えているのは認められないからでしょう。……類似の経験あり。地理ではなく歴史ですが, 米国第16代大統領リンカーンを「エイブラハム・リンカーン」と書いたら, 「エブラハム」「アブラハム」は認められるけどこれ駄目だって。……英語の発音を日本語に書き表す時点でぶれが生じるんだから, 今思い出しても納得いかーん!

タチバナ超科学研究所: 沖縄のは無理矢理が過ぎるのでは?(^^;;;

◇ 流星戦隊ムスメット 第4話「守ってあげたい! 遠い日のムスメ心」(10月25日放映分)

「だってお父さんはそんな事言ってなかった!」以外は良。うん, 正義とは悪を打倒する事ではなく, 大切な人を守る事。……米国は「両方だ」と言いそうですな……とか言い出すと話が別の方向に流れるのでやめ〜。

仮面ナンジャーの人気が再燃していた事自体が流星の影響なのかな? だとしたら少々悲しくありますが。テレビ版リメイク企画に水を射した早乙女姉妹……「仮面ナンジャーより美少女戦隊モノ」って, 本作の自己否定では(^^;;; いや, 本作は美少女戦隊モノである以前にギャグパロですが。

「シアンの流星の状況は?」「お婆さんを背負って横断歩道を渡ってる」こういう脱力の仕方は好きです。「道端でイチャイチャする輩は許せんのじゃー!」「良くやってくれたナンジャー!」「ああ, あんたは俺達のヒーローだよ!」一方的にイチャつかれていた白井, ナンジャーにバキュームされるのも白井。不幸てんこもりですが, 「俺達のヒーロー」ならその行動が正しいですね(^^;;;

子供に泣かれるヒーロー。感謝されなければ悪と決めつけ, 自分の全てを正義と見做し……う, なんかますます米国……だからやめやめ。ムスメットに迫り来るナンジャー, シルエットだと何だかフェストゥムみたいに……(← 観てねーよ)。

目覚めた紅, 秘密兵器は要らない……「領収書だって大切なのひゅるりらら〜」そうか, 秘密兵器ってのは使われて役に立って初めて経費が下りるのか(^^;;;

あ, 第4話でさっさと流星全部集まってしまいました。集まった後に「本当の戦いはこれからだ!」があるかとは思いましたが, 全然引っ張らずに来ましたね。すると一体どうなる「本当の戦い」?

◇ 月詠 ―MOON PHASE― 第4話「おにいさま、…キスしたくなっちゃった♥」(10月25日放映分)

OP: 「放送修正」はまた変わった……これはもう, すくなくともこの花札だけは毎回変えるつもりでしたね。先々楽しみ。……他の箇所も, 文句出たら差し替えられるよう作ってあったのではないかという気がしますが(^^;;;

「私と一緒に暮らして下さいね♥」の条件(と言うと葉月が耕平に条件出すみたいだな), 掃除洗濯店番……と猫耳常時装着(^^;;; あんたの趣味かーっ!!(^^;;; まあ葉月の趣味とも合致したと言う事で……って, エプロンドレスまで用意されてるぞ(^^;;; 別の日には袴……えーと, お爺様, 貴方一体何やってんですか?(^^;;;;;;; そんなすちゃらか爺いの竜平ですが, ハイジに対して「お前がこの家に来るとはのう……」と。ん, 清音ってひょっとして森丘家と縁があるとか? 実は耕平と葉月は兄妹だったりして(おい)。ところで, 前回からそうでしたが, 壁がないように描く家。まったくもってドリフだよね……金だらい落ちて来るし(^^;;;

日没後は葉月の時間。お店も掻き入れ時……葉月目当てで客が来るんだ(^^;;; しかも商売も上手い(^^;;; 魅了(チャーム)を「邪眼の一種」ねえ……確かに美は魔力, 美少女は魔術師ですが(^^;;; 耕平, 魔力の影響は受けていないでしょうが, 美少女という魔力には捕らわれているでしょうな(^^;;;

葉月と出会って1月, 再び満月の夜に……Tsuku Yomi Mode。「下僕の務めを果たしてもらうわ……」と言いながら耕平に迫る葉月。……でも耕平が突っ跳ねていつもの乱闘。えーと, ルナと葉月ってどう違うの?(^^;;; やっぱり「素に戻っちゃったじゃないバカー!」ってなもんで, 猫被ってる状態がルナなんだったりして。別に多重人格とかじゃなさそうね。

耕平の代わりに下僕となる相手を求めて, 公園で男ひっかける葉月。……う〜む, 最近の吸血鬼ってのは, 「僕血」しかり「かりん」しかり味に五月蝿いタイプが多いんだけど……葉月は誰でも良いんでしょうかね? 乱入して葉月かっ拐って行った耕平, 血の代わりに差し出すのは……トマトジュースか, やっぱり(^^;;; 「怪物くん」のドラキュラじゃないんだから。本作での吸血行為と下僕化の結び付き方がどの程度なのか判りませんが, バグナード@新ロードス島戦記みたいな訳にはいかないんでしょうかね?

チンピラ3人にボコられ気絶した耕平。まあ決して弱くはないんじゃないか, と思わされましたが, そりゃ葉月と比べたら火力の差は大きいでしょうな。「あたしの前で, 気を失ってるから, だよ……ありがと」えーと, 血の接吻ではなく本当にキスするかと思ってしまいましたが, どちらにしろ未遂のようで。さて, 乱入者エルフリーデ, 「伯爵」が送り込んだ者ですが, 葉月にどう対するでしょうか?

◇ アニメ魂 To Heart 〜Remember my memories〜 第4話「強さと、優しさ」(本日放映分)

作画悪いし, ストーリーもいまいちだし, 何より格闘技(キックボクシングじゃなくて総格っぽいな)の描写がおかしいのが困ったもの。ハイキックでKOされて, 何で額にアイシングしてるんだか。変わったOPもな〜んか微妙。えっと, 芹香? 出て来ましたけど, 声が妙に遠いわ顔がピカソ化しているわ。声が遠いのは何かありそうですが(何しろEDにCV表記がない)。

そんな中, やっぱりマルチ関係はちょっと力入れて描かれるようで。七五三, もとい苺さん摘みの時に出会った爺さん(実は来栖川会長)に感情表現を見せ, 爺さんが熱射病で倒れた時に「治療」や「救助」ではなく「介抱」した, 正しく「助けた」わけで……メイドロボの在り方のもう一つの可能性, 人間の介助者としての道と人間の隣人としての道を両方追求するよう, 現在のプロジェクトを継続すると爺さんに決意させたと。う〜ん何だかこのまま最終回でも, 物足りなくはあってもおかしくはないって感じなんですが。

◇ マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア 第83話「最後(さいご)の恋文(ラブレター)」(本日放映分)

悪くない。波音が太郎ちゃんを振っ切って想いを一つにし, 今隣に居る渚を見つめる, その結末は悪くない。だけど, そこに到る流れがどうにも……。

良くも悪くも最近の波音, 太郎ちゃんの事を思い出す事がほとんどなかったってのは間違いないでしょうし, 渚に感じていたときめきを自覚したとも確信できるんですけど, 振っ切るきっかけ, 踏み出す一足が今回の1話に必要だった筈です。自転車に乗れない波音を後席に乗せて二人用自転車(これを持ってるのは確かに凄い)で無理矢理一人漕ぎし, バテても最後まで波音に尽くした……そんなの今までにもあったでしょ。だから納得いかない。

むしろ, 太郎ちゃんの頃も含めて初めてだと思うんですが, 波音が自分の正体を匂わせてしまうような発言(「だって海の中じゃ自転車なんて乗る必要ないもん」「子供の頃遠くまで泳いで別の国に入った時」)をした事に驚愕。評価を維持する原動力となったのはむしろここなんです。つまり, 太郎ちゃんの時はただ一方的に暴走恋心をぶつけていただけでしたけど, 渚には本気である分, るちあやリナと同様「正体に気付いて欲しい」と思うようになったのではないかと。無意識に。

さて, 久しぶりのクラちゃん……じゃなくて(^^;;; 久しぶりのレディバット。いえ, 実際には久しぶりでもないんですけど, 最近あららちゃんの印象が強すぎて隠れちゃってましたから。「集えラヴァーズ!」……DL来るのかと思った……。全然「恋人達の夕べ」でも何でもないんですけどね。……で, 何やったんでしょ? 波音だけじゃなくて周囲に居た全員が取り込まれましたし(波音に対しては効果が強く出ていましたが), にも関わらず何故か渚は逃れる事ができましたし, 渚パンチで光の玉を破壊したら(それ星羅のハートの欠片……)観客全員昏倒したし……何なのかさっぱりわからーん!

渚も蹴り飛ばされて気絶したので, 波音も堂々と変身し三羽烏(← 我ながら無茶苦茶だ)で歌合戦。「僕の歌が終わってから3人揃うなんて, ずるい, ずるいー!」「そうか, 一人は囮だったんだー!」「いやー!!」「ちょっとあんたたち! そんなのイリュージョンでも何でもないじゃない! ただのライブコンサートでしょ! ふん!」う〜みゅ, やっぱりあららちゃんほどのインパクトはないなあ。

かくして, 星空の下で波音からキス。太郎ちゃんともした事がなかったよね。……だから, 結末は良いんだけど, 過程が納得いかないんだってば。

次回: サーフィンやる事自体, 海斗の変化だよね。

◇ あたしンち 第114話A「花を買うのは難しい」, 第114話B「パンフレットにご用心っ」(本日放映分)

A: ☆☆☆ 動植物の種名を何でもかんでも片仮名で書くのって嫌い。表音文字だけってのは美しさに欠けるよ。そう言えば「佐藤」が当用漢字に従うと書けないと聞かされた佐藤栄作が文部省国語課長を更迭したって話もあったっけ。この場合は人名だけど, それに限らず漢字の使用を禁止……ではないものの, 分野制限する考え方って嫌ですよ。定義からして漢字無制限はそれはそれで問題あるものの, 「この分野では漢字を使わない」ってのはね……閑話休題, 花は滅多に買うものじゃないから確かに困りますね。まあ菊の花でなければ良いんじゃない?

B: ☆☆☆ アレの季節……御歳暮か, と思ってしまいました。温泉旅行ね。音速丸が入っているような風呂だなーと思ったら, 水島さんの想像がまんま(^^;;; 旅行はプラン考えている時が楽しい, ですよね。行ってがっかりする事もあるのは事実, だから私は行き先にあまり目的を持たず, 「行く事」を楽しんだりします。

次回: いやあ川島久しぶり。ひばりちゃんとの関係は進展しますかな?

あたしンち小話: お尻が痒い「母」, 顔が痒い「母」……ホントに小話。

この時点で11:37, 30分番組にしては早いなあ……と思ったら, そうか元の枠でも24分だったっけ。

◇ 巌窟王 第四幕「母の秘密」(10月26日放映分)

上手い話の回り方だなあ。メルセデスが伯爵の言動にダンテスを強く思い起こされ(でも本人だとは思っていなさそう。少年文庫版ではこの時点で全て気付いた事になっていたけど), そんな母の様子に純朴少年アルベールが疑念を抱き, 更にペッポが油を注ぐと。フェルナンはな〜んにも考えていないみたいですけど。ジャニナ戦役の話はアリですな……エデが居るんだから当然か。ああ, エデが感情を剥き出しにする裁判のシーンが早く見たい!

食事を取らないのは, 東方宇宙(東ってどっちだよ(^^;;; )の風習により。食事を共にすれば友となる……敵と一緒に食事はしない。これ, 原作読んだ記憶では――あ, 少年文庫版では「食事をしなかった」ってだけだった。小学校図書室で読んだハードカバー版だな――何で伯爵が東方の風習にならっているのか理解できなかったんですが, 本作今回で納得のできる展開を戴きました。「ここは東方宇宙ではない」だから結局1匙戴いたし, それで友となったりもしないって。

シャンゼリゼの伯爵邸……盗賊ギルドかここは(^^;;; 表向きは地味でも中はとんでもない。はあ, 故郷マルセイユの風景を再現したと。確か平安貴族に, 庭に海を引き込んだ人がいたような。金持ちのやる事はわからん(^^;;;

◇ スクールランブル #04「ブタはブーブー!」「ネコはニャー!」「カエルもカッパもガーガーガー!」(10月26日放映分)

今回から評価をパート別にします。

ポケモンチェック: ☆☆☆☆ ここに評価が入るとは思うまい(^^;;; そうか, どこが次回のポケモンチェックで使われるかを予想するのが本作の楽しみかたか!(^^;;;;;;;

A: ☆☆☆ ブタは無理矢理他に合わせただけって感じですね。でも「(烏丸の)表情が良く見えない」とか「恋の呪いは恐ろしいわよ〜!」とか, 楽しく笑えました。

B: ☆☆☆☆ お弁当を3つ作っていた八雲に, さては恋かと思ってこっそり付けて行く天満……って食パンくわえてるよ(^^;;; 「ちっこくちこく〜!」じゃなくてもこういうやり方があるとは。「絶対鯉だと思ったのに〜」んと, 八雲, 恋愛音痴ですか。親父くしゃみはでないようだけど(違)。閑話休題, 実は受動的読心能力を持つ八雲。それなら自分は感情が希薄になるのも……な〜んて深刻な事考えたりはしていないでしょうな。八雲にモーソンかける合気道の男, 「本音と建前が完全一致」ああ, こういうのも楽しい。そして, 色々な意味で「読めない」のが天満と猫だと(^^;;; 猫はニャーって, 心の中でも擬音ですか?(^^;;;

C: ☆☆☆ 蛙は無しですか? 合羽と河童ってのはすぐに予想できました。しかし烏丸って何で好かれてるんだ?(^^;;;

◇ うた∽かた 第5話「落涙の蕾花」(本日放映分)

うぐぐ, 今期最強の鬱アニメと化してます。「君望」→「恋風」→「詩片」と続く鬱シリーズ, 本作はどういう着地するんでしょう? ただただ先が恐ろしいばかり……

見ているというだけでは何も解決できない, なら「見る」事の意味は? 素粒子物理学の世界では, 見ようとする事自体が対象に影響を与える……これ, ただの比喩じゃないですよね。ジン力って, 正に「マクロでも視力に力を与えた」物なのでは……現在一夏がやっている事は, 何も外に力を及ぼしていないみたいですけど……ん!? まさか, 気付いていないだけで既に周囲を引っかき回してしまっているとか!? 例えば今回「火を点けた」とか……。だって望, 突然豹変したみたいに見えるんだもん。

前半はまだ楽しかったんですけどね。浴衣を舞夏に貸してしまい, ……走るのは精いっぱいの嫌がらせ?(^^;;; 「舞夏ちゃんに貸しちゃいました」「一夏ちゃんに借りちゃいました」「一夏ちゃんを真似ちゃいました」「……ました」(^^;;; リアルタイムで, 某ウェブチャットでこの口調使っちゃいました。ああ, この時点が楽しかっただけに落差で精神的大ダメージ。皐月や一夏の感情を我が事の様に感じちゃいますよ。

皐月は見てしまった。一夏はまとめて見てしまった。見えても何もする事ができず, 見えてしまったがために辛い思いを抱え, そればかりかまた嘘を重ねる事に。一夏の思い出にするには辛すぎるよ, こんなの……。無理に明るく振る舞おうとする皐月も, 全てを知ってしまって皐月を見つめる一夏も, 痛くて仕方が無い……「恵子の浴衣, 直してあげて」悪い方にしか頭が働かないよ, もう。

ED: ……介錯かよーっ!

◇ 神無月の巫女 第五話「夜闇を越えて」(本日放映分)

ソウマとツバサの対決。自分にはできなかった「ヘアピンを挿す事」がソウマにはできたのだと気付いた千歌音(今回も, 寝ている姫子に対してすらできなかった)。ますます「生きた週刊少年ナントカ」化するソウマ。実は祥子と言うより知世ちゃんだった千歌音。守るべき者が居る事が力になったソウマ。自らの想いと姫子の幸せを願う心に引き裂かれる千歌音。……細かいところでは色々とあるものの, 本当段々良くなって来ています。しかしツバサをいきなり失って, オロチ陣営どうなるの?

本音: 今回もネココが可愛いにゃーの。……うっ, きな子も居たっ! ひょ, 評価を上げたい……(^^;;;

◇ プリンセスアワー Φなる・あぷろーち 〜 第五話 〜「大接近!? 愛と死の湯けむり地獄!」(本日放映分)

「何故かこみ上げて来るこの笑いは……」ホント, いきなり笑わせてくれます本作は(^^;;; 前回ラストで告白したと思ったら, しっかり恋人になってたのね涼とえみりん。西守歌も居る前で堂々と, と思ったら「今の内に思う存分浮気なさって下さいませ」とか来たもんだ。それで自分と涼も甘甘〜を貫こうとするし(*^^*) おお, 一気に二組, 明鐘を含めりゃ3組の甘甘〜が一度に堪能できるぞこの作品は(^^;;;

それはさておき雪山遭難。西守歌がほとんどドラえもんと化しているのはおいとくとして(^^;;; 山小屋で抱き合って暖め合う……涼は明鐘と(ああ麗しき兄妹愛), 美紀はえみりんと(みーちゃんそっちのケがあったのか), そして発案者の西守歌があぶれる(^^;;; いやその, 表面積を小さくする意味からしても, 組作って抱き合うより全員で一つになった方が効果的ですよ〜。

温泉がある(^^;;;;;;; この吹雪じゃ, いくら温泉と言っても相当な高温泉じゃないと埋まりそうですけどね……。ま, それ以前に, 身体を確実に渇かす術がない以上, 入ったが最後出られなくなりますが。……本当にそうなったか(^^;;; しかも唯一気付いたえみりんですら, 気付いたのは入った後ですか(^^;;; みんな寒さで脳がやられてるなあ。えと, 吹雪がやんでも気温が上がるわけじゃないんだけどね。

「これがデートというものか」あ, 何か幸せそう。

◇ プリンセスアワー W〜ウィッシュ〜 〜 第五話 〜「桜夏祭前夜…」(本日放映分)

今回はサブタイトル合ってますね。

足を痛めて潤和に姫抱っこされた秋乃を見, 積極的に自爆しようとする春陽……うわ, 一気に好感度下がった。いくらなんでもこういう奴は嫌ですわ。回りを激しく巻き込んでるし。泉奈, もっとびしっと言いなさい。こんな奴に負けちゃ駄目だ!

屋上に来てみたら智。潤和のおかげで楽しい時間を過ごす事ができ「それならいっそ, そのまま時が止まってしまえば良いのに」……他に何の楽しみもないと? それは寂しいなあ。「潤和がどんな選択をしても, 私はここに居るから」潤和が唯一の拠り所, とか言いそうですね。……何だか私, 本作を理解できていないような気がするなあ。

◇ わがまま☆フェアリー ミルモでポン! わんだほお 第129話「楓(かえで)、モテテモーテ」(10月26日放映分)

本作でOP前アバンタイトルって珍しいな……ってまたミルモ子か(^^;;; タ子もいるし(← W〜ウィッシュ〜の夕コと逆ね)。チアリーダで「絶対諦めないわよ!」ってさくらちゃん?

「すっごい久しぶりだねー, 松竹君フィーバー見るの」第9話以来?(^^;;; しかもそう言ってるの, 昔は直接参加していた悦美だし。ああ, 神名が出て来る話, また観たいです〜。

安純の陰謀, 媚薬魔法を楓に。……ミモモはマッコイか(^^;;; 摂にまで魔法がかかるのを防ぐために使う耳栓がラジカセ「明日になあれ」ってのは, パターンながら上手いですね。でもここは一つヘンな曲で来て欲しかったな。2年目以降忘れ去られて久しいヤシチ魔法テーマとか :-)

怨みが広がって(^^;;; 楓モテテモーテ……と言うよりはアイドル化? 体育のダンス(最近は柔道との選択じゃないのか)でタンゴを……踊れる奴が居ると判明(^^;;; と思ったらいきなりタンゴブーム。全員踊れるのかー!? 実演までするし……

「南さんの隣は, 一人で充分だよな」〜「誰が南さんの隣をゲットできるか, 競争で決めるぞ!」松竹が司会(^^;;; そうか, クラス違うから隣に来る事は前提からしてできないんだ。つまり松竹にしてみれば, 前と大して変わらない。でも楓の魅力が他の男子にも解ってもらえるのは嬉しい……何だか知世ちゃんかも(^^;;; 「学校でサバイバル!」「学校で鯖威張る?」確かに可愛いけど(^^;;; って, 松竹も知ってる伝統だったのか!(^^;;;

逆様に読んでいた本が某男子のポケットに入ってしまったためレースに参加してしまう摂。本を確保できたら去ろうとするものの……ここの摂の心理はいくつか考えられますね。「自分が旗を取れば元のままになるだけだから」という考えの下, 楓を助けたかったとか。それでも充分に楓への好意が含まれていると思います。……安純だったとしてもやっただろうけど。

プールの上の発砲スチロールを歩く……って風雲たけし城? 屋上で「開いている扉に向かって」水撒く土田先生, 何やってんですかー。

「やっぱり南さんを諦めるなんて嫌だー!」と追走を続ける男子連中, 手に手を取って逃避行の楓と摂。「何でこ〜なるのよ!」安純になかなか春は来ないなあ。ミルモが秋茄子収穫(掃除機でかよ!)して一見落着, ヤシチの魔法だって聞かされて……嬉しそうな摂。ストレートに受け止めておきましょう。楓が幸せそうだもん。

新妖精: ハナビン(4音)。悦美のお爺ちゃんの所に居るの?

次回: クラスを革命するために!

◇ NARUTO 第106話「届とどくかイダテ! 執念しゅうねんのラストスパート!!」(10月27日放映分)

過去の話がただ過去の話として終わらない。後々になっても成長の糧となる。ナルト達だけではなく, 誰にとっても。……我愛羅と戦う中で白の事を思い出したりしていましたが, 今回の「10問目」も同じ。伏線とか言うんじゃなくて, 自然に過去がそれぞれの中で生きている点が本作の素晴らしいところです。今回をもって, 総合評価(「観ているアニメ」にしか書いていませんが)を「4」から「5」に上げます。本作は間違いなく名作ですよ。

「仲間を見捨てて誰が逃げるか! それが俺の10問目の答えだ!」「10問目の答えが解った。決して仲間を裏切ったりしない」細かい問題は別々でも, これによって伝えられる心は一つなんですね。木ノ葉の中忍だったアオイもこの問題受けているんじゃないかと思うんですけど。誰も信じなかったアオイは, 誰からも信じられず, 道具にすら見捨てられての敗北。雷神剣は折れましたが, これも螺旋眼への台代わりかもしれません。

信じてくれた次郎長, 助けてくれたナルト達, そんな人達を裏切らず, 自分にできる事をする。待ち受ける次郎長の下へ, 最後まで諦めず全力疾走, そして僅かな差でイダテが勝利。「俺は今, 無性に謝りてえんです」親分, 俺を殴ってくれ。俺は途中, 悪い夢を見た。親分に殴って貰えないと, 俺は親分に迎えられる資格すらねえんだ……(^^;;; セリヌンティヌス, もとい次郎長はイダテを疑いませんでしたよ! 祝福を受けるイダテ, これは人々を裏切らなかった事で人々から信じられるようになったという事ですね。

悪家老と九六に, 途中ナルトにおぶわれている点を問われ窮地に陥るイダテ……しかし家老も城主から九六との贈収賄証拠写真を突き付けられ, その場で更迭。いやあ, 城主が真っ当な人で良かった。

怪我人(サスケ)を引き取りに来たイビキ。「どなたかな, 俺を兄と呼ぶ男は3年前に死んでいるが」木ノ葉にはもうイダテの居場所はない, お前はお前の在るべき場所に在れ……と解釈です。

怪我はいずれ治るが, 我愛羅の一件からこっちナルトに抱き続けて来た劣等感はもう止め様もなくなっているらしいサスケ。「俺は奴(アオイ)を倒せなかった。なのにあいつが, あのナルトが」自分が強くならなければ, 誰よりも強くならなければならないのに, 元々自分より強い追い付くべき相手ならともかく, かつては自分より弱かった相手が自分以上に成長してしまったとすれば, サスケとしては自分が許せないでしょう。従ってそれを確かめるべく次回ナルトと全力対決。これで負けたら……大蛇丸?

ED: あ, やっと気付いた。過去の敵達の最後に出て来るの, 白か!

◇ KURAU Phantom Memory 17th Reaction「霧の中」(10月27日放映分)

最初にリナクスが溢れ出した時, 犠牲になったのはクラウだけでした。その時問題となっていたのは, リナクス化したクラウは元のクラウとは別人格だったという事でした。そしてクラウは無害でした……一瀬などが馬鹿な事してなければ。力を求め, 力を恐れるのは, あくまでも人で……溺れる者も怯える者も, 力持つ者は野心も持つと思うもので……うー, まとまらん!

ともあれ, アヤカは王に(ひいては王の上に)疑念を抱き始め, イヴォンはGPOのポッドを2機撃墜して消滅し, クリスマスは飛翔して爆発してリナクスを撒き散らし, それをクラウが受け止めて。あ〜あ, もしかしたら3人で対ンズできるのかと淡く期待もしたのにな。

怒りのクリスマスがGPO部隊を前にして爆烈しようとした時, 王が下した命令「撃て」……さて, 多分, クリスマスは耐えられないと思いますが……

ED: 前にもあったけど, 本編の終わり方によってアレンジが少し違ってますね。

◇ ローゼンメイデン 第4話「翠星石 ―Jade Stem」(10月28日放映分)

いきなりスーツケースごと飛んで来たり, 可愛らしい容姿と裏腹に腹黒……もとい毒舌持ちだったり, なかなか面白い翠星石ですが, 話はイマイチと感じました。ジュンの内面は, 今回1度程度でそうそう解放されたりするわきゃありませんが, それでも訳の解らなさだけが際立ってましたし, 何が何をどう象徴しているのかも解りにくかったし……。むしろ翠星石が真紅の下へ来た理由の方が気になるんですけど, こっちはまったく触れられず。う〜ん。

以下, 個々の要素。「おいお茶漬けのり! お前順応性ありすぎなんだよ」ぶぶ漬け女?(^^;;;

スーツケース3つ並ぶと壮観だなあ(^^;;; この後更にいっぱい並んだりするの?

すこやかに〜, のびやかに〜, マジカルステージ(違)

次回: これもPEACH-PIT作品なんだと思い知らされました(^^;;; イメージ崩れる〜!!