河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <060225154921.M0115178@utogw.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp>, kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp writes
>   その通り。だから、並列実行のメカニズムを特定した上で抽象化する
> ことはできると思っているわけです。

特定しちゃうんですか? なんか、どうも「実装の数だけメカニズム
があるんじゃないの?」って気がするんだよな〜

(Processで)fork/lock で書いてあったり、(Threadで)thread/mutex/
condtional variable で書いてあったり、(Javaで)synchronized 
で書いてあったり、はたまた、distributed shared memory で、hogehoge
consistency だったり。MPIでバリアって、それって、逐次で計算
するつもり? みたいな... 

この状況で「並列実行の抽象化」ってどうすればいいんだろう?
どっかで間違った方向に行ってしまった気がする。なんか、もっと
少数の primitive を覚えれば良いって方にならなかったのかなぁ。

Hardware design の方だと clock で制御されているので比較的楽
なんです。Flip flop とか arbitor ですむので。

>   いやもちろん、予想通りの回答ですよ。で、できるかできないかはま
> だ分からないと私は思っている。はっきりしていることは、データの抽
> 象化だけやって同期を置き去りにしたら駄目。それは河野さん言うよう
> な状況になっちゃうから。データと同期を一緒に抽象化する方はまだちゃ
> んと追求されてないというのが私の考え。

それは、その通りですね。お互い頑張りましょう。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科