阿部です。

In article <40fd5fe3.8600%szk_wataru_2003@yahoo.co.jp>,
 SUZUKI Wataru <szk_wataru_2003@yahoo.co.jp> wrote:

> >> 新聞用語の間違いの例としては
> >> 「拘置」「(刑事事件における何某)被告」などがあります。
> >
> >拘置って、勾留の書き換え、言い換え語にしているんですよね。
> 
> これは元々「勾の字が漢字制限に引っかかる」せいです。

常用漢字表外字ですね。

> しかし、最近漢字制限の馬鹿馬鹿しさに気付き始めたせいか、朝日は確か数年
> 前に「拘置」という表現をきちんと「勾(こう)留」に代えたと思います。
> 毎日は相変わらず「拘置」と言っています。

いま手許には毎日と共同通信の用語集しかないですが、共同も
「拘置」に書き換えることになっています。

法律の方が字や語を変えた例もあるので、SUZUKIさんは「馬鹿
馬鹿しさ」「きちんと」という書き方をしていますが、必ずしも
そうとは言い切れないでしょう。

> ……国家試験じゃむしろ持ち帰りを認めた最近の方が漢字制限に厳格になっ

こちらは最近とのことなので質問ですが、法律に詳しい人が解釈
すると、常用漢字(表)がいくら「目安」とうたっていても、
やはり「制限」ということになるのですか。

-- 
阿部圭介(ABE Keisuke)
koabe@ps.sakura.ne.jp (NetNews用)
関心 ・専門分野 :
 新聞学(ジャーナリズム、メディア、コミュニケーション)