ストーリー:
風を呼べたり, 高く飛べたり, 住民の多くに何がしかの不思議な力が宿る町, 風音市。丘野真・ひなた兄妹は, 昔住んでいたこの町に戻って来た。父親は亡く, 母親も引っ越し直前に失踪してしまったが, 親友の橘勤や紫光院霞など助けもあり, 極普通の学園生活を営む事ができた。
引っ越して来てから半年ほど経ったある日, 真は放課後の学校でハーモニカの音を聞いた。その曲, かつて母親から教わった曲に誘われて屋上へ行くと, 一人の少女が居た。彼女は, かつて別れた時に自分のハーモニカを渡した, 幼馴染みの鳴風みなもだった。
「想いは遠く離れてても届くんだよ……そして想いを無くさない限りまた出会える。今の私達のように」