Re: 「解釈」について
Keizo Matsumura wrote:
>>違うんですよ。法規と言うのは規範そのものではない。法規から規範を読み取
>>る
>>ものです。言い換えると法規は規範をもとに、禁止あるいは命令等をしている
>>わけであります。
>>
>>
>
>法規は規範ではないのですか?
>道交法 第*条 人は右側をあるかなければならない。(取意)
>これは法規であり、規範でしょ。
>
>
辞書によりますと、あなたの仰るように、「法規範…」をさす、と言ってますね。
そうしますとぼくの誤りかな。ぼくは「法規」を条文と同じに考えていたようで
す。法規はそれとは違うようですね。あなたの仰るのが正しいような気がしまし
た。法規が存在する場合には法規は規範だとしようとぼくのように考えようとま
ったく同じこと。そういう意味ではぼくのいうように、「法規と言うのは規範そ
のものではない」とすることはそもそも実益がないわけですね。なお、考えてみ
ます。
自分が「法規と規範は違う」とした理由は、法規がなくとも規範は存在し得、こ
の規範の性格を動かさずに法規が存在する場合も捉えようとしたため、法規自体
とは区別するべきではないか、と考えたのでした。
>>法律でも裁判所規則でも行政機関の発する命令でも総て成立した途端に国民
>>は当然読んで知っておく。内容も
>>殆
>>どを知っておく。これを知らないのは行為者が悪い。こうすると理屈上はかな
>>り
>>すっきりした説明がで来そうな気もしますがねえ。
>>
>>
>
>いま、そうなっているとおもいますが。
>
>
例えば道路交通法(免許取得のとき法規も学習する)だけではなく、その他の行
政刑罰法規一般にも同様である、とした時は、実際はそのような刑罰法規が存在
することなど知らない場合が多いのに、知っていると見なされることになる。こ
の時は、「法律の不知」の問題も起らず、錯誤の問題も起こらないことになるの
ではないか。
>>>分けて論じてももちろんかまいませんが。一緒でもいけなくないでしょ。
>>>
>>>
>>>
>>>
>>駄目です。「一緒」の意味にもよりますが、「裁判規範は」個々の裁判の規範
>>では
>>ないのです。ある一つの裁判がその規範と違った判断をしたからと言って「規
>>範が
>>働いて無い」わけではないのです。
>>
>>
>
>裁判官がミスをしないのでしょうか?
>
人間だからするんじゃないでしょうか。法令の適用の誤りの問題となるでしょう。
>>裁判されたことがあると言ってましたが、どんなことだったんですかね?
>>
>>
>
>マンション関係等でもう20年以上、数十件処理しました。口頭弁論は数百回出
>席しました。
>いま2件進行中。すぐに別2件始まります。
>
>まつむら
>
すごいですね。生きた法のただ中にあるわけですね。いろいろ教えていただきた
いと思います。
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