晴れの日が続くと、南関東の冬だなあって思いますね。何時の間にか、小金井公園も紅葉が綺麗になっています。
昼過ぎにホ○○○で出掛けます。鈴木街道、五日市街道の経路で吉祥寺へ。ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺でFUJIFILM X MOUNTのレンズを見て回りました……沼に填まることが明白だから、レンズ交換式カメラに手を出すのは避けたいんだけどなあ。実際、カメラ単体でも高いのに、レンズも10万円単位になってくるし……。でも、店頭展示されていたレンズのうち、XCズームレンズのひとつが電動ズームだと判明したので、間違ってこれを買わないようにしようと気を付けることができました。レンズのカタログを入手して撤退。
アニメイト吉祥寺PARCOにて、
以上購入。今回は初めて、発売情報を即時メモした上で、店に来てから当該品を探すという行動に出ました。……いや、そのくらい当たり前だろうと思われるでしょうが、従来は脳内で全部憶えていられたんですよね……。どうにも買うものが増え過ぎて、既に買ったものを忘れて重複購入してしまうことがちょくちょくあって……。
さて、秋葉原UDXの比内やが消滅してしまったので、今日は吉祥寺のひないや(こちらは店名が平仮名)に来ました。むしろこれが今日の主目的だったりして。前に夜来た時は満席だったけど、今日はすんなりでした。最近焼鳥食べたい気分なので……と言いつつ、昼メニューだと焼鳥は出てこないんですけどね(注文は可能そうな気がするけど、厨房の準備ができていなさそう)。
ルーエにて、
以上購入。ちょっと最近溜め気味なので、近々まとめて消化せねば。
さて、吉祥寺で終わりではありません。五日市街道、青梅街道、税務署通り、明治通りと通って、新宿三丁目の歩道上駐輪場に入ります。で、新宿バルト9にて。
おジャ魔女どれみ20周年記念劇場版。スタッフ・キャストともに再結集だそうで、リアルタイム視聴者としては見逃せませんね。と言っても、私がリアルタイム視聴したのは「も〜っと!」の8話くらいからで、再放送で補完したのも無印の終盤と「♯」全話です。つまり無印はほとんど観ていなかったりします。「ナ・イ・ショ」も第1話しか観ていないし、小説「16」は20までの全10巻を揃えましたが途中で積んでしまっています。せめて小説くらいは消化したいですね……。
で、本作は、どれみリアルタイム主ターゲット世代の女性達……27歳のミレはともかく、22歳のソラや20歳のレイカはちょっとずれていますが、ミレも当時は米国在住でDVD視聴だったということですし、レイカも再放送視聴だそうですし、許容範囲です。ともかく「どれみで育った、今は躓いている女性」3人が、どれみで繋がる縁により友人になり、遊んだり笑ったり喧嘩したり仲直ったりしながら、互いに背を押して一歩前に歩き出す話。
この3人がMAHO堂のモデルとされる洋館で出会うところから始まります……1人くらい男性ファンが入ったらどうなっただろう、と即座に考えてしまいました。だから後で大宮さんが登場した時は、上手く主役と切り離したな、と考えたものです。ソラと同じ22歳とはいえ、主ターゲットではない視聴者ですからね。語り手にはできない、けれど存在は無視できない、という立ち位置です。これが男性ファンがいない(無視できる程度しかいない)作品だったら、ミレの後輩の矢部君くらいの立ち位置の人物として登場したんじゃないかな(で、矢部君が出番無くなる)。
ソラがどれみ派、ミレがはづき派、レイカがあいこ派、大宮さんがおんぷ派、という形になっていたのも、初期メンバーを主役3人に割り当てて、遅れてMAHO堂に加わったおんぷを少し離れた立ち位置の大宮さんに割り当てる、ということで適当です。が、これによってももこ、ぽっぷ、ハナちゃんが割を食うことになりましたね……。まああまり人数を増やし過ぎてもとっ散らかるだけなので、仕方がないことではありますが。ただ、水野はぽっぷ派なので ← マジです。続編「おジャ魔女ぽっぷ」を本気で期待していましたし、「ビビッドレッド・オペレーション」が石毛さん主役じゃないかと思って「ピピットプリット・オペレーション」と言い張りましたし ← これもマジです。
おジャ魔女声優達がモブであちこちに出ていることは気付いていました。パンフレットによると、お好み焼き屋の常連客(宍戸さん)、レイカにぶつかる少年(宮原さん)、魔法玉を蹴り飛ばす女子高生(松岡さん&秋谷さん)、野球の応援(宍戸さん)、柵を乗り越える酔っ払いを避ける親子(千葉さん&石毛さん)。ついでに居酒屋の店員(脚本・大和田氏)。……う、宍戸さんの2役は気付いていなかった。千葉さん&石毛さんはまんまだから解りやすいですが。
ところで、これ突っ込まない訳にはいかないでしょう。レイカのフルネームは川谷レイカですが、離婚した父親の名前は玉木哲司。離婚前に夫婦どちらの名字を名乗っていたのかは判りませんけど、もし父親の名字を名乗っていた(離婚によって川谷姓になった)のであれば、幼少期のフルネームは「玉木レイカ」ってことになるんですよ……!? 他にこんな名前の符合が見られるキャラクターはいないので、何かこじつけを考えたくなりますね。魔法玉がリュックに入った妹は「エリカ」だったりしません?
イレイナさん(小)がかつて読んだ「ニケの冒険譚」で、一番影響を受けた話に登場する、壁の国。「だがこの壁はあまりにも味気ない」という訳で、旅人の壁グレープ味です(違)。旅の魔女ことニケが提示した、宣伝媒体としての壁。旅人にも文才の無い人だっていたでしょうにねえ。でもとにかく数があれば良いんだってことにして、「壁の向こう側には既に多くの旅人が訪れた跡があったわよ」と言いながら壁の向こうに行く(^^;;; ニケの所業がはっきり描かれたのは今回が初めてかな? 実にイレイナさんはそっくりな訳です。
サヤさんの場合……あれ、フラン先生(若)は出番カットですか。その代わり、今回も筋肉の人が出ますか(^^;;; 「我が筋肉と同じく素晴らしい国であった」なんでこんなに存在感増してるんでしょ。それはさておき、「最近はブームも下火でなあ、新しいアイディアが欲しいのだ」魔女様頼みなのですね。サヤさんもしっかり両側の国から依頼を取っているし。というか、ニケの時と同じく、どちらの国も同時に不満を持ち、同時に依頼を出したってことでしょうね。で、サヤさんが刻む「イレイナさんイレイナさんイレイナさんイレイナさんイレイナ」途中で制止されたから最後は呼び捨てになる訳ですが、「そのルールですけど、今日から変えてみたらどうです? 今日からこの壁はこの国の人も刻んで良いことにするんです。この壁を作ったのは貴方たちなのでしょう、だったらこの壁は貴方たちの壁でもあるのじゃないですか」もともと大したルールという訳でもないですからねえ。宣伝がマンネリ化したらやり方を変えるのは当然です。でも、変えたやり方も深い考えがあった訳では無く……(^^;;; ところで、サヤさん登場時の叙述トリック(誕生日ネタでやった奴)がアニメで再現できないのは仕方ないですけど、筆跡からニケ……というかイレイナさんの母であることを察知する異常な目聡さも再現できなかったんですね……。
満を持して、イレイナさんの場合。「……無いじゃ無いですか!?」ベ○リンの壁崩壊ー。「「旅の魔女どの、十数年ぶりだな!」」「……顔立ちがあのときより幼くなっておる」「よく見たら胸も小さくなっておる」ここは正直者の国では無いですよね!? この国の人々が壁に文字を刻むようになって以来、恥を掻き捨て(書き捨て)られる旅人と違って自分の一時の感情が常に目につくようになってしまい、遂に壁を破壊してしまうようになった頃には、もう反対側に住む人たちへの憤りなどどうでも良くなっていました……「壊す前の壁って、どっちの方が多くの褒め言葉が刻んであったのですか?」「「同じじゃよ」」ということで、同族嫌悪と意気投合は壁よりも薄い紙一重だったという話でした。イレイナさんが買った記念瓦礫に刻まれていた文字は「イレイ…」壁崩壊の切っ掛けになった、記念すべき文字(の一部)ですからね、貴重ですね(^^;;;
「葡萄投げ祭りってどうして始まったの?」「昔、昔の話で、この村がまだあっちの村、こっちの村に分かれて喧嘩ばかりしていた時のこと」また分断国家の話。しかし今度は、実にしょーもないことで分断していた村なのでした。葡萄酒が名産の「こっちの村」と「あっちの村」。「初めて飲むお酒なら、美味しいものにしたいので」地形や土壌も分断されているということではなく、単に道を挟んでこっちとあっち、というだけですから、文化=技術レベルも同等なら、品質も一緒でしょう。ならば何が違うのかと言えば、「あっちの村の葡萄踏み乙女、ローズマリーちゃん」フェティシズムというものだと(^^;;;
「めんこい乙女に葡萄をふみふみさせれば我々は勝てるのである! ……皆の衆、魔女様がふみふみしてくれることになったぞ!」男衆と女衆の温度差が酷い(^^;;; イレイナさんに怨嗟が集まらないあたり、男衆のどーしよーもなさはよく理解されているんでしょうね……。そしてそこに、わざわざ挑発に現れるローズマリーちゃん。既に少々年嵩のような感じですが、こっちの村においても根強いファンが多いようで「ラベルにサインして差し上げてもよろしくってよ」それで良いのか村長(^^;;; ローズマリーちゃんに散々罵倒されたイレイナさん、「村長さん、私、やります……ぶどう踏みの乙女を!」その憤怒の形相をラベルにするんかい(^^;;;
まる一日葡萄を踏み続けて、できるのは樽半分くらい。「ローズマリーちゃんはそれほど沢山の葡萄酒を作るために、朝から晩までふみふみしている訳ですか? おかしくないですか?」電子レンジで沸かしたお湯を混ぜて電気風呂と呼ぶ両津勘吉のようなものですね……いや、あっちの村の場合、多分もうローズマリーちゃんは一つも自分ではふみふみしていないでしょう。「なんということじゃ……ローズマリーちゃんがふみふみした葡萄酒じゃなかったということか……」産地偽装していたことそのものより、自分が後生大事に抱えている葡萄酒が偽装の産物だったことの方がショックなようで(^^;;;
「ローズマリーちゃんに文句を言うな!」あっちの村にとっても扱い辛い人っぽく見えたけど、ファンとはそういうものなのかもしれませんね……(^^;;; 罵倒合戦から葡萄投げつけ合いになり、酔ったイレイナさんがガトリング葡萄砲をぶちこんで、「全員、葡萄の弾丸を喰らって、気を失った……そして目覚めると、もう魔女様は姿を消していてな。それが葡萄投げ祭りの始まりじゃ。良いストレス発散になっての、収穫時期の恒例行事になったのじゃ」何度も言うけど、それで良いのか村長も村人も(^^;;; 「ローズマリーちゃんはどうしたの?」「それはな……いや、その話はまた今度じゃな」今も葡萄をふみふみしております。「本当に良い感じに熟したの。いくつになってもそそるわい」ええと、少年は村長を「おじいちゃん」と呼んでいますが、そこのローズマリーちゃんが母親だとは言ってませんよね。村長、本当にローズマリーちゃんと再婚したですか……? ここもまた、原作を超えてきましたね……。少年がスレていないことも含めて。