青龍 wrote:
> 靖国神社参拝は「断固として変えない」
> http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040901k0000m010157000c.html
>  これによると靖国参拝は「自分の政治信条だから断固として変えない。」

というような信条を持つ人が多く集まった政党が自民党ですから、その中で多く
の支持を得ようとすればそれにそった行動を取らざるを得ないというあたりが
「構造」的なわけです。

> "Kaz Hagiwara" <kazhagiwaraspamfree@yahoo.co.jp> wrote in message news:2pjoo0Fj497dU1@uni-berlin.de...
>>自民党政権内部では首相は靖国神社に参拝せざるを得ないような構
>>造があり、八月十五日を避けてであれ、一月に初詣だとことわった
>>上でであれ、どういうわけか参拝せざるを得ないらしい。

最初8月15日の参拝を宣言していた小泉首相が、上記のような妙なこだわりを
示すのも、「自分の信条だから」と言わないと党内政治的におさまりがつかない
ような部分があるからだと察します。そんなに「断固」とした個人的信条なら別
に8月15日に参拝すればいいわけです。それをのらりくらり逃げながらそれで
も参拝するというあたりに、それが「避けられない」ものであることが暗示され
ています。

>  自民党政権では首相が靖国神社への参拝を続けていますが、これ
> が政権の構造上不可避であるのかは少し疑問です。

クリスチャンだった大平首相でも参拝していますからねえ。しかもA級合祀後初
めて参拝した首相がこの人でした。その理由ははっきりわからないものの、やっ
ぱり「避けられなかった」んじゃないでしょうか。


>  また、靖国参拝停止と対米関係の維持が両立し得ない関係にある
> というのにも少し疑問を感じます。

いや、対米政策と靖国参拝はまったく無関係の別個の問題です。別に関連付けて
両立しないと言ったわけじゃありません。ただ、対米関係を追従型でうまくやっ
てきた政党の首相がたまたま靖国神社を参拝することになっているというだけの
ことです。そして、米国追従型でない政策を持つ政党は、なぜか靖国神社にも否
定的であるというのも単なる偶然でしょう。民主党が政権を取ったらどうなる
か? そういえば、公明党は靖国参拝反対でしたか。


萩原@グリフィス大学