wacky <wacky@all.at> writes:

> KGK == Keiji KOSAKAさんの<m3tzzspgip.fsf@orie.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>>wacky <wacky@all.at> writes:
>>
>>その投票する権利なるものが漠然としてるから、well-definedな定義になりそ
>>うなものを持ってきたんだけどね。
>
> これ以上も無いほど明確ですけど?
> 1. 参加者に投票権があることはNGMPより明らか
> 2. 投票権が制限可能であることの具体的根拠は何ら示されていない
> ですから。

「投票権」を説明するのに「投票する権利」を持ち出して、「投票する権利」
を説明するのに「投票権」を持ち出すんじゃ、トートロジーですね。

>>「投票する権利はあるけど、どうやって投じても無効票になる」という状態を
>>「投票権がある」と言っていいんですか?
>
> #たとえば、wackyは選挙権を持ちますが白紙投票すればそれは無効票になり
> #ます。文字通り「投票権はあるけど投じた票は無効」なわけ。

それは、形式に従わないからですね。
私の言ってる投票権で説明のつく話です。

> 「どうやって投じても」って何?

<m34prw4jf7.fsf@orie.rlss.okayama-u.ac.jp> で紹介した例なんかは、まさ
にそうですね。

hoge以外の人も投票する権利があるけど、有効なのはhogeの人の投票だけって
パターン。
hoge以外の人にもwacky流投票権はあるけど、普通のセンスでは「投票権はな
い」とするところ。

>>最後まで読んでくれれば分かったはずだけど、上述の「投票権」の範囲では制
>>限はなさそうですね。
>
> なら、「早計」でも何でもないじゃん。

ああ。導出過程というものがまるで分かってないんですね。
導出過程ってのは、「ここまでのところで確実に言えるのは何か」ってのを常
に意識しとくものです。結果的に大丈夫だったからといって、早い段階で決め
つけてよいわけではない。

>>手段に関わる制限も、その文に記述された以上のものはない。
>>形式に関わる制限はその後にある。
>># けど、どのような形式かは規定がない。
>
> どのような形式にせよ、上述の「投票権」を阻害できないことは明らかでしょう。

それは、NGMPの規定ではありません。
また、それほど「明らか」というわけでもありません。
# 実際、メールアドレスを晒したくない人の投票権も、記名したくない人の投
# 票権も、ある意味、阻害してますよね。

>>あたりまえですね。名簿の形式のことなんか、誰も持ち出してません。
>
> では、「名簿にないから無効」は無理でしょうね。

という観点から出たのが、池田さんの補正案。

>>で、その形式をどのように決めるかはNGMPには(おそろしいことに)全く何も規
>>定されていない。
>>ということは、「投票用紙にクイズの正解を記入すること」としようが「投票
>>用紙に割り振られたIDを記入すること」としようが、NGMP違反にはならないと
>>いうことです。
>
> それは自由かもしれませんが、流石に「クイズに不正解だから無効」は無理が
> あるでしょう。「ID間違い」は要調査ってとこか。

「無理がある」と考える根拠が何であれ、「NGMP違反だから」というのは言え
ないわけ。

>>だから、「そのような形式は不適切である」と指摘したいのなら、NGMP違反の
>>線ではなく、別の観点から指摘する必要があるわけ。
>># なのに「NGMP違反」にこだわると、説得力がなくなる。
>
> 残念ながら、wackyがNGMP違反と言っているのは「投票の有効性」ではなく
> 「投票権」の方です。

wacky流投票権は阻害してないですよね?
名簿に載ってなけりゃ投票するなとは、誰も言ってないんですから。

普通の意味の投票権は、

>> ・指定された手段を使って指定された形式で投票すれば、それが有効票になる
>>   という権利

というものだと思うけど、それだと形式を工夫すれば実質的に久野さんの案が
実現できそうだってのが、池田さんの補正。
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KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK