mac-inです

seiwa-ssさんは<dbie6c$oo4$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>に
お書きになりました。

> > その「不公平感」って、どういう不公平感ですか?
> >
> > 私が税の目的として挙げている、子育ての費用を払っている人と払っ
> > ていない人の不公平ではありませんよね。
> 
> 「子育ての費用を払っている人と払っていない人」の不公平の話です。産みたくても
> 産めない人と、裕福で生める人との間で不公平感が生じると、繰り返し書いています
> が。「産みたくても産めない人」の集合が「子育て費用を払っていない人」の集合と
> 重なります。「裕福で産める人」の集合が「子育て費用を払っている人」の集合と重
> なるでしょうに。

重なりません。
それは単なる裕福な人とそうでない人の話に過ぎません。
別々の不公平を同一視していては、裕福でも産みたくない、産まない
人への対策をすることができません。

> > まぁそれよりも、真っ当な働き口を手に入れるなり、その他の方法で
> > 、生活の安定を得ることを考えるほうが先でしょう。
> 
>  ていうのがどういう状況なのかわかっていますか? 要は「妊婦に(産みたければ)
> 無理を強いろ」と言っているのと同じなんですが(※)。

まるで違います。
自分の欲求が満足されないからといって、我が侭を言うものでは無い
ということです。

シングルマザー(ファーザーでも)を目指すなら、経済力に留まらな
い相応の力が必要でしょう。
困難なことを目指しておいて、出来ない、何とかしてくれ、と不平を
言っても、誰も助けてくれなくて当たり前です。

私など、自分に出来ると思えませんしね。
親に頼るか、いなければ親戚その他、使えるものは何でも使うことを
考えますね、私なら。

勿論、そういう困難な状況に陥ってしまう、やむを得ない特別な理由
があるなら、ある程度は助けてくれる制度がたぶん存在するでしょう。
無ければ作る話をしてもよい。でもそれは別に検討するべき問題。
このスレッドで話すことではない。

>  まっとう云々なる言い方が「労働者を待遇で差別している」んですが。別に本筋
> じゃないからいいです。でもあえて言わせてください。
> 
>  労働形態と少子化は別の問題じゃあ、ないんです。なぜなら、子供を産むのに適し
> た年齢の女性層に、非正規雇用労働者が集中しているから。

子供を産むのに適した年齢の女性層に、非正規雇用労働者が集中して
いるのは、当たり前です。

夫婦で生活している場合が多く、一人目が生まれる頃に会社を辞めて、
最後の子(一人だけかもしれないけど)がある程度手がかからなくなっ
たらパートなどに出る、っていう人達が結構な割合でいるからです。

(もちろん正規雇用のままで産休、育休に入る人達もいますけどね)

> > 真っ当なところで給与所得者として働いているなら、出産手当金とい
> > うものがあります。これは結構大きい。
> 
>  まっとうな会社だからと言って出しているとは限りませんが、まっとうな自治体な
> ら出ます。よく調べてみてください。

会社が出すのではありません。自治体から出るのでもありません。
健康保険(や共済)から出るのです。
(自治体等に勤めていれば、共済から出る)

>  単に「産んだほうが得をする」と言うのだけなら、フランスがやっている政策(産
> んだ人数分だけ、年金をはらわなくても支給する)を実施してみては? このおかげ
> でフランスは生涯出産人数が向上したらしいですし。

これはいいかもしれませんね。

子を産み育てない人が、産み育てる人よりも、より多く支払う制度
ですから、税か年金かという違いはあるにせよ、基本的に、
子供造らない税とあまり変わらないと思いますけどね。
-- 
mac-in@横浜