! "<41c4da49$3$974$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>" という記事で
!     Sun, 19 Dec 2004 10:34:06 +0900 頃に wacky  さん は言ったとさ:

> 最早smokingでもなんでもない…

そりゃあ、唯一smokingネタに戻る道だった正当と不当の議論を誰かさんが捨
てちゃったからねえ。

> KGK == Keiji KOSAKAさんの<cq12f9$fp1$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>> ああ、言葉の意味を知らないんですね。
>> 今は、命題の裏とか逆とかを相手にしていますから、当然、命題論理学の話を
>> してるわけです。
>> 命題論理学では、「PならばQである」というときの、PやQも命題と言います。
>> 例えば、「犬である」というのは命題です。

> 「犬である」が命題であることは「犬」が命題であることを何ら保証しませ
> ん。というか「犬」は命題ではありません。

もちろん、そうです。
そして、「犬ならば哺乳類である」という命題は、命題論理学的には、「犬で
あるならば哺乳類である」の省略として捉えられます。
っつうか、「犬ならば哺乳類である」を複合命題として扱おうとすれば、それ
以外にない。

wacky氏は、いつも、無自覚に言葉を省略して、その表現に自分の理解を引き
ずられちゃうから、分かんなかったかもしれないけど。

> つまり「PやQも命題と言う」は間違いで「命題Pや命題Qも命題である」がよ
> り正確であると言えるでしょう。。

PとQが命題のときに限って、「PならばQ」は複合命題になります。
で、「ならば」で継いだ複合命題じゃなきゃ、逆とか裏とかは作る意味がない。

>>> あのね、^_^;
>>> 取り得る組み合わせの一つが「存在しない」という前提を勝手に付け加えるこ
>>> とは、即ち「取り得る」という元々の前提を「取り得ない」に変更することに
>>> 他ならないでしょ。
>> 
>> 取り得る組み合わせの全てが存在するという前提はないでしょ?

> 常識的に考えれば「取り得る組み合わせの全てが存在*しうる*」という前提の
> 存在は明白でしょ。

つまり、「犬であり哺乳類でもある」、「犬ではなく哺乳類である」、「犬で
あるが哺乳類でない」、「犬ではなく哺乳類でもない」の全てが存在しうるの
が前提なんですね?
普通、成り立たんだろう、そりゃ。

そもそも、wacky氏が持ち出した、

<40f95a1e$5$19845$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>:
| Date: Sun, 18 Jul 2004 01:55:58 +0900
|
| 10円玉で「数字が書いてあれば裏」は「数字が書いてある面とない面」と
| 「裏と表」のそれぞれ2値なので「数字が書いてなければ裏ではない」は成り
| 立つ。

にしたって、「数字が書いてある表」と「数字が書いてない裏」は存在しない
んでしょ?
それは、論理が成り立たない世界なんですか?

>>> 一旦、「手の甲側か平側か」を認めた以上、「色と形や、哺乳類と犬では、お
>>> かしくない」ことの根拠の提示と説明が必要となるでしょう。
>> 
>> 何故?
>> あるケースでおかしいことが、全てのケースでおかしいことを示すわけじゃな
>> いよね。

> あるケースでおかしいことを認めた以上、他のケースでもおかしい可能性があ
> るわけです。この段階で既に無批判に正しいものとして扱うのは不適切。

「哺乳類と犬」では、おかしくないよね?

>> 論理的な推論ってのは元になる命題の真偽から複合命題の真偽を推論すること
>> であって、元の命題の真偽が変更されれば結果も変更されるかもしれないって
>> のは、当然の話ですね。

> んだから、*恣意的な前提からは恣意的な結論しか導き出されない*のが当然の
> 話だよね。

それは、前提の是非であって、論理展開の是非じゃないよね?
今だに混同してる?

で、命題論理学では、PやQが真偽のいずれかであることのみを使って、その内
容が何であるかに左右されないってのは、まだ理解できない?

その命題論理学で「Pは二値の何れかを取る」「Qは二値の何れかを取る」って
前提に何か意味があるんですか?
-- 
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK