"Fuhito Inagawa" <fuhito@za.ztv.ne.jp> wrote in message news:de4mq9$t3t$1@news.mirai.ad.jp...
> yam wrote:
>> この手の馬鹿に多いんだけど、相手の事を言っているつもりで、
>> 自分の事を言っているだけなんだよね。なんとも哀れな。
>
> 普段誰にも相手にしてもらえないから、ちょっとフォローがついたり
> するともう嬉しくて嬉しくてはしゃいじゃうんでしょうね。
> 嬉しくてしょうがないけど照れ臭いからありったけの罵倒を始める。
>
> 言ってる事は幼稚園児のレベルだから、生暖かくスルーしてあげる
> のがオトナの対応でしょうね。

なるほど。そうすると、これなんかはどんな対応なんでしょうかね。w
必死こいて「つくろう」姿が目に浮かぶのですが、、、。ただ悔しい
だけなのかも。w 何処がそんなに悔しいことなのでしょうね???
ボンクラは何度やってもボンクラ。(大笑い)

--
太宰 真@URAWA

               ↓

Sin'ya wrote:
>>太宰 真 wrote:
>>
>>>あなた方は「極東軍事裁判所条例」を正しいもの、つまり悪法ではないとして事を論
>>>じておられるのだろうか?
>
>
> Inagawa> いるんだよね、こういう馬鹿げたすり替えを好む輩。
>
> Inagawa> 法律学の世界では、「悪法も法である」というのはいわば常識で、制定された
> Inagawa> 以上悪法であっても守られなければならないのは当然の事とされている。
>
>   ここは、fj.soc.lawではないから、「法律学の世界」の話を持ちだして「す
> り替え」とは言えないと思います。

まぁ、NewsGroup の中が全てだと言うのであれば、そのとおりでしょう。

>   「悪法であっても守られなければならないのは当然の事」というのは、(す
> くなくとも「法律学の世界」の外では)ひとつの思想なのだから、賛成できな
> い人がいるのは当然だと思います。

単純に「思想」としてであれば、特に批判すべきものとは思いませんし、
実際に批判する事は無かったと思います。

しかし太宰氏は、

>> そうではなく、「極東軍事裁判所条例」をも洗いなおすと言う意味も込めて論じておら
>> れるのならば論ずる意味も有ると言うものであるが、国民に責任があるとする論者は
>> おしなべてこの立場に立っている。ここをまずはっきりさせよう。

と言っているのですから、極東裁判や戦争責任について論じるならば"「極東軍事裁判所
条例」
をも洗いなおす"事が必須である(洗いなおさないならば意味が無い)、という趣旨と理解
しました。
そして、特にそれについて言及していない論者は、それを所与のものとして論じている
のではなく、それに言及していないがゆえに論旨に欠陥があるのだという主張と理解し、
他方で、戦争責任論においては、極東裁判の評価とは全く独立に「誰が戦争責任を負うか」
を論ずる事*も*出来るわけです。むしろ、極東裁判の結論を意識しすぎる事は、有害と
さえ言えるかも知れない。

こういう意味で、私は「すり替え」と言ったわけです。


また、これはその後の記事において明らかになった事ですが、「悪法」の判断には、
非常に厳しい制約を設けようとしている事がみてとれるのですが、その条件の一つに
は、実証不可能であるか非常に困難な、あるいは主観的な基準が設けられている事も
明らかになりました。
そしてそういう制約をおいてもなお、「悪法の可能性が高い」という程度にしか過ぎず、
はっきり「悪法である」とするには、また別の条件があるらしい事は別記事で指摘して
います。

だとすると、私の主張するように
    「何が悪法であるかの判断は各人の主観であってもかまわないが、
      悪法も法であり守らなければならない」
という主張も、
    「悪法であるとの判断に厳しい制約があり、ひとたび悪法と判断されたら
      それはもはや法ではなく守らなくても良い」
という主張も、後者において「悪法」と判断される事が事実上皆無に近いであろう
事から、実際にはほとんど同じということになります。

これらの事から、唐突に「悪法」などという議論を持ち出す事は無意味である
ばかりでなく、徒に議論を混乱させるものだと言えるとおもいます。

-- 
稲川 史(ふひと)
  http://www.za.ztv.ne.jp/fuhito/
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