"Hattori Yasushi" <hatty2@nifty.com> wrote in message
news:bivna1$i63$1@news511.nifty.com...
> そうでしょうか。今でもけっこう追い越し車線に,120km/hくらいで流れてきて
> 100km/hのクルマに,追い付き,あっという間に20台以上連なってしまう事を
> よくみます。混雑している時は,さらに固まりが大きくなっていきます。もっ
> とも,そこから渋滞が発生していくさまを,直接観察したことはないのですが。

   これ、私もそう思います。
   たいがい団子の先頭には、意味もなく鈍い車がいる。
   ただし、そいつは止まっているわけでもなきゃ、
   超低速走行しているわけでもない。
   だいたいは、流れに対してほんのわずか遅いだけ。
   ところが、こいつが原因になって、その後ろのどこかの
   時点で渋滞になってしまうケースが多いと思います。
   例えば120キロの流れの先頭に100キロの車が
   現れるとしましょう。
   そのままではぶつかるから、先頭の車両は100キロ
   まで落とす、で後ろの車はそれを見てからブレーキを
   踏むが、この時車間距離を前と同じように維持しよう
   とすると(ブレーキの遅れの分だけ近づいてしまうの
   で、)100キロ以下になる。
   それを見た後ろの車がブレーキを踏むけど、やはり
   ブレーキの遅れで車間がつまるのでさらに遅くなる。
   1台あたり5%づつ遅くなったら、結構な低下になる。
   この遅れが、積もり積もって、ノロノロの渋滞になり
   やがては止ってしまうことになる。
   それまで至らずに前が解消されれば、速度低下もおいおい
   解消して渋滞には至らない。
   結局、渋滞って周囲の速度や速度変化に対応できない
   人間(特定の人間って意味じゃなく、ほとんどの人間は
   充分対応できていない)が、速度変化に対して、対応不足、
   過度な対応、ズレた対応をするから、
   以前ものべましたが、渋滞ってどっかが狭窄しているから
   起きるというより、狭窄は速度変化を生じさせて、その
   速度変化に充分対応できないから、上記のようなプロセスを
   経て渋滞に至ると考えられるのではないでしょうか?
   で、これの解決方法としては、速度変化に対応できる
   強化人間を製造するってわけにもいかないので(まあ、
   それなりの訓練を施すってのはありかと思おうけど、
   免許取って年数重ねると、染み付いたクセは消えない
   から、かなりの訓練が必要?)速度変化自体を極力
   起こさないように「上限と下限を近づける」「狭窄
   を減らすために、無駄に道を広げない」あたりですかね?
   前者については、一般道の制限をすこしこまめにして、
   道路条件のいい道は制限を100キロくらいにして、
   通常の高速の下限を90キロくらいにする。で上限を
   120キロくらいにする。で、第二東名とか第二名神
   は下限を110キロくらいにして上限は140キロに
   する。あと、中国道とか山陽道となんとかバイパスの
   ようにいくつかの自動車専用道が併行して走っている
   場合、住み分をして、なんちゃらバイパスは50〜90
   山陽道は80〜110、中国道は100〜130みたいに
  (数字はあくまでも例です)すればいいのではないかな?
  で、この制限は厳密に守らせる。安全だし、渋滞も減らせる。